――このサーヴァントは実験が行われていた時のミサカ達に似ています、とミサカ10032号は第一印象をミサカネットワークを介して報告します。
◆ ◆ ◆
「………」
「手ごたえなし、とミサカは困惑します」
公園のベンチに腰をかけながら、巨大なゴーグルをつけた無表情な少女が独り言ちる。
時刻は夜で人通りも少ないためか、夜風の通りすぎる音がより一層大きく聞こえる。
時刻は夜で人通りも少ないためか、夜風の通りすぎる音がより一層大きく聞こえる。
「やはりこの世界には『ミサカ』が一人しかいないのですね、とミサカは判断します」
その少女は虚空を眺めており、一見するとまるで機械や人形のような印象を与える。
彼女は大量生産された御坂美琴のクローン『妹達(シスターズ)』の内の1体、ミサカ10032号。
彼女を知る者からは『御坂妹』と呼ばれている。
彼女は大量生産された御坂美琴のクローン『妹達(シスターズ)』の内の1体、ミサカ10032号。
彼女を知る者からは『御坂妹』と呼ばれている。
御坂妹が偽の冬木に喚び出された際に感じたのは違和感だった。
『妹達』は脳波でリンクされたミサカネットワークにより情報を送受信して意識や思考を共有しているのだが、
冬木に降り立ってからは別個体からの情報を得られないのだ。
御坂妹にとっては他の『妹達』からの連絡がぱったりと途絶えてしまったどころか存在すら確認できない感覚だった。
このことから、御坂妹はこの世界に『妹達』は自分ひとりしかいない、と推測し、現在に至る。
今まで他の個体とは少なからずミサカネットワークにて情報のやり取りをしていたのだが、
それがなくなったことによりそれなりの新鮮味と寂しさを感じていた。
『妹達』は脳波でリンクされたミサカネットワークにより情報を送受信して意識や思考を共有しているのだが、
冬木に降り立ってからは別個体からの情報を得られないのだ。
御坂妹にとっては他の『妹達』からの連絡がぱったりと途絶えてしまったどころか存在すら確認できない感覚だった。
このことから、御坂妹はこの世界に『妹達』は自分ひとりしかいない、と推測し、現在に至る。
今まで他の個体とは少なからずミサカネットワークにて情報のやり取りをしていたのだが、
それがなくなったことによりそれなりの新鮮味と寂しさを感じていた。
御坂妹は、傍らに立つ軍服を身に着けた1人の男、エレクトロゾルダートに声をかけた。
御坂妹の座るベンチの50cm右隣に直立不動かつ無言で後ろ手を組んで佇んでいた。
1ミリたりとも動かないからかその存在感は無きに等しく、
たとえ存在に気づいたとしても常に発されている、兵器に照準を合わせられているかのような威圧感から誰も近づこうとはしないだろう。
ゾルダートの顔にも表情はなく、御坂妹と似たような雰囲気を感じさせる…いや、実際に両者は似ていた。
御坂妹の座るベンチの50cm右隣に直立不動かつ無言で後ろ手を組んで佇んでいた。
1ミリたりとも動かないからかその存在感は無きに等しく、
たとえ存在に気づいたとしても常に発されている、兵器に照準を合わせられているかのような威圧感から誰も近づこうとはしないだろう。
ゾルダートの顔にも表情はなく、御坂妹と似たような雰囲気を感じさせる…いや、実際に両者は似ていた。
「了解しました、ミサカ。…それで、何か聞きたいことでも?」
「あなたは、いえ、"あなた達"は――」
「あなたは、いえ、"あなた達"は――」
御坂妹が言い終える前に、夜の公園に足音が響いてきた。
何事かと周囲を見回すと、先ほどまで2人しかいなかった公園にぞろぞろと人が集まってきていた。
少し目を凝らすと、その全員がゾルダートと同じ顔であり、同じ歩き方であり、同じ軍服を着ていることがわかる。
まるでクローンのよう、いや、クローンだ。
『妹達』と同じく、全ての個体が同一の存在。
御坂妹のサーヴァントは『レプリカ』のサーヴァント、エレクトロゾルダートであった。
エレクトロゾルダートはある人物のクローンという存在ゆえに量産可能で、今現在召喚しているのは公園にいる10体だけだ。
御坂妹は10体の内1体を自分の元に置き、それ以外の個体には別の指示を与えていた。
何事かと周囲を見回すと、先ほどまで2人しかいなかった公園にぞろぞろと人が集まってきていた。
少し目を凝らすと、その全員がゾルダートと同じ顔であり、同じ歩き方であり、同じ軍服を着ていることがわかる。
まるでクローンのよう、いや、クローンだ。
『妹達』と同じく、全ての個体が同一の存在。
