怨鎖の雷と光の矢◆v5ym.OwvgI
先手はエヴァからだった。
「リク・ラク・ラ・ラック・ライラック
氷の精霊17頭、集い来たりて敵を切り裂け。魔法の射手・連弾・氷の13矢! 」
氷の精霊17頭、集い来たりて敵を切り裂け。魔法の射手・連弾・氷の13矢! 」
放たれる氷の弾丸は、相手の一手目を見極める牽制。
避けるか、防ぐか、あるいは足元に倒れるなのはを盾にするのか。
相手がどのように動くにせよ、そこから次の攻撃へつなげる。
避けるか、防ぐか、あるいは足元に倒れるなのはを盾にするのか。
相手がどのように動くにせよ、そこから次の攻撃へつなげる。
だがグレーテルがとった行動は、エヴァの予想を裏切るものだった。
彼女は何ら構えることなく、氷の弾丸を全身で受け止めたのだ。
彼女は何ら構えることなく、氷の弾丸を全身で受け止めたのだ。
「………!?」
流石のエヴァも、その行動は予想外であり、次の一手の模索が止まる。
しかし止まる思考と違い、狙いは正確。13発の弾丸は、確実に相手に直撃した。
しかし止まる思考と違い、狙いは正確。13発の弾丸は、確実に相手に直撃した。
「うふ、うふふふ……」
だが衝撃で舞い上がった土煙が消えた時、グレーテルは平然とその場に立っていた。
氷の魔弾は確かに、相手に直撃している。
予想よりもダメージが少ないが、それでも相手に傷を負わせることができた。
予想よりもダメージが少ないが、それでも相手に傷を負わせることができた。
しかしその傷も徐々にふさがり、後に残ったのは、敗れた服だけだった。
(……再生能力……だと?)
自身がその力を持つが故に、すぐにその能力に気付いたエヴァ。
相手の姿が変わったことから考えても、何らかの支給品の効果か。
相手の姿が変わったことから考えても、何らかの支給品の効果か。
(……いや、これは……)
そこでエヴァは気付いた。
自身から漏れ出す、白い光のようなものに。
そしてよく目を凝らしてみれば、その光は流れるように、グレーテルの元へと向かっていた。
自身から漏れ出す、白い光のようなものに。
そしてよく目を凝らしてみれば、その光は流れるように、グレーテルの元へと向かっていた。
そしてその光は、アリサ達からも漏れ出していた。
(……命を吸っているのか!?)
外傷のないインデックスが身動きの取れないことにも、これで説明がつく。
そして同時に、今の状況がどれだけこちらにとって不利なのか理解させられた。
そして同時に、今の状況がどれだけこちらにとって不利なのか理解させられた。
「今度はこちらから行くわよ、お姉さん……!」
「く……」
「く……」
近くにいるだけで、体力を消耗させられる。
そして小さな傷は、その場で回復してしまう相手。
周囲には命の灯が消えようとしているセイギノミカタ達。
そして小さな傷は、その場で回復してしまう相手。
周囲には命の灯が消えようとしているセイギノミカタ達。
小さなダメージでは、相手の回復力に勝てない。
相手もそれを理解しているのか、牽制攻撃はまるで気にしない。
相手もそれを理解しているのか、牽制攻撃はまるで気にしない。
相手にダメージを与えるためは、大技を決めるしかない。
だが猛攻を防ぎながら、大技を決める隙が作れるかも怪しい。
しかも相手の防御力、回復力から考えると例え技を決めても倒しきることができないかもしれない。
だが猛攻を防ぎながら、大技を決める隙が作れるかも怪しい。
しかも相手の防御力、回復力から考えると例え技を決めても倒しきることができないかもしれない。
そしてエヴァには相手と違い、タイムリミットが存在する。
エヴァの勝利条件は、グレーテルに勝つことではないのだ。
ここにいる、セイギノミカタをグレーテルから死守することがエヴァの目的なのだから。
エヴァの勝利条件は、グレーテルに勝つことではないのだ。
ここにいる、セイギノミカタをグレーテルから死守することがエヴァの目的なのだから。
この命を吸う化け物を、アリサ達の生命を吸い尽くすまでに倒すか、撤退させなくてはならない。
それができなければ、もし万が一グレーテルに勝利したとしても、エヴァの敗北である。
それができなければ、もし万が一グレーテルに勝利したとしても、エヴァの敗北である。
エヴァは、選択を迫られていた。
※ ※
あの化け物を最初に見たときから感じた、
こうして離れていても感じる、嫌な感じ。
少しずつ、こちらの生命が奪われていくような感じ。
こうして離れていても感じる、嫌な感じ。
少しずつ、こちらの生命が奪われていくような感じ。
あの化け物の近くでは、さらにこの奪われる感覚は濃くなるのだろう。
そしての影響を受けてなのは達は動けなくなっている、とリリスは考える。
