涙>ツッコミ≧ボケ◆T3FQrw5.is
彼方で起こる惨劇など知らず、のんびりと喋りながら歩く少女とペンギンの姿があった。
チアキとパタリロだ。二人は器用に瓦礫を避けながら廃ビルの合間を西へ西へと向かっている。
理由は『市街地の方が廃墟よりは人も物もあるだろう』といった単純なものだった。
チアキとパタリロだ。二人は器用に瓦礫を避けながら廃ビルの合間を西へ西へと向かっている。
理由は『市街地の方が廃墟よりは人も物もあるだろう』といった単純なものだった。
「――でバンコランとマライヒの間に生まれたフィガロって子が曲者でな」
「ちょっと待て、その二人って男の人じゃないのか?」
「ちょっと待て、その二人って男の人じゃないのか?」
お互いの情報を交換したり、友人の笑えるエピソードを披露したり。
とりあえず名簿に知り合いの名前がなかった二人は、多少リラックスしているのだろうか?
コンビーフの缶に秘められた謎やショートケーキにおけるイチゴの重要性を熱く語ってみたり。
他に話すことは山ほどあるだろうというツッコミは、とりあえず脇にどけて置く。
とりあえず名簿に知り合いの名前がなかった二人は、多少リラックスしているのだろうか?
コンビーフの缶に秘められた謎やショートケーキにおけるイチゴの重要性を熱く語ってみたり。
他に話すことは山ほどあるだろうというツッコミは、とりあえず脇にどけて置く。
「少女誌には色々と事情があるんだ。チアキも大人になれば分かる」
「パタリロだって子供のクセに。だいたい私の方が誕生日は早いんだぞ」
「誕生日なんて言ったらぼくは1973年生ま……グフンゲフン。おっと危ない、黒歴史黒歴史」
「パタリロだって子供のクセに。だいたい私の方が誕生日は早いんだぞ」
「誕生日なんて言ったらぼくは1973年生ま……グフンゲフン。おっと危ない、黒歴史黒歴史」
不安を隠したくて喋っていたいだけのチアキ。それを知ってか知らずかネタを語るパタリロ。
二人の会話に温度差はあるが良いコンビにも見えた。
二人の会話に温度差はあるが良いコンビにも見えた。
「相変わらずワケわかんない事ばっかり言うよなパタリロは」
「仕方ないだろ!長期連載だと色々と矛盾だって――泣き声が聞こえたな?」
「本当か?」
「ぼくの耳は地獄耳、ご先祖様の耳は魔界耳だ。間違いない、ビルの向こうくらいだ」
「ちょっとビルの上から探してみる」
「仕方ないだろ!長期連載だと色々と矛盾だって――泣き声が聞こえたな?」
「本当か?」
「ぼくの耳は地獄耳、ご先祖様の耳は魔界耳だ。間違いない、ビルの向こうくらいだ」
「ちょっとビルの上から探してみる」
言うが早いかチアキはロングフックを使って廃ビルを登っていた。
フックを上方の壁に引っ掛け足場まで移動するとまた上方の壁に……を繰り返していく。
数回ほど繰り返し、数十秒で最上階(といっても4階程度だが)へ到着した。
フックを上方の壁に引っ掛け足場まで移動するとまた上方の壁に……を繰り返していく。
数回ほど繰り返し、数十秒で最上階(といっても4階程度だが)へ到着した。
「あっちだ!草原の境目くらい!」
数百メートル程先の草原に少女がトボトボと泣きながら歩いてるのが見つかった。
もし誰かいると言われなかったら、気が付かなかったかもしれない。
何故こんなところにとか、よくあんなところの声を聞けたなとか、誰かに襲われたのかとか
疑問は沢山あったが、とりあえずチアキは廃ビルを同じ様に降りてゆく。
もし誰かいると言われなかったら、気が付かなかったかもしれない。
何故こんなところにとか、よくあんなところの声を聞けたなとか、誰かに襲われたのかとか
疑問は沢山あったが、とりあえずチアキは廃ビルを同じ様に降りてゆく。
「おい不注意に近付くと危ないぞ!」
「あんな小さな子に何が出来るって言うんだよ!」
「お前、ぼくに発砲した事を忘れてるだろ!」
「あんな小さな子に何が出来るって言うんだよ!」
「お前、ぼくに発砲した事を忘れてるだろ!」