御坂妹のサーヴァントは『レプリカ』のサーヴァント、エレクトロゾルダートであった。
エレクトロゾルダートはある人物のクローンという存在ゆえに量産可能で、今現在召喚しているのは公園にいる10体だけだ。
御坂妹は10体の内1体を自分の元に置き、それ以外の個体には別の指示を与えていた。
「8人で分散して半径1km地帯を見回っていましたが、敵サーヴァントの気配はありませんでした」
公園に集まったゾルダートの内の1体が口を開くと、それに追従して「同じく」という台詞が7回繰り返された。
8体は周辺の見回りを任されたらしい。
8体は周辺の見回りを任されたらしい。
「ミサカ一〇〇三二號、自動販売機から全員分のジュースを買ってきました」
残りの1体のゾルダートは両手から零れ落ちそうな量の缶ジュースを抱えている。
見回りとは別に、御坂妹からお使いを頼まれていた個体だ。
彼はいそいそとベンチへ寄り、缶ジュースを御坂妹の隣に一つ一つ立てていった。
そのゾルダートは御坂妹と会話していたゾルダートとは別個体なので、会話の内容を知る由はない。
そのため、御坂妹のことをミサカではなくミサカ一〇〇三二號と呼んだ。
見回りとは別に、御坂妹からお使いを頼まれていた個体だ。
彼はいそいそとベンチへ寄り、缶ジュースを御坂妹の隣に一つ一つ立てていった。
そのゾルダートは御坂妹と会話していたゾルダートとは別個体なので、会話の内容を知る由はない。
そのため、御坂妹のことをミサカではなくミサカ一〇〇三二號と呼んだ。
「…これからはミサカと呼んでください。そういえばエレクトロゾルダートはネットワークを持っていませんでしたね、とミサカは頭を抱えます」
エレクトロゾルダート達は『妹達』とは違い、情報を共有していない。
そのことをすっかり忘れていた御坂妹は表情をあまり変えずに片手で自らの額を押さえる。
そのことをすっかり忘れていた御坂妹は表情をあまり変えずに片手で自らの額を押さえる。
「これからミサカ一〇〇三二號のことは『ミサカ』と呼ぶんだ。いいな」
「「「「「「「「「Jawohl(了解しました).」」」」」」」」」
「「「「「「「「「Jawohl(了解しました).」」」」」」」」」
御坂妹の傍らにいたゾルダートの言葉に対し、他のゾルダート達は異口同音に口を開いた。
しばらくしてから、御坂妹は額から手を退け、話題を先ほど中断されたものに戻す。
エレクトロゾルダートのマスターである御坂妹にとってはかなり重要な話だからだ。
エレクトロゾルダートのマスターである御坂妹にとってはかなり重要な話だからだ。
「――エレクトロゾルダート…あなた達に聞きたいことがあります、とミサカは話を本題に戻します」
御坂妹はゾルダート達に問いかける。
「あなた達は、自分達がどんな存在だと思っていますか?とミサカはかねてより抱えていた疑問をぶつけます」
「我々がどんな存在か、ですか?」
「我々がどんな存在か、ですか?」
御坂妹は首を縦に振り、頷く。
エレクトロゾルダートは『妹達』の在り方と似ている。
彼らを見ていると、まるで自らをただの道具としか見ていないようだった。
だから、御坂妹は彼らと出会ってから気がかりだったのだ。
エレクトロゾルダートも、自分達が『実験動物』だった頃のように、自身の命に価値を見出していないのではないか、と。
エレクトロゾルダートは『妹達』の在り方と似ている。
彼らを見ていると、まるで自らをただの道具としか見ていないようだった。
だから、御坂妹は彼らと出会ってから気がかりだったのだ。
エレクトロゾルダートも、自分達が『実験動物』だった頃のように、自身の命に価値を見出していないのではないか、と。
「…サーヴァントであり、ミサカのために戦う存在です」
ゾルダートの1体は淡々と答える。
確かに、それは通常のサーヴァントとしてならば当然だろう。
しかし、エレクトロゾルダート達は量産でき、多数対少数で戦うという性質上、個々の力が非常に弱い。
もし三騎士のような強大な敵を相手取る場合、多数の犠牲は免れないのだ。
それにも関わらず。
確かに、それは通常のサーヴァントとしてならば当然だろう。
しかし、エレクトロゾルダート達は量産でき、多数対少数で戦うという性質上、個々の力が非常に弱い。
もし三騎士のような強大な敵を相手取る場合、多数の犠牲は免れないのだ。
それにも関わらず。
「ミサカが勝利を手にできるのならば、我々は喜んでその歯車となりましょう」
「そのために我々の命を捧げます」
「Sieg Heil!」
