「不幸の一日」
今日はこの作品一、不幸な青年月梨不幸の一日を紹介しよう
不幸「ふぁ…。もう朝か…」
まず彼の一日は、目を覚まし…
不幸「起きようk…ってGKBR!?」
天文学的確率で、彼の口めがけて落ちてきたGKBRを…
不幸「危なっ…!」
避けるところから始まる
不幸「とりあえず朝食だね…」
今現在家にいるのは不幸だけだ。それには深刻な理由があったり、ただ出かけているだけだったりするのだが、そういう重い話はまたの機会に
不幸「さて、パンでも焼くかな…。消費期限は…切れてるし!」
見るとパンの消費期限は切れていた
不幸「仕方ない、買いに行こう…」
そう言って着替え近くのコンビニまで向かう不幸
不幸「あー本当運が悪いな…」
不幸が歩いていると頭上を一羽の鳩が飛んでいた。その鳩が…
不幸の頭に向かって糞を落とした!
不幸「おっと!」
それを避ける不幸
不幸「全く…。あの鳩僕に恨みでもあるのかな…」
そして不幸はコンビニ前の廃ビルまでたどり着く
不幸「ここいろいろ危ないから近づきたくないんだよね…。と、言ってもここ通らないとコンビニに行けないし…」
仕方なく廃ビルの横を通る不幸。すると…
…ガタガタ
ビルの上にあった鉄骨が物凄い勢いで、不幸の頭に向かって崩れ落ちてきた。当たれば確実に死ぬだろう
不幸「うわっ!?」
それをひらりと避ける不幸
不幸「今のは洒落になんないレベルだよ…。何か取り憑いてるのか…?」
そんなこんなで無事(?)にコンビニに到着する不幸。とりあえずメロンパンを買って帰ることにした
不幸「財布は…大丈夫だ。ちゃんとある。前回は落として大変だったから、今回はしっかりしまっておいたしね…」
会計を済まし、帰路につく不幸
不幸「今度こそ無事に帰れたら良いな…。…!?」
ドンッ!
不幸が何かにぶつかった
不幸「危ないな…。今度はいったいなんなんd……! …で、ですか?」
不幸はそこでやってしまった、僕って本当不運だな、と感じていた
「おい、てめぇ…。ぶつかっておいて何だとは何だ?」
「責任取れんのかよ、おい」
「絶対折れたな、こりゃ。治療費いくらだろうな?」
不幸は三人グループの不良…2ch風に言うならばDQN…のリーダーらしき人にぶつかってしまったのだ
不幸「すみませんでした…。お腹が減っていたものでつい…。ごめんなさい、許してください」
一応謝ってみる不幸だったが…
「てめぇなぁ…。『ごめん』や『すみません』で済むなら警察はいらねーんだよ」
「出せるんだよな、治療費。あんな生意気な口きいたんだからな」
やはり無駄だった。そして、袋小路まで連れて行かれてしまった
不幸「…はは、本当アンラッキーだな…」
「今すぐ金払えや。それとも殴られなきゃわかんねーか?」
不良の一人が不幸の胸倉を掴み、言う
不幸「本当すみません。先程朝食を購入したばかりでして。殆どお金が残っていないのです」
「やはり殴られねーと分からないみたいだな」
そういって胸倉を掴んでいた不良が不幸に殴りかかる。が…
不幸「…」
それをいとも簡単に避けてしまった
「てめっ…! 避けんじゃねぇ!」
もう一度殴りかかるが、避けてしまう。何回やっても当たらない
「くそっ! 生意気な! おい、こいつ押さえとけ!」
「おう」
指示され、グループの中で一番がたいのいい男が不幸を羽負い締めにし、先程の胸倉男が殴りかかる!