後ろで何かペンギンが騒いでいるが無視してチアキはその少女よつばへと駆け寄っていった。
「だれ……が……どーぢゃん……だず……」
よつばは既に歩くよりも遅い速度ではあったが走っていた。懸命に走り続けていた。
もしも立ち止まってしまったら、もうちよに会えないかもしれない。
そんな思いが彼女を走らせていた。
叫び続けた声は枯れ、涙と鼻水で顔はグシャグシャになっている。
幾度となく転倒したのだろう白銀のコートは泥だらけだ。
もしも立ち止まってしまったら、もうちよに会えないかもしれない。
そんな思いが彼女を走らせていた。
叫び続けた声は枯れ、涙と鼻水で顔はグシャグシャになっている。
幾度となく転倒したのだろう白銀のコートは泥だらけだ。
「どうした!大丈夫か?!」
「だ……れ?……がぐ…ら?どーぢゃ……は?」
「だ……れ?……がぐ…ら?どーぢゃ……は?」
人に出会って安心したのか、ふらりと倒れかけるよつばをチアキが受け止めた。
よつばは枯れた声で「ちよをたすけてくれ」と懇願するが上手く言葉にならない。
必死に自分の走って来た方向へとチアキを引っ張ろうとするが、ヨロヨロと倒れて嗚咽を零した。
よつばは枯れた声で「ちよをたすけてくれ」と懇願するが上手く言葉にならない。
必死に自分の走って来た方向へとチアキを引っ張ろうとするが、ヨロヨロと倒れて嗚咽を零した。
「う゛ぁぁ……」
「お、おい?」
「お、おい?」
チアキには何があったのか理解できないが、とにかく目の前の少女が必死で助けを求めている
ことだけは理解できた。
ことだけは理解できた。
「と、とにかく落ち着け。もう大丈夫だからな。ほら水でも飲んで――」
「うわぁぁ……はやぐ……ぢよがぁ……」
「泣くなってば、こら泣くなって!」
「うわぁぁ……はやぐ……ぢよがぁ……」
「泣くなってば、こら泣くなって!」
チアキもつられて半ベソ状態だ。勢いに任せたものの、小さい子を扱ったことなどないのだ。
どう対処して良いのかなんて分からない。どんどん自分まで不安になってくる。
オロオロとしていると後ろのパタリロがボソリと呟いた。
どう対処して良いのかなんて分からない。どんどん自分まで不安になってくる。
オロオロとしていると後ろのパタリロがボソリと呟いた。
「その子が何を言おうとしているのか教えようか?」
「あん? こんな――」
「『こんな時に適当な事を言うな。冗談は顔だけにしとけよバカ野郎』か?」
「あん? こんな――」
「『こんな時に適当な事を言うな。冗談は顔だけにしとけよバカ野郎』か?」
当たっていた。きょとんとした顔でチアキはパタリロの顔を見つめる。
ペンギンから覗く顔が自慢げに笑っていた。
ペンギンから覗く顔が自慢げに笑っていた。
「速解術という一を聞いて十を知る技術で、一言聞けば言いたい事が全部分かるって寸法だ。
あんまり深く使うと不味い事になるから多様は出来ないけどな」
「じゃあ、この子の言ってることも!」
「もちろんだとも、そもそもこの速解術とは……」
「説明は良いから早く!」
あんまり深く使うと不味い事になるから多様は出来ないけどな」
「じゃあ、この子の言ってることも!」
「もちろんだとも、そもそもこの速解術とは……」
「説明は良いから早く!」
自慢げに語ろうとするパタリロを急かした。講釈を聞いている暇はない。
「仕方ない。長くなるから解説は備考欄でするとして。さっきの言葉から解析するに、
この子はヨツバというらしい。一緒にいたチヨって子が目つきの悪い男の子に襲われて
杖で頭を殴られ死にそうだから、西からここまで助けを求めに一時間ほど走ってきたみたいだ。
ちなみに探していたのは父親にカグラ、ジャンボ、アサギ、それから……」
この子はヨツバというらしい。一緒にいたチヨって子が目つきの悪い男の子に襲われて
杖で頭を殴られ死にそうだから、西からここまで助けを求めに一時間ほど走ってきたみたいだ。
ちなみに探していたのは父親にカグラ、ジャンボ、アサギ、それから……」
ボカンッ!
