奇跡と厄災
この世界は、自らの幸運を用いて、事を良い方向に運ぶ『奇跡』と言う行動がある。
しかしこの『奇跡』は全能ではなく、行った者に対して必ず『厄災』が起こる。
つまり、奇跡と厄災は、もろ刃の剣なのである。
奇跡と厄災については、キャラクターの【幸運】の数だけ、1シナリオ中に行う事ができる。
戦闘中であれば、セットアップフェイズ中に、自分のセットアップ行動とは別に宣言する事が出来る。
その宣言した時点で効果『奇跡表』をダイスロールで決定して、その効果をそのラウンド中の任意のタイミングで使用する事が出来る。
ただし、セットアップフェイズに奇跡を実行した者は、そのラウンド中の効果の使用の有無にかかわらず、『厄災表』を振って、即座に効果を発揮させる事。
『厄災表』には、ダメージ以外に技能やスキルを失ったり、HP・MPの最大値が減少してしまうものがあるが、これはシナリオを終了しても効果は治らない。
『奇跡表』には、『厄災補正』と言うものがあり、効果の高い奇跡を起こすほど、より酷い厄災が起こるようになっている。
この『厄災補正』は、出目が8、9、10の時には効果がなく、7以下の出目ではマイナスされて、11以上の出目ではプラスされる。
これにより、『厄災表』は2~16以上の効果がある。
この『奇跡と厄災』を使用したキャラクターは、最後の経験値の計算の時に、これを使用した回数分だけボーナスがある。
この詳細についてはルールセクションに手記載する。
奇跡表(2d8R)
出目:補正:効果
2:±3:任意の判定2回をクリティカルに変更する
3:±2:任意の判定1回をクリティカルに変更する
4:±2:任意の判定1回の達成値を+10する
5:±1:任意の判定1回を振り直し、更に達成値を+4する
6:±1:任意の判定1回を振り直し、更に達成値を+2する
7:±1:任意の判定2回の達成値を+5する
8:±0:任意の判定1回の達成値を+5する
9:±0:任意の判定1回の達成値を±3する
10:±0:任意の判定1回の達成値を-5する
11:±1:任意の判定2回の達成値を-5する
12:±1:任意の判定1回を振り直し、更に達成値を-2する
13:±1:任意の判定1回を振り直し、更に達成値を-4する
14:±2:任意の判定1回の達成値を-10する
15:±2:任意の判定1回をファンブルにする
16:±3:任意の判定2回をファンブルにする
厄災表(2d8R※)
-1 :ランダムで技能2レベルを失う。経験値;点。
0・1 :ランダムで技能1レベルを失う。経験値+点。
2・ 3:即座に2d4点の軽減不可のHPダメージを受け、最大HPが減少する
4・ 5:即座に1d8点、最大HPが減少する
6・ 7:即座に3d4点の軽減不可のHPダメージを受ける
8~10:即座に1d8点の軽減不可のHPMPダメージを受ける
11・12:即座に3d4点の軽減不可のMPダメージを受ける
13・14:即座に1d8点、最大MPが減少する
15・16:即座に2d4点の軽減不可のMPダメージを受け、最大MPが減少する
17・18:ランダムでスキル1レベルを失う。経験値+点。
19:ランダムで能力値1つが1下がる。経験値+点。
- この効果で下がったHPとMPをシナリオを終了しても回復しないが、レベルアップで上がらなくなるという事はない。
- この効果で、HPとMPは1未満(最低1)にはならず、最大値を超えた現在値も、その時点では減らない。
- この効果で0になってしまったスキルと技能は、「0レベルで取得している」事になり、通常の技能とスキルのレベルアップであげる事ができる。
- この効果で能力値が1以下(最低2)にはならず、1の能力値を振ったとしても、振り直す必要はない。
最終更新:2009年09月20日 21:16