不幸「危な…ッ!」
だが、不幸はそれすらも避けてしまう
「てめぇ、避けんじゃねえって言ってんだろ! 第一てめぇは羽負い締めにされていた! 避けられるはずが無いだろ!」
不幸「すみません…。僕、何かと不運でして。町を歩くたびにあらゆる災難が僕に降り注ぐんです。
だから、攻撃がどの方向に向かうか、どのタイミングで避ければいいか、避け方はどうか…とか、そういうのが脊髄に染み付いてるんです…」
「わけわかんねぇこと言ってんじゃねぇ!」
そう言って思い切り殴りかかるが、やはり避けてしまう。さらにその拳は勢い余って羽負い締めしてた大男に当たった
「っ…ぁ…てめぇ、誰殴ってやがる…」
「し、仕方ねぇだろ! こいつが避けたんだから!」
不幸への羽負い締めは解け、大男と胸倉男が仲間割れを始める
「てめぇら落ち着け。こいつはこう言ってるが、そんなのハッタリに決まってる。さすがに俺のコイツは避けれねぇだろ」
そういった不良グループのリーダーの手からは何か不思議なエネルギーが溢れていた
不幸「いったい何をする気です?」
「こうするのさ!」
リーダーの手から謎のエネルギーが大量に発射され、不幸が砂煙に包まれる
不幸「うわぁあぁぁああああああ!!!」
「こいつが俺の契約都市伝説、『波動』だ。これだけの波動を受けて唯で済んだやつはいねえ。終わったな」
リーダーがそう言い、勝利を確信する。が、砂煙が晴れると…
不幸「ふ、フフフフフフ…」
無傷の不幸が立っていた
「「「!!?」」」
「てめぇ、何で無傷なんだ! あれは見えねぇ攻撃だぞ! 避けれるはずない!」
不幸「フフフ…駄目じゃないですか…“僕の死体も確認してないのに勝利を確信した”ら…。
それは僕の『生存フラグ』であると同時に、貴方達の『負けフラグ』でもあるんですから…フフフ」
「何訳のわかんねぇことを…! まさかてめぇも!?」
「そう、そのまさかですよ。今のは僕の『一級フラグ建設士』の能力です…。ところで、さっきも言いましたが僕って最高に不幸でしてね…
世界中を探せばもしかしたら僕より不幸な人も居るかも知れませんが…。学校町では5位以内に入れるほどの不幸を自負しているんです。
だって、僕の不幸は…」
袋小路の上のベニヤ板達が倒壊し始める
「てめぇ、何言って…」
複数のベニヤ板が不幸に向かって降り注ぐ。それを不幸がひらりと避ける
「! まにあわねぇ!」
「うわっ!」
「がはっ…」
不幸の傍にいた不良たちは、複数のベニヤ板の下敷きになった
不幸「自分だけでなく、他人も…敵味方問わず。大切な人も、赤の他人も、大好きな人も、大嫌いな人も。近くにいるだけで、巻き込んでしまうんですから…」
そのままさっさと家に向かう不幸。もちろんその間も不幸が降り注ぎ、それを避け続けていった
不幸の不運はまだまだ続く。寝ていても、起きていても。立っていても、座っていても。動いていても、止まっていても…
今日はこの作品一、不幸な青年月梨不幸の一日を紹介しよう
不幸「ふぁ…。もう朝か…」
まず彼の一日は、目を覚まし…
不幸「起きようk…ってGKBR!?」
天文学的確率で、彼の口めがけて落ちてきたGKBRを…
不幸「危なっ…!」
避けるところから始まる
不幸「とりあえず朝食だね…」
今現在家にいるのは不幸だけだ。それには深刻な理由があったり、ただ出かけているだけだったりするのだが、そういう重い話はまたの機会に
不幸「さて、パンでも焼くかな…。消費期限は…切れてるし!」
見るとパンの消費期限は切れていた
不幸「仕方ない、買いに行こう…」
そう言って着替え近くのコンビニまで向かう不幸
不幸「あー本当運が悪いな…」
不幸が歩いていると頭上を一羽の鳩が飛んでいた。その鳩が…
不幸の頭に向かって糞を落とした!
不幸「おっと!」
それを避ける不幸
不幸「全く…。あの鳩僕に恨みでもあるのかな…」
そして不幸はコンビニ前の廃ビルまでたどり着く
不幸「ここいろいろ危ないから近づきたくないんだよね…。と、言ってもここ通らないとコンビニに行けないし…」
仕方なく廃ビルの横を通る不幸。すると…
…ガタガタ
ビルの上にあった鉄骨が物凄い勢いで、不幸の頭に向かって崩れ落ちてきた。当たれば確実に死ぬだろう
不幸「うわっ!?」
それをひらりと避ける不幸
不幸「今のは洒落になんないレベルだよ…。何か取り憑いてるのか…?」
そんなこんなで無事(?)にコンビニに到着する不幸。とりあえずメロンパンを買って帰ることにした
不幸「財布は…大丈夫だ。ちゃんとある。前回は落として大変だったから、今回はしっかりしまっておいたしね…」
会計を済まし、帰路につく不幸
不幸「今度こそ無事に帰れたら良いな…。…!?」
ドンッ!