そしての影響を受けてなのは達は動けなくなっている、とリリスは考える。
(……それじゃあ、近づいて戦う私は圧倒的に不利だね……)
場合によっては、殺し合いに乗っているであろうあの化け物と組むことも考えた。
だがその場合、もし運悪くあの化け物と自分が最後の一人になった場合、果たして勝てるのか。
だがその場合、もし運悪くあの化け物と自分が最後の一人になった場合、果たして勝てるのか。
(とっても遠くから相手を殺す方法があればいいんだけど……この鉄砲みたいに)
近づけないのならば、遠くから攻める。
だが使い慣れてない銃で、正確に相手を狙い打てるかと言われれば、否である。
だが使い慣れてない銃で、正確に相手を狙い打てるかと言われれば、否である。
(やっぱり、死んでもらえる時に死んでもらった方がいいかな……)
となれば一番の理想は、ここであの化け物がエヴァに殺されることである。
そうなれば、消耗したエヴァと、瀕死の人間3人を殺して、一気にご褒美が二回分手に入る。
まさしく漁夫の利である。
そうなれば、消耗したエヴァと、瀕死の人間3人を殺して、一気にご褒美が二回分手に入る。
まさしく漁夫の利である。
だが現実は、そううまくいかない。
みる限り、優勢なのは化け物の方だ。
エヴァは消耗が激しいようで、徐々に動きが鈍くなっている。
このままだと、いずれ化け物の勝利で終わるだろう。
みる限り、優勢なのは化け物の方だ。
エヴァは消耗が激しいようで、徐々に動きが鈍くなっている。
このままだと、いずれ化け物の勝利で終わるだろう。
ならば、今のうちに自分が加勢し、あの化け物をエヴァと一緒に倒すか。
いや、自分はエヴァに目の敵にされている。ここで自分が乱入しても、
エヴァがあの化け物だけを狙ってくれる保証がない。
いや、自分はエヴァに目の敵にされている。ここで自分が乱入しても、
エヴァがあの化け物だけを狙ってくれる保証がない。
(そうすると、エヴァにできるだけ粘ってもらって、弱ったところを攻める……とか?
化け物の動き自体は、強いが勝てないというほどのレベルではない。
一対一ならば勝てる見込みはあった。
一対一ならば勝てる見込みはあった。
だがそれは、生命を吸われない場合だ。
ヴィクターの特殊能力、エナジードレイン。
リリスはその正式名称は知らないが、
周囲の生命から力を奪っていくものだということはわかっていた。
ヴィクターの特殊能力、エナジードレイン。
リリスはその正式名称は知らないが、
周囲の生命から力を奪っていくものだということはわかっていた。
それは常に自分が回復し続けると同時に、
何もしなくても相手にダメージを与え続けているようなものだ。
長期戦に入られたら、それだけで負けが確定するだろう。
何もしなくても相手にダメージを与え続けているようなものだ。
長期戦に入られたら、それだけで負けが確定するだろう。
(あーでも、生きてる人達にしか効果がないみたいだし、それならなんとかなる……かな?)
リリスは、エナジードレインについて観察する。
近づけば近づくほどエネルギーを吸われるようだが、他はどうか。
近づけば近づくほどエネルギーを吸われるようだが、他はどうか。
よくみれば血を流して倒れている……死んでいる緑色の少年からは、白い靄は吸われていない。
それならば、エヴァがやられてすぐに、倒れている人たちを殺してしまえば、自分以外からは吸われない。
相手の回復速度を、大きく削ることができる。
それならば、エヴァがやられてすぐに、倒れている人たちを殺してしまえば、自分以外からは吸われない。
相手の回復速度を、大きく削ることができる。
生命を感じられないこの工場内で決着をつければ、勝機はあるだろう。
(ともかく、この戦いをよく見て、勝つ方法を見極めないと……)
リリスは観察を続ける。
ジェダの放送が始まった。
だが戦闘は止まらない。
リリスも情報が大切だということは理解したが、
今はそれ以上に重要な戦いが目の前で繰り広げられているため、メモをとることもせずに見続ける。
リリスも情報が大切だということは理解したが、
今はそれ以上に重要な戦いが目の前で繰り広げられているため、メモをとることもせずに見続ける。
ここで事態は急変した。
放送でソーセイセキの名前が呼ばれた時、エヴァに僅かに隙ができたのだ。
それはほんのわずかで、注意してみなければわからないほどの隙だったが、
その隙をついてあの化け物がエヴァの左腕を貫いた。
それはほんのわずかで、注意してみなければわからないほどの隙だったが、
その隙をついてあの化け物がエヴァの左腕を貫いた。
(ソーセイセキの名前で反応したってことは、エヴァはソーセイセキの仲間だったのかな?
