【名前】 |
初心者パック |
【読み方】 |
しょしんしゃぱっく |
【分類】 |
用語 |
【呼ばれ方】 |
初心者パック |
【備考】 |
【初心者向けってレベルじゃねーぞ】 |
- ページの登録タグ:
- チート能力 主人公 創造神 街尾火楽
【詳細】
転移先の言葉に関して不安な
火楽に対し、
創造神は「基本的な人間との会話は出来るようになっている」とだけ説明していたが、書籍版1巻の閑話によれば「一番良いヤツ」であったらしく、単なる翻訳にとどまらず、人型以外の生物とのコミュニケーション、果ては古代文字や暗号を平然と読めるなど、凄まじい効果を発揮する。
なろう版第772話においては、石板の古代文字が逆向きに彫られていることを
ヨウコに指摘されて意識するまで火楽自身全く気づいていなかった。
そもそも、あの世界における基本的な人間ってどこまでの範囲を指すのだろう…?
ちなみに人間の範囲については、なろう版でも
火楽が考察していたりする。
文字を読んだり、相手が話す言語を
火楽が理解できる形に翻訳して聞くことができるというのはもちろん、日本語のつもりで書いた文字は、見知らぬ文字(=
のんびり農家の異世界で使われる言語)に自動で変換される。
しかしながら違和感なく読めるらしい。
要するに、あの世界における異分子である
火楽が、その世界に生きる存在に対してコミュニケーションに不足することがない能力。
周囲からは異なる言語を自由自在に切り替えて使いこなしているように見えるらしく、
獣人族の少年3人は尊敬しているんだとか。
実のところあの世界は種族ごとに違う言語を喋っているらしく、複数種の種族が少しずつ(と言っても
ハイエルフの割合が多いが)寄り集まった
大樹の村の環境を考えるとその全てに対応できる
火楽はバイリンガルやトライリンガルというレベルではなく、マルチリンガルである。
ただ文章中やコミック版を読む限りでは、
ハイエルフと
エルダードワーフ、
文官娘衆と
天使族などがごく普通にやり取りを行っているあたり、「魔族用の言語」がある程度普及している可能性もある。
大樹の村ではなろう版409話にて西方共通語、亜人共通語、北大陸共通語、南大陸共通語が共通語として使用されていることが示されており、他種族間での会話は共通語を用いて行われていることも記載されている。
飢饉や
魔獣の存在など、割と生きることに精一杯になるあまり文化系の発展が阻害されてる
のんびり農家の異世界において、
書物や絵画、看板などの文字文化、芸術文化があまり広まっておらず、物語のメインが
死の森のど真ん中で、種族は多いがメインで登場するキャラの総数が限られる大樹の村という特殊な立地だからこそ最大限に生かされていると言える。
なろう版では基本的に芸術は
貴族が独占している事が音楽、絵画、演劇に関して語られている。
また、
魔王国での教育については、
ガルガルド貴族学園に記載あり、義務教育制度が無いため教育を受ける機会が無く文字の読み書きができない国民も多いようで、
シャシャートの街にいる浮浪児の話が涙を誘う。
まぁ
魔王国や、
フルハルト王国のような国の一般的な市街で暮らす際にも言語の壁は生じないであろうが、そうなるとコミュニケーション手段に困らないという利点はあまり目立たないだろう。
なろう版409話で語られているが、他種族との会話には共通語が使用されていることが語られている。
冒険者曰く「普通とは共通語」との事で、他種族間との意思疎通については共通語が用いられているが、あくまで共通語を相手も知っているという前提である。
火楽は初対面の種族を相手に共通語ではなく、いきなりネイティブな発音で相手種族の言語を用いて会話を始めるわけで、言語を苦労して覚えている村民やそんな姿を見ている
獣人族三人組は、尊崇にも似た気持ちを持つようになっている。
ちなみに大樹の村に住んでいるスライムや大鷲、蜂等とも会話可能なので、村長と意思疎通したいと考えている生物とは会話できそうな代物。
最終更新:2025年02月14日 05:50