「ミサカに一万年の栄光を!」
「そのために我々の命を捧げます」
「Sieg Heil!」
「ミサカに一万年の栄光を!」
ゾルダート達が口々に答える。その内容はどれも主君への忠誠を示すものばかりだ。
かつての『妹達』が殺されるために造られた存在ならば、エレクトロゾルダートは特攻するために造られた存在だろう。
やはり、彼らはあの頃の『妹達』に似ている――御坂妹は『実験』に協力していた頃の『妹達』を思い返していた。
かつての『妹達』が殺されるために造られた存在ならば、エレクトロゾルダートは特攻するために造られた存在だろう。
やはり、彼らはあの頃の『妹達』に似ている――御坂妹は『実験』に協力していた頃の『妹達』を思い返していた。
――俺は世界にひとりしかいないおまえを助けるためにここに立ってんだよ
無謀にも学園都市最強の『一方通行(アクセラレータ)』に挑んだお人好しの言葉が蘇る。
――この子達は私の妹だから。ただ、それだけよ
自分のために命を捨てようとした『妹達』のオリジナルであり、困った姉の言葉を思い出す。
聖杯を巡る争いの中にいることは御坂妹も自覚している。
かつて救われた命を無駄にする気はなく、襲われれば応戦する覚悟もできている。
御坂妹には聖杯にかける願いは特にないが、強いて願いを挙げるとするなら――
かつて救われた命を無駄にする気はなく、襲われれば応戦する覚悟もできている。
御坂妹には聖杯にかける願いは特にないが、強いて願いを挙げるとするなら――
――かつて上条当麻や御坂美琴が自分達にそうしてくれたように、エレクトロゾルダート達1人1人を生命のある『個』として見ていきたいということくらいであった。
【クラス】
レプリカ
レプリカ
【真名】
エレクトロゾルダート@アカツキ電光戦記
エレクトロゾルダート@アカツキ電光戦記
【パラメータ】
筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具A+
筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具A+
【属性】
秩序・悪(個性の獲得によって変動する可能性有り)
秩序・悪(個性の獲得によって変動する可能性有り)
【クラス別スキル】
複製:A
ある存在の複製であり、量産可能であることを示すスキル。
その特性から一体あたりの現界による魔力消費は非常に軽く、Aランクならば50体で通常のサーヴァント1体分の魔力消費になる。
マスターの意思で魔力が許す限りレプリカを追加召喚し、戦わせることができる。
さらに、レプリカは量産した個体の内1体が残っている限り、消滅したことにはならない。
このスキルの効果は宝具『第三帝国の悪夢』と重複している。
複製:A
ある存在の複製であり、量産可能であることを示すスキル。
その特性から一体あたりの現界による魔力消費は非常に軽く、Aランクならば50体で通常のサーヴァント1体分の魔力消費になる。
マスターの意思で魔力が許す限りレプリカを追加召喚し、戦わせることができる。
さらに、レプリカは量産した個体の内1体が残っている限り、消滅したことにはならない。
このスキルの効果は宝具『第三帝国の悪夢』と重複している。
【保有スキル】
無我:D
クローンであるがゆえに自我が希薄で、個性がない。
それゆえに情に心を動かされにくく、あらゆる精神干渉を一定の確率で無効化する。
しかし、自我に目覚めて個性を獲得する例が報告されており、その場合このスキルは失われる。
無我:D
クローンであるがゆえに自我が希薄で、個性がない。
それゆえに情に心を動かされにくく、あらゆる精神干渉を一定の確率で無効化する。
しかし、自我に目覚めて個性を獲得する例が報告されており、その場合このスキルは失われる。
単独行動:C-
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。ランクCならば1日程度活動可能。
しかし電光機関を使用すると、魔力を消耗するため活動可能時間は大幅に短縮される。
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。ランクCならば1日程度活動可能。
しかし電光機関を使用すると、魔力を消耗するため活動可能時間は大幅に短縮される。
スキル覚醒:D
聖杯戦争の過程で新たなスキルを獲得する可能性を示すスキル。
レプリカは強い個性の目覚めにより新たなスキルを取得するかもしれない。