それで仲間が死んだのをしって動揺した……とか?
うん、それじゃあ……死んだ知り合いの人を見せたりしたら動揺したりするのかな?)
それで仲間が死んだのをしって動揺した……とか?
うん、それじゃあ……死んだ知り合いの人を見せたりしたら動揺したりするのかな?)
そしてエヴァが崩れ落ち、化け物にも隙ができた。
こちらはエヴァよりも大きく、わかりやすい隙だ。
こちらはエヴァよりも大きく、わかりやすい隙だ。
(あの化け物の攻撃、エヴァにとって致命的だね。
『勝負あり』って判断して気が緩んだのかな?)
『勝負あり』って判断して気が緩んだのかな?)
それらの隙ができた理由を、リリスは考える。
(うん、例えば知ってる人の首を投げつけたりすれば、それだけで動揺しそうだね)
(今の化け物に隙ができたのは、戦いが終わったから?
相手をしとめた瞬間っていうのは気がゆるんじゃうのかな?)
相手をしとめた瞬間っていうのは気がゆるんじゃうのかな?)
そしてどのようにすれば、意図的にその隙を作り出せるか考える。
その小さな隙が、雌雄を分けることが多いのだから。
それをリリスは、これまでの経験から理解していた。
それをリリスは、これまでの経験から理解していた。
ニケとあそこにいる少女との戦いのときは、
ニケの炎が爆発した隙を突かれて、大きく吹き飛ばされ、遊びを中断させられた。
ニケの炎が爆発した隙を突かれて、大きく吹き飛ばされ、遊びを中断させられた。
グリーンの時は、死んだと思って近づいたらそのままキスされた。
……たぶん、あの時に薬を飲んだのだろう。
……たぶん、あの時に薬を飲んだのだろう。
森の中の4人との戦いのときは、最初はこちらがとても有利な状態で戦えた。
自分という囮がいたことで、グリーンが隙をつけたからだ。
自分という囮がいたことで、グリーンが隙をつけたからだ。
でも、その後グリーンが子豚にされた時はこちらが隙だらけだった。
自分が、グリーンが子豚になったことに大きく動揺してしまったから。
自分が、グリーンが子豚になったことに大きく動揺してしまったから。
なのはとの戦いのときも、その動揺が響いてなければ、
もう少しやりようがあったように思う。
もう少しやりようがあったように思う。
エヴァに不意打ちを食らった時。
そのまま連続して攻撃を食らい、その時の色々な動揺を引きずり、勝てなかった。
そのまま連続して攻撃を食らい、その時の色々な動揺を引きずり、勝てなかった。
そのエヴァを返り討ちにできたのは?
エヴァがグリーンと話をしていて、隙ができたからだ。
エヴァがグリーンと話をしていて、隙ができたからだ。
この戦いはどれも、この隙がなければどう転んでいるか分からない戦いだった。
(……そっか。私のこれまでの戦いの中にも、ヒントはたくさんあったんだ)
自分が意図的に、相手の隙を作ることも可能なはず。
それが必殺の一撃を与える勝機になる。そう、リリスは考える。
それが必殺の一撃を与える勝機になる。そう、リリスは考える。
しかし今の自分にそううまく、奇襲ができるだろうか?
グリーンのように、ニアのように。
リリスは考える、どうすれば隙を作れるか。
グリーンのように、ニアのように。
リリスは考える、どうすれば隙を作れるか。
思考の波に捕らわれたリリス。
それは他者からみると、隙だらけだった。
それは他者からみると、隙だらけだった。
そんなリリスの後ろから、迫る影。
「うひゃ……っ!」
そして通り過ぎる影に声をあげそうになるも、咄嗟に自分の口を押さえてそれを防ぐ。
その影は、Q-Beeだった。
Q-Beeはそのまま、エヴァ達の元へと向かっていった。
Q-Beeはそのまま、エヴァ達の元へと向かっていった。
※ ※
苦渋の選択。
戦い続け、万が一の勝利をつかみ、全てを助けるか。
歩の悪い賭けを諦め、誰か一人を助け、他の二人を見捨てるか。
歩の悪い賭けを諦め、誰か一人を助け、他の二人を見捨てるか。
一つ目の選択を選ぶと決め、覚悟した結果がこれだ。
別れたばかりの人形の死に動揺し、そのせいで僅かにでもあった勝利がつかめなかった。
別れたばかりの人形の死に動揺し、そのせいで僅かにでもあった勝利がつかめなかった。
そして今にも殺されようとしたとき、グレーテルがそれを中断したのは、新たな来訪者が現れたからだ。
「グレーテル、ゴホウビワタシニキタ」
グレーテルにご褒美を渡しに来た、Q-Beeだ。
「あら、そういえばそんなものがあったわね。だけど……」
そういって、グレーテルはサンライトハートを振り下ろす。
