ガルガルド貴族学園

【名前】 ガルガルド貴族学園
【読み方】 がるがるどきぞくがくえん
【分類】 地名/施設名
【備考】
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ガルガルド貴族学園 ガルガルド魔王国 地名 教育機関 施設名 組織

【詳細】

魔王国の一般的な学園
魔王国内にて生活する者の大半が魔族。
魔族は成長が個々によって異なるため入学に際し年齢制限は無い。
尚且つ年齢による上下関係もない。
学術・戦闘・魔法・生活の四つの項目と、その総合成績で上下が決められる。


ガルガルド貴族学園
ガルガルド魔王国の王都グライゼンの北東にある貴族向けの学園。
生徒は名前の通り貴族しかおらず、貴族語が一般的な言葉として使われている。はずであるが、
イースリーが「商人の娘」として入学しようとしたりとかなり曖昧である。貴族の推薦書でもあれば入学できるのかもしれない。イースリーは商人の娘として入学しようとしたが、チェックが厳しくて断念、「魔王国の貴族に雇われた娘」(要するにメイドかな)という立場に偽装して入学した。
「商人の娘」という立場はどうしても婚活のために商人の娘と身分偽装して再入学している人物により厳しくチェックされてしまうためだと思われる。
そして、「魔王国の貴族に雇われた娘」というのは実際にはメイドなのだろうが、実のところ学園内には貴族のお付きのメイドが闊歩していたりする。

また、先述の一般的な学園と違い貴族としての上下関係がある。
そして、学園内は基本的に弱肉強食の雰囲気を漂わせており、男は腕力、女は策謀で学園内での基本的地位を確保したうえで恋愛等を行う気風である。
例を出すと、ゴールシールの恋人達はその実力を持って物理的(腕力や魔術)にライバルを蹴落として近寄らせないようにしてから、その恋人の地位を得ている。
ブロンは物語的には穏やかな恋愛をしているようにも見えるが、事務のお姉さんからプロポーズしている事から、事務のお姉さんがライバルに先んじて事を制した可能性も捨てきれない。
また、獣人族三人組のクラブ活動の監督役の教師についても、教師3人が殴り合いをして誰が監督役になるかを決めていた(369話)ことから、教師についても弱肉強食が貫かれていることが窺える。

昔は別の名前だったが、ガルガルドが魔王に就任した際に魔王の名前を冠するようになった。
学園長は魔王の妻であるアネ=ロシュール
某学園に教師を引き抜かれたため、人材不足に陥っている。
事務担当のお姉さんは20代半ば。(アラサーとか言っちゃいけない。のちのブロンへのアタック時は30代目前)
治療士のお姉さんは(自称)美人、のちにグロービウフェと婚約。
と、このように女子学生だけでなく、結婚適齢期の女性教職員も将来性のある男子学生を狙って婚活している事がわかる。

大樹の村出身で舌の肥えたゴール曰く、寮の食事は「これでもかというぐらい不味い」である。そして風呂がない。
ゴールたちはこの寮生活に耐えられず、学園の敷地内の土地を借りて家を建てて自立した生活を始める。
後にそこでクラブ活動や生活の授業を行ったり、近くにリグネ混代竜族三人組ウルザアルフレートティゼルたちの家を建てて生活を始めたり、戦闘を教えるようになったらなったで軍人も参加したり、なかなか賑やかどころかかなり騒々しい一角と化す。
(裏で魔王や学園長が色々と手を回してくれた事に因るのか、そこの住民は魔王国の戦力としてちゃっかり取り込まれている)

寮の食事がよろしくない事をアネは既知であったが、魔王国の食糧事情問題があるため質より量となっていたものであった。
ゴール達が自炊する料理の味を覚えてしまった生徒達が嘆願書を提出、ゴールら協力のもにと食事改善・向上へと進みだしている。

大樹の村の文化と常識に染まりきったゴールシールブロンらは割りと早くに馴染むことができたが、貴族のご子息達とはいえ基本的に温厚な人物達が多かったことも要因であったと言える。
しかし、もちろん全てが全てまともな人物であったわけではなく、野心に燃えて学園最大派閥である獣人族三人組に喧嘩を売って来た者も何人かおり、一人は親の権力を持ち出してきたが、その果てに魔王まで出てくる事態となってしまった。

なお肝心な授業内容や試験内容は、大樹の村にて英才(!)教育を受けてきた者からすれば「え?」と言わざるを得ない低レベルなものだった。
(そりゃ村にはその道の権威達がゴロゴロいますから)

作中14年目春に入学した獣人族三人組はどちらと言えば学園内(若しくは学園に関わる事)の物語が多かったが、17年目春に入学したウルザアルフレートティゼルにおいては学園内の話は少なく、学園外の物語を主として進んでいる。
実のところ、獣人族三人組は村の子(特に火楽の血を引く子)が入学した際に失敗しないよう、「偵察」という使命をルーティアライメイレンから受けていた。

※アルフレート達に先んじて学園入りしていた獣人族三人組は、「魔王国の貴族になるなら学べることはあるけど、そうでないならガルガルド貴族学園はお薦めできない」とし、その旨を火楽に伝えている。

余談:魔王国において学ぶ際は、主に下記の二つ。
  • 「家庭教師を雇う」
 教師の手配が手間。それなりにお金が必要。
 裕福な家で広く採用されている。
  • 「学園などの公的機関に入学する」
 安価でとても効率がいい。
 集団での勉強の為、学べる事に限界があり、落ち零れが出てしまう。
 また、貴族だけが通う学園、お金持ちだけが通う学園などもあり、学園による差がある。

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最終更新:2023年08月11日 12:54