ただし、デメリットスキルも取得してしまう可能性もあるので注意。
聖杯戦争の過程で新たなスキルを獲得する可能性を示すスキル。
レプリカは強い個性の目覚めにより新たなスキルを取得するかもしれない。
ただし、デメリットスキルも取得してしまう可能性もあるので注意。
【宝具】
『第三帝国の悪夢(エレクトロゾルダート)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:100人
秘密結社ゲゼルシャフトの私兵。
ゲセルシャフトで量産され、使い捨ての兵として運用されたクローンとしての存在自体が宝具。
電光機関の命を削るという欠点を数で補うために、
ゲゼルシャフトの武装親衛隊長アドラーをオリギナールとして量産された複製體(クローン)であり、一種の特攻兵器。
マスターの意思で魔力が許す限り同等のレプリカを追加召喚することができる。
さらに倒されたレプリカ自体を媒体に新たなレプリカを召喚可能であり燃費も良い。
レプリカの各個体は同じクラスに属する独立したサーヴァントとして扱われる。
しかし、同時に現界する数が80体を超えると維持に要する魔力の都合上各個体の弱体化は免れない。
『第三帝国の悪夢(エレクトロゾルダート)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:100人
秘密結社ゲゼルシャフトの私兵。
ゲセルシャフトで量産され、使い捨ての兵として運用されたクローンとしての存在自体が宝具。
電光機関の命を削るという欠点を数で補うために、
ゲゼルシャフトの武装親衛隊長アドラーをオリギナールとして量産された複製體(クローン)であり、一種の特攻兵器。
マスターの意思で魔力が許す限り同等のレプリカを追加召喚することができる。
さらに倒されたレプリカ自体を媒体に新たなレプリカを召喚可能であり燃費も良い。
レプリカの各個体は同じクラスに属する独立したサーヴァントとして扱われる。
しかし、同時に現界する数が80体を超えると維持に要する魔力の都合上各個体の弱体化は免れない。
また、何らかのきっかけで精神面で強い個性に目覚める個体もおり、次のような逸話がある。
- ある個体は自分達の上に立つ者がゲルマン民族でないことを疑問に思い、ゲセルシャフトを乗っ取るべく裏切った。
- ある個体は、電光機関で寿命を消耗した自身と仲間の命を救うために完全教団に戦いを挑んだ。
【weapon】
- 電光機関
各個体が身に着けている電光被服に装着されている特殊機関。
無尽蔵に電気を生み出すことができる。
強力な電力で敵の装甲を溶かし、発生する電磁波により電子兵器を一切無効化する。
他にも高圧な電気を弾にして飛ばすなど、様々な応用が可能。
電光被服と組み合わせることでパラメータを上昇させることもできる
しかし、電光機関の電気は生体エネルギー(ATP)を変換して得られるものであり、
使い続けた者は死んでしまうという欠点を持つ。
レプリカはサーヴァントであるため、生体エネルギーの代わりに魔力を消耗する。
無尽蔵に電気を生み出すことができる。
強力な電力で敵の装甲を溶かし、発生する電磁波により電子兵器を一切無効化する。
他にも高圧な電気を弾にして飛ばすなど、様々な応用が可能。
電光被服と組み合わせることでパラメータを上昇させることもできる
しかし、電光機関の電気は生体エネルギー(ATP)を変換して得られるものであり、
使い続けた者は死んでしまうという欠点を持つ。
レプリカはサーヴァントであるため、生体エネルギーの代わりに魔力を消耗する。
- 電光被服
電光機関と組み合わせ電力を供給することで、使用者に超人的な身体能力を与える装備。
電光機関を使用している間、筋力・敏捷が1ランク上昇する。
電光機関を使用している間、筋力・敏捷が1ランク上昇する。
【人物背景】
秘密結社ゲゼルシャフトの私兵。
アドラーをオリジナルとしてゲゼルシャフトが量産したクローン兵士であり、
「エレクトロゾルダート(電気の兵士)」という名前はそれら全ての個体の総称として使われている。
量産されたゾルダート達は全員電光機関を装備し、使用している。
電光機関とは本来、使用者に多大な消耗を強い、寿命を消費していく代物である。
ゾルダート達はその電光機関のリスクについて基本的に知らされておらず、戦闘時には文字通り捨て身で電光機関を行使し戦う。
その為個々の生命活動時間は非常に短いのだが、クローン技術により数で補う事でそれがカバーされている。