真っ二つにされる蜂の女王。
噴水のように飛び出す血。
噴水のように飛び出す血。
「あなたの命のほうがもっとほしいわ」
Q-Beeは、グレーテルの行動に反応できなかった。
いや、正確には反応したせいで、硬直してしまった。
いや、正確には反応したせいで、硬直してしまった。
ジェダの命令、幼子たちを傷つけるな。
本能は自分を傷つけた相手に反応し、即座に殺そうと動いた。
だがその本能を、ジェダの命令を思い出した理性が無理やり止める。
キルアの時のように、食欲に思考を支配されていたわけでもなかったので、
その忠誠が、中途半端に作用してしまった。
本能は自分を傷つけた相手に反応し、即座に殺そうと動いた。
だがその本能を、ジェダの命令を思い出した理性が無理やり止める。
キルアの時のように、食欲に思考を支配されていたわけでもなかったので、
その忠誠が、中途半端に作用してしまった。
結果、身体をうまく動かすことができずに硬直し、グレーテルの攻撃を避けることができなかった。
左右に断たれたQ-Beeを眺めて笑みを深めるグレーテル。
「リク・ラク・ラ・ラック・ライラック!」
それは死にかけのエヴァに、最後の抵抗のチャンスを与えた。
エヴァは残りの魔力を振り絞り、大きく跳躍し、詠唱を開始。
エヴァは残りの魔力を振り絞り、大きく跳躍し、詠唱を開始。
「雷の11矢!!」
残りの魔力では、これが限界だ。
既にダメージが見込めないことが分かっている氷の魔法ではなく、
目くらましと、軽い感電を期待して雷の弾丸を放つ。
既にダメージが見込めないことが分かっている氷の魔法ではなく、
目くらましと、軽い感電を期待して雷の弾丸を放つ。
「あら?」
そして一番近くにいたインデックスとアリサ、
上にいたアリサだけをつかみ、グレーテルと反対方向に全速力で飛んで行く。
上にいたアリサだけをつかみ、グレーテルと反対方向に全速力で飛んで行く。
直後、背後で大きな爆発音がするも、一度も後ろを振り返ることなく、
エヴァはグレーテルから逃げ出した。
エヴァはグレーテルから逃げ出した。
※ ※
その状況を、理解できた人間はいなかった。
どうして、それが起こったのかが分からず、故に混乱が場を支配する。
どうして、それが起こったのかが分からず、故に混乱が場を支配する。
状況から得られる情報を言葉にすると簡単だ。
エヴァの放った雷の矢が、Q-Beeに当たった。
そうするとQ-Beeが、放電して自爆した。
そうするとQ-Beeが、放電して自爆した。
事実だけを述べると、そうなるのだから。
だがその理由、Q-Beeが何故、爆発したのかを説明できる人間が、その場に存在しなかった。
だがその理由、Q-Beeが何故、爆発したのかを説明できる人間が、その場に存在しなかった。
おそらく、Q-Beeに起こった事態を理解できた人間は存在しない。
爆発の張本人であるQ-Beeにも、そしてジェダにも。
爆発の張本人であるQ-Beeにも、そしてジェダにも。
このQ-Beeの爆発には、念、という能力が深くかかわっている。
『念』とは、とある世界の実力者たちが、必ず身につけている技術。
極めれば、適性にもよるが、ありとあらゆることができる能力。
極めれば、適性にもよるが、ありとあらゆることができる能力。
この島につれてこられた子供たちの中では、ゴンと、キルアという参加者がその念を使える人間だ。
注目すべきは、キルアだ。
キルアの念は、電気。
自分の体内に充電した電気を、オーラで変化させ、様々な攻撃に使う能力である。
キルアの念は、電気。
自分の体内に充電した電気を、オーラで変化させ、様々な攻撃に使う能力である。
そしてQ-Beeは、キルアと戦ったのだ。
それがこのQ-Beeの爆発と大きくかかわっている。
それがこのQ-Beeの爆発と大きくかかわっている。
キルアはQ-Beeへの最後の抵抗として、雷を呼ぼうとしていた。
自らの体力はもはや尽き、最後の抵抗として雨雲から雷を招き寄せようとした。
だがそれは、弥彦がいたことで中断をせざるを得なかった。
自らの体力はもはや尽き、最後の抵抗として雨雲から雷を招き寄せようとした。
だがそれは、弥彦がいたことで中断をせざるを得なかった。
そして、代わりとしてそのQ-Beeを殺せなかったキルアの怨『念』が、Q-Beeに宿った。
念というのは死ねば消えるものではない。
それどころか死ぬことで逆に強まることもありえる。
深い恨みや未練を持ったまま死ぬと、その念は強く残る。