「それが分かっていたなら、なんで早く助けに行かないんだバカ野郎!」
「今から向かたって間に合うわけないだろうが!」
「うぞだ! ぢよは……ぢよは……!」
「残念だが手遅れだな」
「今から向かたって間に合うわけないだろうが!」
「うぞだ! ぢよは……ぢよは……!」
「残念だが手遅れだな」
ボガンッ!
「杖で頭をポンポン叩くな! ぼくでなかったら死んでるところだぞ!」
「死んどけよバカ野郎! 殴られたって平気じゃないか、助かるかもしれないじゃないか!」
「ぢよ、だずがる?」
「もちろんだ。ほら、少し叩かれたくらいなら大丈夫だ。それにこの杖は怪我を治せるんだ。
ちよって子もきっと助かる。大丈夫だ」
「死んどけよバカ野郎! 殴られたって平気じゃないか、助かるかもしれないじゃないか!」
「ぢよ、だずがる?」
「もちろんだ。ほら、少し叩かれたくらいなら大丈夫だ。それにこの杖は怪我を治せるんだ。
ちよって子もきっと助かる。大丈夫だ」
チアキは自分に言い聞かせるかのように、よつばに説明した。人が死ぬなんて想像もしたくない。
だからきっと助けられる、そう信じていたかった。
だからきっと助けられる、そう信じていたかった。
「泣く子供の相手すら出来ないのに、殺人鬼相手に何が出来るんだか。それに……」
「うぁ…」
「子供を不安がらせるなよ!」
「ぼくは合理的に考えてだな……」
「うぁ…」
「子供を不安がらせるなよ!」
「ぼくは合理的に考えてだな……」
パタリロは否定的な視線を向けていた。
よつばの走った距離と襲撃現場を考えれば、おそらく撲殺死体との対面の方が可能性は高い。
支給品の回収を考えれば有効かもしれないが襲撃者が残していく理由もない。
不意打ちした挙句によつばを取り逃がすようだから大した襲撃者ではないだろうが。
よつばの走った距離と襲撃現場を考えれば、おそらく撲殺死体との対面の方が可能性は高い。
支給品の回収を考えれば有効かもしれないが襲撃者が残していく理由もない。
不意打ちした挙句によつばを取り逃がすようだから大した襲撃者ではないだろうが。
「そんなに怖いならパタリロは来なくてもいいよ。よつば、行こう」
「……うん」
「……うん」
考えているパタリロを置いて、チアキは疲れ果てているよつばを背負って西へと歩き出した。
歩けもしないほど疲れた子供を連れて、襲ってくる相手に何が出来るというのだろうか?
パタリロは首を傾げる。自分が蔑ろにされているのも腹ただしい。
歩けもしないほど疲れた子供を連れて、襲ってくる相手に何が出来るというのだろうか?
