エルフ帝国

【名前】 エルフ帝国
【読み方】 えるふていこく
【分類】 地名/国名
【備考】 ライメイレンの怒りを買った結果 滅亡
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エルフ帝国 エルフ族 国名 地名

【詳細】

シャシャートの街から南西にある島に存在し、そして滅亡したエルフ達が統治していた国。
キネスタ=キーネ=キン=ラグエルフは皇女であった。

人口は五千人ほどで、皇帝制を採用した統治形式を取っている。
シャシャートの街から行こうとすると商船で15~20日ほどの場所にあるといわれれているため、かなり陸地から遠いところにある模様。

魔法技術に優れ、魔法を駆使することで帆が無いにも関わらず高速で水上を進む船を保有している。
だが、閉鎖的な環境でガルガルド魔王国に属さず、長いこと独立を保っていた特殊な国だった。だった

名前が出たのはWeb板327回投稿「五村の産業発展計画 第三弾」で初出。
そして大樹の村、ないし火楽に対して本格的に関わったのは367回投稿「夏の事件」が初めてであり、登場して少しして滅亡した

事の経緯はヒイチロウのためにライメイレンが大きな帆船を用意したことから始まった。
どうやら、エルフ帝国は近隣の領域内で最近発展している五村を目障りに思っていたらしく、お披露目のため海上を移動するその帆船が五村関連の船であることをどうやってか調べ上げ、恐らく何らかの魔法を使い船を沈めた。

可愛い可愛い可愛い可愛い孫のために用意した船を目の前で沈められた挙げ句、その勇姿を肝心のヒイチロウが見ないままで終わってしまったためライメイレンが激怒
配下のドラゴンを多数呼び寄せ、島から脱出しようとする船を沈めるか追い返してエルフ達を島に閉じ込めた上、気まぐれにドラゴンブレスを島に打ち込み「死に絶えるまでこれを続ける」と宣言。
慌てた支配者階級と、事の経緯をライメイレンらが伝えたことで知った一般エルフ市民との間で内乱が発生し、最終的に大きな城に自分達で火を放つことでライメイレンは攻撃の手を止めた(降伏を受諾したとされた)。

当初は怒りを買ったライメイレンに降伏したつもりのエルフ帝国だったが、どうもライメイレンはそれを拒否したらしい。
367回分では降伏を受諾したとされていたが、370回分では「ライメイレンは降伏を受け入れなかった」とされている。
恐らく攻撃は辞める、あとは知らん…という感じだろうか。

ともあれ、魔王国とフルハルト王国のような関係(本気を出せば魔王国が勝てるけど、旨味がないため戦争を続けている状態)を考えてもらえばわかりやすいと思うが、ライメイレンの下につくことを拒否された帝国の面々は、降伏先を魔王国に指定。

そのことについて外交担当のビーゼルは他国から何かしら言われるが、かといってドラゴンの怒りを買ったエルフ帝国を受け入れてくれる国など無く、そのことについて珍しくビーゼルが村長に思いっきり愚痴りつつも、結局魔王国に吸収されるという末路をたどった。

現在は数百人を残して住民たちは島を去り、魔法技術や知識を買われ少しずつ魔王国に移住しているという。
だが、元支配者階級はそれでは安心できず、またドラゴンの怒りを買うのを恐れたのか、自分の娘達をドラゴンに捧げることで不安を解消しようと考えた。
が、ライメイレンはそれを無視したため、夫であるドースも渡されたエルフ達の扱いが家畜以下になってしまうことから受け入れに難色を示し、結局喧嘩をふっかけた相手が五村であったためそこに捧げることでひとまず落ち着いている。
残ったエルフ達は漁師であり、ビーゼルが他国へのセールスポイントに良い漁場として伝えているので、水産資源は豊富なのだろう。

そんなある意味ファンタジーのエルフらしい傲慢が裏目に出た彼らだが、実はかつてリアの氏族が村を追われることとなった原因であるエルフ達の生き残りであったことが411回投稿分「リグネ」で判明。
リアハイエルフの氏族は、支配下においていたエルフが人間に守るべき樹の存在を漏らしたことで住む場所を追われており、彼女の母親であるリグネと生き別れてしまうこととなった。
エルフなのに島国に住み、周りと交流を絶っていたのはリグネの報復を恐れてのことだとか。

なおリグネは現在は特に恨んでないようだが、目立つ相手はすでに復讐済みだという。
ドラゴンの怒りを買って滅亡した話を聞いたリグネは笑っていたが、リアは曖昧な表情をしていたようだ。
こわい。

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最終更新:2023年12月02日 12:32