残された念は行き場を求めて憎悪や執着の対象へ向かい、
生前以上の力を持って対象へ宿る。
それどころか死ぬことで逆に強まることもありえる。
深い恨みや未練を持ったまま死ぬと、その念は強く残る。
残された念は行き場を求めて憎悪や執着の対象へ向かい、
生前以上の力を持って対象へ宿る。
Q-Beeはキルアの死者の念に捕らわれることになった。
その念とは、『帯電』である。
その念とは、『帯電』である。
Q-Beeは、キルアの念で、常に電気を帯びる体質になったのだ。
その電気は外からの電撃により漏電し、爆発に似た現象を起こしたのだ。
その電気は外からの電撃により漏電し、爆発に似た現象を起こしたのだ。
Q-Beeは念のことを知らないし、
知っている可能性のあるジェダも、Q-Beeがキルアと戦ったことを知らない。
知っている可能性のあるジェダも、Q-Beeがキルアと戦ったことを知らない。
故に、この島の中にQ-Beeが爆発した理由を説明できる人間はいないのだ。
「う、ふふふ、ふふふ、ふふh……」
結果は目の前にできていた。
Q-Beeが放電する原因となったエヴァは倒れていた一人を回収して逃走し、
エヴァと戦っていたグレーテルは、至近距離でQ-Beeの自爆の電撃に巻き込まれ、しびれている。
エヴァと戦っていたグレーテルは、至近距離でQ-Beeの自爆の電撃に巻き込まれ、しびれている。
ザク、とグレーテルの肩を何かが貫いた。
「あ、ら……?」
それは、金色の矢だった。
撃たれた方向を見ると、そこには弓矢を構えたダークストーカーの姿があった。
「もう一人、迷いの森に迷い込んだ赤ずきんちゃんがいたみたいね……」
放たれる二発目の矢、しかしそれは痺れから回復し、振るわれたサンライトハートではじかれる。
「だけど赤ずきんちゃんは、オオカミに食べられてしまうのよ」
三発目、グレーテルが防ぐまでもなく、あらぬ方向に飛んでいく。
無防備になっているリリスへ向け、サンライトハートを振り下ろそうとし……
無防備になっているリリスへ向け、サンライトハートを振り下ろそうとし……
「……あら?」
グレーテルの喪服が、白い、拘束服へと変わる。
動きが制限される。そしてそれは敵の前では致命的で――
動きが制限される。そしてそれは敵の前では致命的で――
「じゃあ、あなたの役は赤ずきんだね」
「それじゃあ、あなたがおおかみさんなのかしら?」
「それじゃあ、あなたがおおかみさんなのかしら?」
グレーテルは、明確な死を前にして、頬笑みを浮かべる。
リリスはグレーテルに銃口を押しつける。
リリスはグレーテルに銃口を押しつける。
そして、引き金を引いた。
※ ※
「ぐ……ここまで……くれば……」
エナジードレインの影響で枯れて、視界の開けた森を抜け、廃病院に来て、ようやくエヴァは腰を下ろす。
残っている右腕には、唯一助け出せたセイギノミカタが抱えられていた。
残っている右腕には、唯一助け出せたセイギノミカタが抱えられていた。
なんという体たらく。
全てを助けようとして、結局助けられたのは、僅かな命だけだった。
全てを助けようとして、結局助けられたのは、僅かな命だけだった。
その助けた命を目にして、エヴァは凍りつく
「……おい」
その身体を揺する。反応はない。
「おい、返事をしろ」
激しく揺する。反応はない。
『エヴァンジェリンさん』
居た堪れなくなったのか、アリサに掴まれ続けていたカレイドルビーが告げる。
『もう、死んでます』
出血を放置し、エナジードレインを浴び続けた結果か。
治療も間に合わず、負担のかかる体制での長距離の高速移動を繰り返された結果か。
治療も間に合わず、負担のかかる体制での長距離の高速移動を繰り返された結果か。
アリサ・バニングスは、助けられたにもかかわらず、死んでいた。
「く、そ……くそおおおおおおおおおおおおおお!!」
廃病院に、エヴァの絶叫がこだまする。
彼女は完全に、負けたのだ。
彼女は完全に、負けたのだ。
※ ※
「ふう、こんなものかな……」
リリスは周囲の道具を回収し終え、ふっと一息吐く。
回収し終えた荷物は、多い。
リンクたちが持っていた荷物も回収したし、
Q-Beeの爆発で運よく肩ひもが外れ吹き飛んだ、化け物の荷物も回収できた。
Q-Beeが持ってきていたご褒美も、ちゃっかり頂いた。
リンクたちが持っていた荷物も回収したし、
Q-Beeの爆発で運よく肩ひもが外れ吹き飛んだ、化け物の荷物も回収できた。
Q-Beeが持ってきていたご褒美も、ちゃっかり頂いた。