パタリロは首を傾げる。自分が蔑ろにされているのも腹ただしい。
(どうして後先考えない子供が多いんだろう? いや子供だからか)
自分が生き残る事を真面目に考えるなら、もっと取るべき手段はあるだろうとパタリロは思う。
だが真剣に考えれば考えるほど、ろくでもない手段しか頭には浮かばないのも事実だった。
例えば『今ここで二人を撃ち殺して支給品を奪い、その後で弱そうな襲撃者を返り討ちにして
ご褒美をゲットする』とか。
だが真剣に考えれば考えるほど、ろくでもない手段しか頭には浮かばないのも事実だった。
例えば『今ここで二人を撃ち殺して支給品を奪い、その後で弱そうな襲撃者を返り討ちにして
ご褒美をゲットする』とか。
(今なら銃弾も一発で済みそうだな)
ドンドン離れてゆく二人の背中に銃口を向けてしばらく考えた。
手段を選ばず最短距離を突っ走るのなら、撃つのが正解だ。それは簡単に理解できる。
だがそんなシリアスなだけの自分に誰がツッコミを入れるというのだ。
冗談が服を着て歩いているような彼が、シャレの通じない生き方など選べるはずも無かった。
○ ○ ○
手段を選ばず最短距離を突っ走るのなら、撃つのが正解だ。それは簡単に理解できる。
だがそんなシリアスなだけの自分に誰がツッコミを入れるというのだ。
冗談が服を着て歩いているような彼が、シャレの通じない生き方など選べるはずも無かった。
○ ○ ○
まだそんなに歩いたわけでもないのにチアキの息は上がっていた。
ぐったりとしたよつばは、小さな子供とは思えないほど背中に重く感じられる。
早くも弱音を吐きそうになったが、小さな子の頑張りに負けるわけには行かなかった。
よつばは言葉を出す元気も残っていないのだろうか、時折前方を指差すだけだ。
指の先、遥か彼方に見えるタワーが恨めしい。少し涙が出た。
ぐったりとしたよつばは、小さな子供とは思えないほど背中に重く感じられる。
早くも弱音を吐きそうになったが、小さな子の頑張りに負けるわけには行かなかった。
よつばは言葉を出す元気も残っていないのだろうか、時折前方を指差すだけだ。
指の先、遥か彼方に見えるタワーが恨めしい。少し涙が出た。
カサカサカサカサカサカサ
奇妙な音に振り返ると、極端に短い足が何本にも見えるほどの勢いで走って来るペンギン。
それを見て何かホッとしたチアキは、自分が少し情けなくなった。
それを見て何かホッとしたチアキは、自分が少し情けなくなった。
「そんなにチンタラ歩いてたら間に合うものも間に合わんだろーが!」
「なんだよ、合理的に考えるんじゃなかったのか?」
「世の中なんでも合理的に考えられれば、誰も苦労なんかせんわい! それにな……」
「なんだよ、合理的に考えるんじゃなかったのか?」
「世の中なんでも合理的に考えられれば、誰も苦労なんかせんわい! それにな……」
言い終わらぬうちにパタリロはヒョイッとよつばごとチアキを抱え上げる。
疾走するペンギンの頭の上に二人の少女が重なってしがみ付く形になった。
それは傍から見れば鏡餅のような非常に滑稽な状況に違いない。
疾走するペンギンの頭の上に二人の少女が重なってしがみ付く形になった。
それは傍から見れば鏡餅のような非常に滑稽な状況に違いない。
「ぼくは全国の少女に愛と希望と笑いを提供するアイドルだということを思い出したんだ」
「冗談は顔だけにしとけよ馬鹿野郎。それとさ――」
「気にするな。天才のぼくは頭の出来が違うからな」
「冗談は顔だけにしとけよ馬鹿野郎。それとさ――」
「気にするな。天才のぼくは頭の出来が違うからな」
速解術など使わなくてもチアキが『さっきはごめん』という言葉を口に出せないでいることは
なんとなく声のトーンから推測できた。
なんとなく声のトーンから推測できた。
「頭の違いってそういうものなのか?」
「あの程度のツッコミは日常茶飯事、むしろあった方が安心する」
「あの程度のツッコミは日常茶飯事、むしろあった方が安心する」
これはパタリロの本心だった。過激なツッコミよりも放置された方が対応に困る。
人生の大半をボケとツッコミで生きてきた少年にとってボケ殺しは割と切実な問題なのだ。
人生の大半をボケとツッコミで生きてきた少年にとってボケ殺しは割と切実な問題なのだ。
「それより少し速度を上げるからしっかり掴まってろよ」
カサカサと奇妙な足音を立てながら二人を乗せたペンギンが草原を駆けて行く。
チアキはまだ見ぬ少女の無事を祈ることしか出来なかった。
チアキはまだ見ぬ少女の無事を祈ることしか出来なかった。
【E-8/草原(西へ移動中)/1日目/昼】
【小岩井よつば@よつばと!】
[状態]:まだかなり不安。過度の疲労(衰弱)。チアキに背負われている。泥だらけ
[装備]:核鉄(シルバースキン)@武装錬金
[道具]:支給品一式
[思考]:ちよー待ってろー!
