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単発 - 救急車

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救急車


赤と白が対峙していた


数分の睨み合いの後


赤――――赤いマントを着た男が口火を切った

「赤いマントはご入用ですか?」

まるでセールスの売り込みのような口調だが、目に宿るのは純然たる狂気

その問いに白――――白衣を着た男が答える

「赤、ねえ」

「悪いけど好みじゃないなあ、俺は清廉な純白が好きなんだ」

愛おしそうに白衣の裾を撫でる

赤マントはあからさまにがっくりと肩を落とした


「・・・残念、僕は赤が好きなんだけどなぁ・・・

赤は素晴らしいのに・・・

輝くほどに鮮やかな、原初の色・・・・

人間の体の中で一番美しい、鮮血の色・・・

どうして分かって貰えないのかなあ・・・」


語りながら、赤マントの言葉は熱を帯びてくる

湧き上がる脳内物質に、その瞳も当然とした色に染まる

「そうだ!僕が教えてあげよう!

赤の素晴らしさを!美しさを!

――――とりあえず、染まれェェェェッ!!」

叫んで、ナイフを抜いた



「ふん」

赤マントの狂態を、白衣の男は鼻で笑う

「知ってるか、赤って色は禁止とか失格とかによく用いられるんだぜ。信号機とかな。」


「黙れェェェッ!!!!!」

赤マントの凶刃を男は身を捻ってかわす

「・・・伝説通り、完全に正気じゃないね

ならばこの俺が相手をしてやらねばいけないのは、全くの自然だ」


パチン、と男は指を鳴らす


「黄色の狂気がお相手しよう

     ――――来い、<イエロー・ピーポー>――――」

ピーポー・・・ピーポー・・・

突如あたりに響き渡る、サイレン


――――現れたのは、一台の救急車

しかし普通の救急車とは決定的に違う点がある

その、色

狂ったような、黄色

狂気じみたそのカラーリングは、明らかに一般の患者の搬送を意図したものではない

赤「ハッ!どうしたァ!その救急車で運んでもらおうってかぁ!?」


白「いや、こいつは『運んで行く』んじゃないよ

   『運んで来る』んだ」


ゆっくりと、後ろのドアが開く

そこから現れたのは――――

「(^p^)あうあうあーwwwwwww」
「(^p^)ぱしへろんだすwwwwww」
「(^p^)おちんちんびろーんwwwwwおちんちんびろーんwwwwww」
「(^p^)おぎゃーおぎゃーwwwwww」


数多の狂人達


赤「なッ!?」


白「<イエロー・ピーポー>は正常と狂気の狭間の橋渡し役だ

 お前如きの狂気を飲み下すのは容易いんだよ


 ――――殺れ」


男の号令とともに救急車から狂人が殺到する

「クソがッ!!」

赤マントはナイフで応戦する


が、


「(^p^)あうあうあーwwwwwww」
「(^p^)ないふwwwいたいのれすwwww」

殺せど殺せど、狂人の数は一向に減らない

見れば救急車のドアからは既に規定乗員数を遥かに上回る数の狂人が這い出してくる


既にその数は数百にまで達していた

白「・・・・もういいだろ

 ――――食っちまえ」


赤「がッ!?があああああああァァァ!!?」


「(^p^)あうあうあーwwwwwww」
「(^p^)あうあうあーwwwwwww」
「(^p^)おにく、おいしいのれすwwwwwww」
「(^p^)ぱしへろんだすwwwwww」
「(^p^)おちんちんびろーんwwwww」

夜の空に、肉の咀嚼音と男の悲鳴が響いていた





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