それからリリスのそばには、インデックスが眠っていた。
あの化け物に対応すべく、リリスは遠距離の攻撃手段がなにかないか考えていた。
だが考えるまでもなく、リリスは元から遠距離の攻撃手段に使える武器を持っていたのだ。
元々、ミスティックアロー……投げ技として自身の羽を弓として使っていたが、
弓の本来の使い方は、矢をつがえて打つことにある。
そしてリリスは既に、投げ技としてではあるが、弓術は身につけていた。
元々、ミスティックアロー……投げ技として自身の羽を弓として使っていたが、
弓の本来の使い方は、矢をつがえて打つことにある。
そしてリリスは既に、投げ技としてではあるが、弓術は身につけていた。
工場に落ちていた鉄片を媒体に、リリスが魔力で作り出した金色の矢。
それを放ち、化け物に傷を負わせた。
それを放ち、化け物に傷を負わせた。
傷が浅く、2発目ははじかれたが、リリスはその時既に次の一手を考えていた。
3発目の矢には、着せ替えカメラが括りつけられていたのだ。
3発目の矢には、着せ替えカメラが括りつけられていたのだ。
そしてその矢は、化け物の後ろでリリスの分身が回収、
即座に登録していた拘束服を、グレーテルに着せたのである。
即座に登録していた拘束服を、グレーテルに着せたのである。
そして最後に、確実に相手の命を刈り取るべく、
リリスはガマリエル弾を装填したブラックバレル・レプリカを、化け物に発射した。
リリスはガマリエル弾を装填したブラックバレル・レプリカを、化け物に発射した。
試し打ちの時には銃の反動に耐えきれず、うまいように扱えなかったが、
それは化け物の身体に押さえつけることで解決した。
自分の力を向ける方向をそちらに絞ることで、反動を押さえつけた。
それは化け物の身体に押さえつけることで解決した。
自分の力を向ける方向をそちらに絞ることで、反動を押さえつけた。
その代償か、両腕が非常に痛いことになっているが、許容範囲だ。
このまま戦闘をすることになればまずかったかもしれないが、
今現在、この場にいる人間は全て行動不能になっている。
このまま戦闘をすることになればまずかったかもしれないが、
今現在、この場にいる人間は全て行動不能になっている。
あの化け物は、大きなダメージを与えなければ倒せない。
故に、現在のリリスの持ちうる最大の攻撃で消し飛ばしたのだが、
やはり威力が強すぎたのか。あの化け物は跡形もなく消えてしまった。
故に、現在のリリスの持ちうる最大の攻撃で消し飛ばしたのだが、
やはり威力が強すぎたのか。あの化け物は跡形もなく消えてしまった。
それから、他の生存者を見るべく、周りを見渡すが、
残っているなのはも、インデックスも、既に虫の息だったのだ。
残っているなのはも、インデックスも、既に虫の息だったのだ。
だからリリスは、Q-Beeが持っていた大天使の息吹を使い、
以前の戦いでそれほど脅威に感じなかったインデックスを治療した。
その間に、なのはのほうは息を引き取っていた。
以前の戦いでそれほど脅威に感じなかったインデックスを治療した。
その間に、なのはのほうは息を引き取っていた。
インデックスは生気を取り戻し、熱も下がり、顔の赤みは消え去った。
……その頬は今現在熱とは違う理由で赤く染まっているが。
……その頬は今現在熱とは違う理由で赤く染まっているが。
当然、命を助けたくてインデックスを治療したわけではない。
リリスがインデックスを助けたのは、情報がほしかったからだ。
これから戦うことになる相手の事を少しでもいいから知りたい。
その為に、色々な人脈を持っていると見込んでインデックスを生かした。
リリスがインデックスを助けたのは、情報がほしかったからだ。
これから戦うことになる相手の事を少しでもいいから知りたい。
その為に、色々な人脈を持っていると見込んでインデックスを生かした。
自分を襲ったりしないよう、インデックスには自らの唾液と、ニアの持っていた薬を飲ませた。
これで恐らくは、自分のいいなりになるはずだ。
これで恐らくは、自分のいいなりになるはずだ。
落ちていたランドセルに入っていた薬も飲ませようかと考えたが、少し自省した。
そうして話を聞いて、情報を得る。
裏切られる心配がないようなら、味方に引き込んでしまってもいい。
裏切られる心配がないようなら、味方に引き込んでしまってもいい。
「でも、とりあえずはここから移動……かな」
工場での戦闘はかなり大きかったし、エヴァが戻ってきたらせっかく生け捕った人間を逃がしてしまうかもしれない。