第一行動方針:ちよを助けに戻る
第二行動方針:とーちゃんとかぐらを探す
基本行動方針:とーちゃんかに会いたい
[備考]:とーちゃんがこの島に居ると思っています。 パタリロを信用していません。
※…シルバースキンの説明を中途半端にしか見てないため、リバースの方は知りません。
【小岩井よつば@よつばと!】
[状態]:まだかなり不安。過度の疲労(衰弱)。チアキに背負われている。泥だらけ
[装備]:核鉄(シルバースキン)@武装錬金
[道具]:支給品一式
[思考]:ちよー待ってろー!
第一行動方針:ちよを助けに戻る
第二行動方針:とーちゃんとかぐらを探す
基本行動方針:とーちゃんかに会いたい
[備考]:とーちゃんがこの島に居ると思っています。 パタリロを信用していません。
※…シルバースキンの説明を中途半端にしか見てないため、リバースの方は知りません。
【南千秋@みなみけ】
[状態]:健康。ペンギンの頭に掴まっている
[装備]:ロングフックショット@ゼルダの伝説/時のオカリナ
[道具]支給品一式、祝福の杖(残二回)@ドラゴンクエスト5
[思考]:私は何の役にも立てていないな……
第一行動方針:よつばに協力してちよって子を助けよう!
第二行動方針:人が死ぬとか、殺すとかはあまり考えたくはない。
最終行動方針:どうにかして家に帰りたい。
[状態]:健康。ペンギンの頭に掴まっている
[装備]:ロングフックショット@ゼルダの伝説/時のオカリナ
[道具]支給品一式、祝福の杖(残二回)@ドラゴンクエスト5
[思考]:私は何の役にも立てていないな……
第一行動方針:よつばに協力してちよって子を助けよう!
