今、世界は滅亡の危機にあった。
数々の仲間達は死に、もはや戦えるのは俺しかいない。
これが一体の都市伝説の仕業だというのだから、驚きだ。
しかも、「1999年の恐怖の大王」とか「マヤカレンダー」みたいな世界が滅亡する系の都市伝説じゃあない。
今、俺の前にいるのは「赤い部屋」だった。
今、俺のパソコンには真っ赤画面と流れる文字。俺とともに何体もの敵を倒した仲間達の名前。
俺は、このまま黙って死ぬつもりはない。俺だって、契約者なのだ。たとえ世界で最後の一人になったとしても、戦わなければならない。
敵はパソコンの中の「赤い部屋」だ。相手にとって不足なし。
「さぁ、勝負を始めよう」
俺はUSBメモリをパソコンに突き刺す。
すると、赤いモニターにいくつものウィンドウが出ては消えていく。
サイバー空間から来る敵にはサイバーに対処すれば良い。
俺の都市伝説は「コンピュータウィルスはセキュリティ会社の自作自演」だ。
目の前のパソコンでは、今まさに、「赤い部屋」と俺のコンピュータウィルスが戦っているのだ。
そして、ついに、決着がついた。
俺のパソコンはもはや赤い画面など映してはいない。
何人もの仲間を屠った都市伝説は退治され、世界は救われた、はずだ。うん、運営のとこにはいってないはずだし。
一息ついた時、俺の部屋の扉がノックされた。
「たかし君……あのね、今日……クリスマスだし、家族みんなで…………その」
「うっせぇ、婆!入ってくんじゃねぇぞっ!!ぶっ殺すぞ!!!」
「ぁ……ごめんね。……ごめんね」
……扉の外の気配は去った。
こうして、俺の活躍により、世界は救われた。
モニターの向こう、歴戦の勇者である俺のいるネットの世界と、ちょっとふくよかな俺のいる、この6畳の部屋。
俺の世界は、救われた。
数々の仲間達は死に、もはや戦えるのは俺しかいない。
これが一体の都市伝説の仕業だというのだから、驚きだ。
しかも、「1999年の恐怖の大王」とか「マヤカレンダー」みたいな世界が滅亡する系の都市伝説じゃあない。
今、俺の前にいるのは「赤い部屋」だった。
今、俺のパソコンには真っ赤画面と流れる文字。俺とともに何体もの敵を倒した仲間達の名前。
俺は、このまま黙って死ぬつもりはない。俺だって、契約者なのだ。たとえ世界で最後の一人になったとしても、戦わなければならない。
敵はパソコンの中の「赤い部屋」だ。相手にとって不足なし。
「さぁ、勝負を始めよう」
俺はUSBメモリをパソコンに突き刺す。
すると、赤いモニターにいくつものウィンドウが出ては消えていく。
サイバー空間から来る敵にはサイバーに対処すれば良い。
俺の都市伝説は「コンピュータウィルスはセキュリティ会社の自作自演」だ。
目の前のパソコンでは、今まさに、「赤い部屋」と俺のコンピュータウィルスが戦っているのだ。
そして、ついに、決着がついた。
俺のパソコンはもはや赤い画面など映してはいない。
何人もの仲間を屠った都市伝説は退治され、世界は救われた、はずだ。うん、運営のとこにはいってないはずだし。
一息ついた時、俺の部屋の扉がノックされた。
「たかし君……あのね、今日……クリスマスだし、家族みんなで…………その」
「うっせぇ、婆!入ってくんじゃねぇぞっ!!ぶっ殺すぞ!!!」
「ぁ……ごめんね。……ごめんね」
……扉の外の気配は去った。
こうして、俺の活躍により、世界は救われた。
モニターの向こう、歴戦の勇者である俺のいるネットの世界と、ちょっとふくよかな俺のいる、この6畳の部屋。
俺の世界は、救われた。