リリスはひとまず、インデックスを抱え、工場を後にした。
リリスはひとまず、インデックスを抱え、工場を後にした。
【Q-Bee 死亡】
【グレーテル@BLACK LAGOON 死亡】
【高町なのは@魔法少女リリカルなのは 死亡】
【アリサ・バニングス@魔法少女リリカルなのは 死亡】
【グレーテル@BLACK LAGOON 死亡】
【高町なのは@魔法少女リリカルなのは 死亡】
【アリサ・バニングス@魔法少女リリカルなのは 死亡】
【A-4/上空/2日目/朝】
【リリス@ヴァンパイアセイヴァー】
[状態]:右足と左腕にレーザー痕。顔に酷い腫れ。全身打撲。(以上全て応急手当済み)
疲労(小)。全身に軽度の火傷。額に浅い切り傷。背中に打撲、両手に痺れ
微かな哀しみとすっきりと澄み渡った決意。『考え』る事に目覚めた。
[装備]:首輪×2(グリーンとニアのもの。腕輪のように両腕に通している)
[道具]:基本支給品一式×8、(食料一人分-2、飲料水を少し消費)、眠り火×8@落第忍者乱太郎、魔女の媚薬@H×H、
メタちゃん(メタモン)@ポケットモンスターSPECIAL、きせかえカメラ(充電まであと30分)@ドラえもん
モンスターボール@ポケットモンスターSPECIAL 、小悪魔のウインク@H×H、 大天使の息吹@H×H
ブラックバレル・レプリカ(13/13)@メルティブラッド(予備弾倉×1、ガマリエル弾×1)
贄殿遮那@灼眼のシャナ、歩く教会の十字架@とある魔術の禁書目録、
時限爆弾@ぱにぽに、エスパー錠とその鍵@絶対可憐チルドレン、じゃんけん札@サザエさん、
ふじおか@みなみけ(なんか汚れた)、5MeO-DIPT(24mg)、祭具殿にあった武器1~3つ程、祭具殿の鍵、
裂かれたアリサのスリップ(包帯を作った余り)、ビュティの首輪、鉄製の斧@ひぐらしのなく頃に(?)
塩酸の瓶×1本、毒ガスボトル×1個、ボロボロの傘、蝶ネクタイ型変声機@名探偵コナン
ソードカトラスの予備弾倉×3(各15発、一つだけ12発)、バット、救急箱、100円ライター
エルルゥの薬箱の中身@うたわれるもの(カプマゥの煎薬(残数3)、ネコンの香煙(残数1)、紅皇バチの蜜蝋(残数2))
スペクタルズ×8@テイルズオブシンフォニア、クロウカード『光』『剣』『希望』@CCさくら、
コエカタマリン(残3回分)@ドラえもん
不明支給品1~3
[思考]:どこで話を聞こうかな……
第一行動方針:人が来ない場所を探して、休息とお話。
第二行動方針:インデックスから情報を得る。利用できるようなら配下に加える。
第三行動方針:できれば首輪をはずしたい。外したら制限もなくなるはず。
第四行動方針:ニアのメモをとりにいきたい。
第五行動方針:5MeO-DIPTに興味あり。
基本行動方針:優勝して、グリーンの魂ともう一度語り合う。もう「遊び」に夢中になったりはしない。
[備考]:
荷物の中の『魔女の媚薬@H×H』と『大天使の息吹@H×H』には説明書がついていません。
Q-Beeからジェダに命じられた任務の内容を聞きました。
第二回の放送を聞く余裕はありませんでした。
【リリス@ヴァンパイアセイヴァー】
[状態]:右足と左腕にレーザー痕。顔に酷い腫れ。全身打撲。(以上全て応急手当済み)
疲労(小)。全身に軽度の火傷。額に浅い切り傷。背中に打撲、両手に痺れ
微かな哀しみとすっきりと澄み渡った決意。『考え』る事に目覚めた。
[装備]:首輪×2(グリーンとニアのもの。腕輪のように両腕に通している)
[道具]:基本支給品一式×8、(食料一人分-2、飲料水を少し消費)、眠り火×8@落第忍者乱太郎、魔女の媚薬@H×H、
メタちゃん(メタモン)@ポケットモンスターSPECIAL、きせかえカメラ(充電まであと30分)@ドラえもん
モンスターボール@ポケットモンスターSPECIAL 、小悪魔のウインク@H×H、 大天使の息吹@H×H
ブラックバレル・レプリカ(13/13)@メルティブラッド(予備弾倉×1、ガマリエル弾×1)
贄殿遮那@灼眼のシャナ、歩く教会の十字架@とある魔術の禁書目録、
時限爆弾@ぱにぽに、エスパー錠とその鍵@絶対可憐チルドレン、じゃんけん札@サザエさん、
ふじおか@みなみけ(なんか汚れた)、5MeO-DIPT(24mg)、祭具殿にあった武器1~3つ程、祭具殿の鍵、
裂かれたアリサのスリップ(包帯を作った余り)、ビュティの首輪、鉄製の斧@ひぐらしのなく頃に(?)