第二行動方針:人が死ぬとか、殺すとかはあまり考えたくはない。
最終行動方針:どうにかして家に帰りたい。
【パタリロ=ド=マリネール8世@パタリロ!】
[状態]:健康、ペンギン状態、ゴキブリ走法中
[装備]:S&W M29(残弾6/6発)@BLACK LAGOON
ペンギンの着ぐるみ@あずまんが大王
[道具]:支給品一式(食料なし)、ロープ(30m)@現実
44マグナム予備弾17発(ローダー付き)
[思考]:ぼくってお人好しだな。でもツッコミ役がいなくなると困るから仕方ないか
第一行動方針:チアキとよつばは気の済むようにさせる(フォローくらいはしてやる)
第二行動方針:打倒ジェダの仲間&情報集め
第二行動方針:好戦的な相手には応戦する
特に異能力者と自分を騙そうとする相手には容赦しない
最終行動方針:ジェダを倒してお宝ガッポリ。 その後に時間移動で事件を根本から解決する。
[備考]:自分が受けている能力制限の範囲について大体理解している。
彼は着ぐるみ着用でも普段と同じ行動が可能です(変わり身などがある分むしろ強い?)。
[状態]:健康、ペンギン状態、ゴキブリ走法中
[装備]:S&W M29(残弾6/6発)@BLACK LAGOON
ペンギンの着ぐるみ@あずまんが大王
[道具]:支給品一式(食料なし)、ロープ(30m)@現実
44マグナム予備弾17発(ローダー付き)
[思考]:ぼくってお人好しだな。でもツッコミ役がいなくなると困るから仕方ないか
第一行動方針:チアキとよつばは気の済むようにさせる(フォローくらいはしてやる)
第二行動方針:打倒ジェダの仲間&情報集め
第二行動方針:好戦的な相手には応戦する
特に異能力者と自分を騙そうとする相手には容赦しない
最終行動方針:ジェダを倒してお宝ガッポリ。 その後に時間移動で事件を根本から解決する。
[備考]:自分が受けている能力制限の範囲について大体理解している。
彼は着ぐるみ着用でも普段と同じ行動が可能です(変わり身などがある分むしろ強い?)。
【速解術】
速読術や速記術に対抗してパタリロが考案した会話術。
出だしの一言(『あのー』とかでも良い)から、言おうとしている事を全て把握する技術。
入門テキストに従ってコツさえ掴めば素人でも数十分でマスターできるらしい。
要するに「カクカクシカジカ」「なるほどそういうことか!」を技術的にマスターしたもの。
一言だけで複雑な会話が出来る便利な反面、多用し過ぎるとドラマや映画の出だしを聞いただけで
最期のオチまでが読めたり、深く解読しすぎて『何をやってもいつかは死ぬんだ』と精神喪失を
起こす危険が伴うため、闇に葬られた(ちなみに精神喪失は過度の肉体的疲労を与えて解除した)。
その後も報告シーンを省略する際に適度に活用されているらしい。
速読術や速記術に対抗してパタリロが考案した会話術。
出だしの一言(『あのー』とかでも良い)から、言おうとしている事を全て把握する技術。
入門テキストに従ってコツさえ掴めば素人でも数十分でマスターできるらしい。
要するに「カクカクシカジカ」「なるほどそういうことか!」を技術的にマスターしたもの。
一言だけで複雑な会話が出来る便利な反面、多用し過ぎるとドラマや映画の出だしを聞いただけで
最期のオチまでが読めたり、深く解読しすぎて『何をやってもいつかは死ぬんだ』と精神喪失を
起こす危険が伴うため、闇に葬られた(ちなみに精神喪失は過度の肉体的疲労を与えて解除した)。
その後も報告シーンを省略する際に適度に活用されているらしい。
- ロワ内では集中しないと使用不可、基本的に相手が伝えたいと思っている事を理解できる程度。
【元祖ゴキブリ走法】
足が何本にも見える漫画的なパタリロの走法。何故かカサカサとゴキブリのような足音がする。
重力を無視して壁や天井、水上などを走行可能。車に乗るよりも走った方が速いらしい。
足が何本にも見える漫画的なパタリロの走法。何故かカサカサとゴキブリのような足音がする。
重力を無視して壁や天井、水上などを走行可能。車に乗るよりも走った方が速いらしい。
- ロワ内では常人よりは速く疲れずに走れる程度。壁や水上を走れるかどうかは不明。
≪111:Muddy Blood | 時系列順に読む | 067:How much is the ticket of this blood show?≫ |
≪064:being | 投下順に読む | 066:臆病者の誓い―第7番―≫ |
≪062:今、自分達に出来ること | 小岩井よつばの登場SSを読む | 096:セイギとギセイ/DOMINO≫ |
≪007:「日常的な非日常」 | 南千秋の登場SSを読む | |
パタリロの登場SSを読む |