不幸が何かにぶつかった
不幸「危ないな…。今度はいったいなんなんd……! …で、ですか?」
不幸はそこでやってしまった、僕って本当不運だな、と感じていた
「おい、てめぇ…。ぶつかっておいて何だとは何だ?」
「責任取れんのかよ、おい」
「絶対折れたな、こりゃ。治療費いくらだろうな?」
不幸は三人グループの不良…2ch風に言うならばDQN…のリーダーらしき人にぶつかってしまったのだ
不幸「すみませんでした…。お腹が減っていたものでつい…。ごめんなさい、許してください」
一応謝ってみる不幸だったが…
「てめぇなぁ…。『ごめん』や『すみません』で済むなら警察はいらねーんだよ」
「出せるんだよな、治療費。あんな生意気な口きいたんだからな」
やはり無駄だった。そして、袋小路まで連れて行かれてしまった
不幸「…はは、本当アンラッキーだな…」
「今すぐ金払えや。それとも殴られなきゃわかんねーか?」
不良の一人が不幸の胸倉を掴み、言う
不幸「本当すみません。先程朝食を購入したばかりでして。殆どお金が残っていないのです」
「やはり殴られねーと分からないみたいだな」
そういって胸倉を掴んでいた不良が不幸に殴りかかる。が…
不幸「…」
それをいとも簡単に避けてしまった
「てめっ…! 避けんじゃねぇ!」
もう一度殴りかかるが、避けてしまう。何回やっても当たらない
「くそっ! 生意気な! おい、こいつ押さえとけ!」
「おう」
指示され、グループの中で一番がたいのいい男が不幸を羽負い締めにし、先程の胸倉男が殴りかかる!
不幸「危な…ッ!」
だが、不幸はそれすらも避けてしまう
「てめぇ、避けんじゃねえって言ってんだろ! 第一てめぇは羽負い締めにされていた! 避けられるはずが無いだろ!」
不幸「すみません…。僕、何かと不運でして。町を歩くたびにあらゆる災難が僕に降り注ぐんです。
だから、攻撃がどの方向に向かうか、どのタイミングで避ければいいか、避け方はどうか…とか、そういうのが脊髄に染み付いてるんです…」
「わけわかんねぇこと言ってんじゃねぇ!」
そう言って思い切り殴りかかるが、やはり避けてしまう。さらにその拳は勢い余って羽負い締めしてた大男に当たった
「っ…ぁ…てめぇ、誰殴ってやがる…」
「し、仕方ねぇだろ! こいつが避けたんだから!」
不幸への羽負い締めは解け、大男と胸倉男が仲間割れを始める
「てめぇら落ち着け。こいつはこう言ってるが、そんなのハッタリに決まってる。さすがに俺のコイツは避けれねぇだろ」
そういった不良グループのリーダーの手からは何か不思議なエネルギーが溢れていた
不幸「いったい何をする気です?」
「こうするのさ!」
リーダーの手から謎のエネルギーが大量に発射され、不幸が砂煙に包まれる
不幸「うわぁあぁぁああああああ!!!」
「こいつが俺の契約都市伝説、『波動』だ。これだけの波動を受けて唯で済んだやつはいねえ。終わったな」
リーダーがそう言い、勝利を確信する。が、砂煙が晴れると…
不幸「ふ、フフフフフフ…」
無傷の不幸が立っていた
「「「!!?」」」
「てめぇ、何で無傷なんだ! あれは見えねぇ攻撃だぞ! 避けれるはずない!」
不幸「フフフ…駄目じゃないですか…“僕の死体も確認してないのに勝利を確信した”ら…。
それは僕の『生存フラグ』であると同時に、貴方達の『負けフラグ』でもあるんですから…フフフ」
「何訳のわかんねぇことを…! まさかてめぇも!?」
「そう、そのまさかですよ。今のは僕の『一級フラグ建設士』の能力です…。ところで、さっきも言いましたが僕って最高に不幸でしてね…
世界中を探せばもしかしたら僕より不幸な人も居るかも知れませんが…。学校町では5位以内に入れるほどの不幸を自負しているんです。
だって、僕の不幸は…」
袋小路の上のベニヤ板達が倒壊し始める
「てめぇ、何言って…」
複数のベニヤ板が不幸に向かって降り注ぐ。それを不幸がひらりと避ける
「! まにあわねぇ!」
「うわっ!」
「がはっ…」
不幸の傍にいた不良たちは、複数のベニヤ板の下敷きになった
不幸「自分だけでなく、他人も…敵味方問わず。大切な人も、赤の他人も、大好きな人も、大嫌いな人も。近くにいるだけで、巻き込んでしまうんですから…」
そのままさっさと家に向かう不幸。もちろんその間も不幸が降り注ぎ、それを避け続けていった
不幸の不運はまだまだ続く。寝ていても、起きていても。立っていても、座っていても。動いていても、止まっていても…
続く…