要するに、特攻兵器にして捨て駒の扱いである。
更に作中を見る限り、負傷し戦えなくなった個体は電光戦車の生体材料に使われているようである。
ゾルダート達に個体差は少なく、基本的には上司や組織に忠実かつ愛国心が強く、外部の人間や敵対者には排他的かつ攻撃的という共通性質を持つ。
しかし、何らかのきっかけで個性に目覚めることがあり、ストーリーにおいても作中で強い個性に目覚めて単独で行動するようになる。
秘密結社ゲゼルシャフトの私兵。
アドラーをオリジナルとしてゲゼルシャフトが量産したクローン兵士であり、
「エレクトロゾルダート(電気の兵士)」という名前はそれら全ての個体の総称として使われている。
量産されたゾルダート達は全員電光機関を装備し、使用している。
電光機関とは本来、使用者に多大な消耗を強い、寿命を消費していく代物である。
ゾルダート達はその電光機関のリスクについて基本的に知らされておらず、戦闘時には文字通り捨て身で電光機関を行使し戦う。
その為個々の生命活動時間は非常に短いのだが、クローン技術により数で補う事でそれがカバーされている。
要するに、特攻兵器にして捨て駒の扱いである。
更に作中を見る限り、負傷し戦えなくなった個体は電光戦車の生体材料に使われているようである。
ゾルダート達に個体差は少なく、基本的には上司や組織に忠実かつ愛国心が強く、外部の人間や敵対者には排他的かつ攻撃的という共通性質を持つ。
しかし、何らかのきっかけで個性に目覚めることがあり、ストーリーにおいても作中で強い個性に目覚めて単独で行動するようになる。
此度の聖杯戦争ではマスターである御坂妹に忠誠を誓っているが…。
【サーヴァントとしての願い】
ミサカに一万年の栄光を!
ミサカに一万年の栄光を!
【基本戦術、方針、運用法】
パラメータは全ランクEで、電光機関使用によるパ伸びしろも微妙。
それだけなら最弱間違いなしだが多数召喚による物量戦術でそれを補う。
対人宝具しか持っていないサーヴァントとは相性がいい。
しかし単独行動中に電光機関を使いすぎると自然消滅する上、自我に目覚める個体もいるので管理はきちんとしよう。
パラメータは全ランクEで、電光機関使用によるパ伸びしろも微妙。
それだけなら最弱間違いなしだが多数召喚による物量戦術でそれを補う。
対人宝具しか持っていないサーヴァントとは相性がいい。
しかし単独行動中に電光機関を使いすぎると自然消滅する上、自我に目覚める個体もいるので管理はきちんとしよう。
【マスター】
ミサカ10032号(御坂妹)@とある魔術の禁書目録
ミサカ10032号(御坂妹)@とある魔術の禁書目録
【マスターとしての願い】
特に願いはないが、エレクトロゾルダート達1人1人を生命を持つ『個』として見ていきたい。
特に願いはないが、エレクトロゾルダート達1人1人を生命を持つ『個』として見ていきたい。
【weapon】
- 銃器
通った場合、どんな銃を所持しているかは後の書き手の方々にお任せします。
- 専用のゴーグル
『欠陥電気』を制御するために周囲の電場の状態を把握しなければならないため、
能力の使用には電気力線を可視化するゴーグルを身に着ける必要がある。
能力の使用には電気力線を可視化するゴーグルを身に着ける必要がある。
【能力・技能】
- 『欠陥電気』
オリジナルの御坂美琴と同じく電気を操る能力だが、その強度はせいぜいレベル2~3相当。(美琴はレベル5)
それでも美琴の1%にも満たないらしく、電磁力線の視認などの力もない。
動物の体表面のノミだけを殺したり、空気中の酸素をオゾンに分解し敵の酸欠を誘うといった程度には器用な使い方ができる。
またクローンである上に同じ学習を施されているため全員が全く同じ脳波と精神構造を持っており、
これを利用して電気操作能力を応用し「ミサカネットワーク」と呼ばれる独自の脳波リンクネットワークを形成している。
妹達は常にこのネットワークを通して各個体間の遠距離通信を行ったり、経験や知識を共有しているが、
偽の冬木には10032号しかいないため、ミサカネットワークは使えない。
それでも美琴の1%にも満たないらしく、電磁力線の視認などの力もない。
動物の体表面のノミだけを殺したり、空気中の酸素をオゾンに分解し敵の酸欠を誘うといった程度には器用な使い方ができる。
またクローンである上に同じ学習を施されているため全員が全く同じ脳波と精神構造を持っており、
