イースリー=イレブンエイト

【名前】 イースリー=イレブンエイト
【読み方】 いーすりー=いれぶんえいと
【分類】 人物 / 人間
【呼ばれ方】 ウルザの友達
【備考】 【暗殺者】【ウルザの友達】【E3=118】【雀士】【世界有数の金持ちになってしまった娘】
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ウルザの友達 ガルガルド貴族学園 ゴールゼン王国 ヒト 人物 人間 女性 暗殺者

【詳細】

なろう投稿分第597回「ウルザの友達」に登場した暗殺者の少女。
「組織」(情報統括部)の手によって多くの暗殺技術を叩き込まれ作り上げられたゴールゼン王国出身の「たった一人を殺すためだけの暗殺者」。
初登場時は16歳。

本人の回想によれば5歳の頃から組織によって育てられたと言い、本人曰く組織の中でも上位の技術を持つらしい。
ただ彼女は暗殺技術を教わっても使ったことがない。つまり一度も殺人をしていない。

というのもこの世界には「人を殺したことに反応する魔道具」があるらしく、上記の「たった一人を~」はその対策。
その魔道具とは人を殺した瞬間に反応するのか、人を殺した経歴に反応するのかは言及されていないが、おそらく後者かと思われる。記憶を読み取るのだろうか?

教官の毛髪に関して言及していたのがバレたとか、能力に期待されたとかは定かではないが
潜入場所として魔王国貴族学園の生徒として入学することになり、そこで組織からの指示を待ちつつ情報収集しながら暮らしていた。

潜伏中、目立つ生徒同輩(暗殺者)達に襲撃され、これを撃退したことを受け、その3人にはどうあがいても自身の力量では暗殺出来ないと判断。
もし「彼らを襲え」という指示が来たら組織への裏切りも辞さないほどに警戒。彼らとは関わりにならないように距離を取っていた。
しかし、彼女のとある好き嫌いが災難を招くことに……。
彼女曰く、この恨み晴らさずにおけるか、との事であるがウルザにより派閥に有無を言わさず組み込まれて農作物を育てる日々を送っており、農作物収穫時の言葉からかなり個人的に派閥を気に入っているようだ、何故ウルザが有無を言わさず組み込んだのかは、好き嫌い克服時にアルフレートが関与した事が関係ありそうである。
あ~ん。

後に大樹の村へ来村、村長に自身が潜伏暗殺者であることを告白しながらデーモンスパイダーのスタンバッシュにより気絶、目が覚めてから数日の恐怖体験(デーモンスパイダーに囲まれたり、インフェルノウルフに囲まれたり)後にティゼルの勧めにより再度村長へ挨拶を行う、その後は村民に見守られ(当初の挨拶があったので監視も兼ねてだと思われる)ながら大樹の村に滞在し麻雀の才能を開花、神代竜族の重鎮ドースから財産を巻き上げては、村長へパスしたりする日々を過ごしていた、その結果世界有数の金持ちになったのだが今までの生活で金貨すら見たことが無いと言うくらい貧乏が身に沁みているので受け取りを拒否、しかしドースもあれは、あの娘のモノと返却を拒否、結果、大樹の村で一時預かりすることになる。

いくら人殺しに反応する魔道具があるとはいえ、「たった一人を~」という言葉や、明らかに検体番号のような名前から鑑みるにおそらく使い捨ての存在なのではと考えられる。
だが「たった一人を~」は彼女も自称しており、彼女自身も馬鹿ではない様子を見るに、使い捨ての命という扱いは当人も承知なのではと思われる。
なにせ立場、役割で言えば敵国を沈める決定打になり得るわけで、命を捧げるだけの価値はあるのかもしれない。

その一方で命が惜しくないというわけでもなく、上にある通り明らかに無理筋な指示をされればあっさり手を切ると決心しているなど、
彼女にとってあくまで自身の命は役割に殉じた「使い切り」であって「無駄死に」に浪費出来るほど軽くも見ていないようだ。

…素の口調は滅茶苦茶ガラが悪い。
いくら不意打ち顔面ドロップキックされたとはいえ「なにするんじゃワレェ!!!」などと中々にヤクザというかヤンキーめいていらっしゃる。

彼女の名前を地球の言葉に直すのなら、「E3=118」。
これで検索をかけると床板とかTシャツとかの型番がヒットする。つまりコードネーム、偽名ということだろう。
彼女が暗殺者として引き取られたのが5歳の頃であれば、すでに本名を忘れ去っている可能性が高い。
そもそも名前があったのかどうもかも…

  • 人によっては「某・最終幻想のことか?」と思うかも。
  (イースリー …バグまみれで悪名高い、FF4Aの初期出荷版であるE3版を指す)
  (イレブン、エイト …シリーズのナンバリングタイトルより)
現在は大樹の村から貴族学園に帰っておりドースから巻き上げた金貨や土地、鉱山等の権利書は、大樹の村で預かり、預かり証明として魔道具の指輪を貰って身につけている。魔道具の指輪がどんな効果を持っているかは明言されていないがドースから巻き上げた膨大な財産と等価値らしい。

書籍版では彼女について多少の掘り下げがされている。
13巻では彼女が雪合戦に参加している様子がカラー絵で描かれており外見が明らかになった。
茶色がかった髪を肩のあたりまで伸ばしている顔立ちのほか、真冬の野外の雪合戦中にも関わらずなぜか胸元を開けた結構大胆な格好をしていた。寒くないのだろうか?
その絵で判断する限り、16歳にしてはなかなか立派な谷間を持っている様子。本人は温泉回で、女性的な部分の成長に自信が無いような独白があったが、もっと自信を持ってよい。

また、14巻書き下ろし閑話『頑張る文官娘』で登場した文官娘のララベルラルー視点で語られたところによれば、文官娘の依頼で魔王国の情報部門がイースリーの身元を調べていたことが判明。村長の前で暗殺者とか言っちゃったからそりゃ仕方ない。
結果、イースリーが暗殺者であるという確定した事実が文官娘の知るところとなってしまったが、元凶の組織はすでに壊滅しており、大樹の村や魔王国に影響が無いなら問題ないということになった。これからも大樹の村で麻雀卓を囲むことができるので竜たちも一安心だろう。

さらに15巻書き下ろし閑話『ウルザとイースリー、賭場に行く』では、なろう版689話『調査団先発隊』で一言だけ触れられていた、ウルザとイースリーの二人で王都の賭場を荒らした件の詳細が書かれ、賭場の支配人が自信満々に仕掛けてきた麻雀勝負で圧倒的強さを見せつける活躍が描かれた。


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最終更新:2023年12月02日 12:32