「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

単発 - 子供狩り

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
公園に変な子供がいる。
時計を見ると丑三つ時だった。子供が出歩く時間じゃあない。
ちょっとした散歩ができる広さのある公園だ。夕方からずっと迷子になってる可能性も考えてみた。
「……無いな」
「どうしました?」
まあ、こんな時間に公園で、黒服きた男といる俺も変だよな。
「餓鬼がいるんだよ」
「はい?……ああ、契約者のようですね」
契約者?そういや、赤い布をマントみたいに身体に巻き付けてんな。赤マントか。
「なぁ……良い?」
俺の質問に答えず、黒服はiPadみたいな物を弄りだした。
この黒服、何考えてんのか分かんなくて苦手だ。
前の黒服は組織の為なら何でもするって感じの過激な感じだったし、その前はそもそも感情なんてなさそうだった。
こいつは、なんか「どうでもいい」って感じだよな。よく分からんけど。
「良いですよ」
「あ?」
「良いですよ。何処にも所属してない、フリーの契約者のようですから」
「さいですか」
よく分からん奴だけど、俺の好きにさせてくれるから嫌いじゃない。苦手だけど。

「こんばんは、坊や」
携帯電話を動画撮影モードにして、子供に向ける。
「うわぁ!……あ、ぁ、びっくりした……」
驚かせてしまったらしい。そんなつもりは無かったんだがな。
「ぁ、えと、こんばんは。ど、どちら様、でしょう……?」
「組織」
「っ……」
俺が組織と言っただけで、子供の目に警戒の色が浮かぶ。
こんな子供でも知ってるとは、どれだけ嫌われてんだよ。
「あ、の、何の用でしょうか。僕、何もしてませんよ?今だって、悪い都市伝説を捜してるだけで……」
「あー、いや、君が何してるとか、興味ないから」
俺がそう言った時、子供の右手の人差し指が、落ちた。
「…………?…………へ?………………痛い?」
何が起きたか子供が理解する前に、次は中指が落ちた。
「っ!?」
そうして、ようやく攻撃を受けている事に気がついたらしい。
子供は反撃にでようとして、
「あ、じっとしてて」
両足が、スッパリと切れ、落ちる。
「スナッフフィ~ルム~ ♪」
子供の身体があちこち切れ、無惨な死体になってゆく様を、俺の都市伝説『スナッフフィルム』で撮影する。
「な…………ん……で、……」
「俺、餓鬼が嫌いなんだよね。都市伝説とか契約者だとかは、特に」
俺の両親を殺した契約者は、餓鬼だったから。
この世界じゃ、見た目が餓鬼だからって、中身も幼いとは限らない。
その姿で何十年と生きている、気持ちの悪い化け物がいる。
自分は無害ですよという顔で人を殺す化け物がいる。
だから、
「疑わしきは、罰せよってな」
「      」
子供から返事はない。首切れてるから当たり前だけどな。
「終わりましたか」
気がつくと黒服が隣に立っていた。
「それでは、任務の話に戻りましょう」
子供のバラバラ死体を見下ろし、何も言及しない。
子供は、悪さをしていた契約者だった事にされ、処理される。いつもの事だ。
「次の任務の対象も、餓鬼?」
「そうですよ」
それは、楽しみだ。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
記事メニュー
ウィキ募集バナー