これを利用して電気操作能力を応用し「ミサカネットワーク」と呼ばれる独自の脳波リンクネットワークを形成している。
妹達は常にこのネットワークを通して各個体間の遠距離通信を行ったり、経験や知識を共有しているが、
偽の冬木には10032号しかいないため、ミサカネットワークは使えない。
- 銃器を始めとする戦闘技術
実験のために与えられた記憶と10031回に渡る一方通行との戦闘経験により、
兵器・銃火器類の扱いや体術などではオリジナルを上回っている。
実戦慣れしており、相手が素人なら集団戦でも軽くあしらってみせることが可能。
兵器・銃火器類の扱いや体術などではオリジナルを上回っている。
実戦慣れしており、相手が素人なら集団戦でも軽くあしらってみせることが可能。
【人物背景】
御坂美琴の体細胞クローン『妹達』の内の1人。単価にして18万円。
服装は美琴と同じ常盤台中学のものを着用している。
容姿は美琴と瓜二つだが、ゴーグルを装着していること、短パンを穿いていないことでオリジナルと区別できる。
表情に乏しいが無感情ではなく、基本的に感性は美琴と同じ。
羞恥心はないに等しく、上条当麻に対してパンツを見られようが全裸を見られようが、全く表情を変えることはない。
また、脱げと言われたら公衆の面前で脱ぐこともためらわない。
一方通行(アクセラレータ)の絶対能力進化計画の最中に上条が介入し、
自分を含む約1万人の妹達の未来を救い、また自分たちを人として認めてくれた発言もあって、
上条当麻に恋愛感情を抱いており、美琴の前でそれらしい明言をしている。
参戦時期は、少なくとも上条が一方通行を倒した以降。
上条に買ってもらったネックレスの有無は通った場合、後続の方にお任せします。
御坂美琴の体細胞クローン『妹達』の内の1人。単価にして18万円。
服装は美琴と同じ常盤台中学のものを着用している。
容姿は美琴と瓜二つだが、ゴーグルを装着していること、短パンを穿いていないことでオリジナルと区別できる。
表情に乏しいが無感情ではなく、基本的に感性は美琴と同じ。
羞恥心はないに等しく、上条当麻に対してパンツを見られようが全裸を見られようが、全く表情を変えることはない。
また、脱げと言われたら公衆の面前で脱ぐこともためらわない。
一方通行(アクセラレータ)の絶対能力進化計画の最中に上条が介入し、
自分を含む約1万人の妹達の未来を救い、また自分たちを人として認めてくれた発言もあって、
上条当麻に恋愛感情を抱いており、美琴の前でそれらしい明言をしている。
参戦時期は、少なくとも上条が一方通行を倒した以降。
上条に買ってもらったネックレスの有無は通った場合、後続の方にお任せします。
『妹達』は「超能力者の量産は可能か」という命題に基づき始まった、
『量産型能力者(レディオノイズ)計画』で開発されたクローン技術から生み出された。
しかし、計画終盤の演算結果から、その実験は失敗に終わる。
その後、美琴と同じく学園都市に7人しか居ないレベル5の超能力者であり、
学園都市最強の能力者・一方通行を絶対能力(レベル6)へと至らせるための実験に使用される。
この実験によって既に00001号から10031号が一方通行に殺害されている。
しかし、その実験を知った上条当麻が一方通行を倒したことで実験は中止され、
生存することができた10032号から20000号までの9968人は、
実験の中止に伴い世界各国の研究所に「治療」のため預けられた。
『量産型能力者(レディオノイズ)計画』で開発されたクローン技術から生み出された。
しかし、計画終盤の演算結果から、その実験は失敗に終わる。
その後、美琴と同じく学園都市に7人しか居ないレベル5の超能力者であり、
学園都市最強の能力者・一方通行を絶対能力(レベル6)へと至らせるための実験に使用される。
この実験によって既に00001号から10031号が一方通行に殺害されている。
しかし、その実験を知った上条当麻が一方通行を倒したことで実験は中止され、
生存することができた10032号から20000号までの9968人は、
実験の中止に伴い世界各国の研究所に「治療」のため預けられた。
【方針】
救われた命をこんなところで失いたくはない。
聖杯には興味はない。
救われた命をこんなところで失いたくはない。
聖杯には興味はない。
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レプリカ(エレクトロゾルダート) |