塩酸の瓶×1本、毒ガスボトル×1個、ボロボロの傘、蝶ネクタイ型変声機@名探偵コナン
ソードカトラスの予備弾倉×3(各15発、一つだけ12発)、バット、救急箱、100円ライター
エルルゥの薬箱の中身@うたわれるもの(カプマゥの煎薬(残数3)、ネコンの香煙(残数1)、紅皇バチの蜜蝋(残数2))
スペクタルズ×8@テイルズオブシンフォニア、クロウカード『光』『剣』『希望』@CCさくら、
コエカタマリン(残3回分)@ドラえもん
不明支給品1~3
[思考]:どこで話を聞こうかな……
第一行動方針:人が来ない場所を探して、休息とお話。
第二行動方針:インデックスから情報を得る。利用できるようなら配下に加える。
第三行動方針:できれば首輪をはずしたい。外したら制限もなくなるはず。
第四行動方針:ニアのメモをとりにいきたい。
第五行動方針:5MeO-DIPTに興味あり。
基本行動方針:優勝して、グリーンの魂ともう一度語り合う。もう「遊び」に夢中になったりはしない。
[備考]:
荷物の中の『魔女の媚薬@H×H』と『大天使の息吹@H×H』には説明書がついていません。
Q-Beeからジェダに命じられた任務の内容を聞きました。
第二回の放送を聞く余裕はありませんでした。
【インデックス@とある魔術の禁書目録】
[状態]:健康、リリスの唾液と魔女の媚薬を服用。
[装備]:水の羽衣(背部が横に大きく裂けている)@ドラゴンクエストⅤ
[道具]:なし
[服装]:私立聖祥大付属小学校の制服の下に水の羽衣。背中と足にシルクの包帯。
[思考]:…………
第一行動方針:????
[状態]:健康、リリスの唾液と魔女の媚薬を服用。
[装備]:水の羽衣(背部が横に大きく裂けている)@ドラゴンクエストⅤ
[道具]:なし
[服装]:私立聖祥大付属小学校の制服の下に水の羽衣。背中と足にシルクの包帯。
[思考]:…………
第一行動方針:????
以下の方針は薬により一時凍結?(詳しくは以降の書き手に任せます)
第二行動方針:ヴィータを捜し、説得する。
第三行動方針:ニケ達と合流する。
第四行動方針:紫穂の行方の手掛かりを探す。エヴァの説得も諦めていない。名前しか知らないヤムィヤムィが少し気になる。
第五行動方針:落ち着いたら、明るい所でじっくりビュティの首輪を調べたい。
基本行動方針:誰にも死んで欲しくない。状況を打破するため情報を集め、この空間から脱出する。
[備考]:拾った双葉の型紐が切れたランドセルに荷物まとめて入れています。
インデックス自身のランドセルは壊れているので内容物の質量と大きさを無視できません。
深夜12時の臨時放送と第二回の放送を完全に聞き逃しました。
第二行動方針:ヴィータを捜し、説得する。
第三行動方針:ニケ達と合流する。
第四行動方針:紫穂の行方の手掛かりを探す。エヴァの説得も諦めていない。名前しか知らないヤムィヤムィが少し気になる。
第五行動方針:落ち着いたら、明るい所でじっくりビュティの首輪を調べたい。
基本行動方針:誰にも死んで欲しくない。状況を打破するため情報を集め、この空間から脱出する。
[備考]:拾った双葉の型紐が切れたランドセルに荷物まとめて入れています。
インデックス自身のランドセルは壊れているので内容物の質量と大きさを無視できません。
深夜12時の臨時放送と第二回の放送を完全に聞き逃しました。
【B-3/廃病院/2日目/朝】
【エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル@魔法先生ネギま! 】
[状態]:全身に痛み、左腕喪失、体力消耗(特大)、魔力消費(特大)
[装備]:フェアリィリング@テイルズオブシンフォニア
[道具]:支給品一式、手足の無いチャチャゼロ(半永眠)@魔法先生ネギま!、カレイドステッキ@Fate/stay night
[思考]:く、そ……!
第一行動方針:………
第二行動方針:リリスと遭遇することがあったら、リリスを倒し身柄を押さえ、情報を得る。
第三行動方針:ジェダの居場所に至る道を突き止め、露払いをする。
第四行動方針:ジェダを倒そうと挑む者たちの前に立ち塞がり、討たれる。
基本行動方針:ジェダ打倒のために暗躍。ただし仲間は作らない。誇り高き悪として、正義の前に散る。
[備考]:梨花の血を大量に吸いました。雛見沢症候群、及び女王感染者との関連は不明です。
パタリロを魔族だと思っています。名前は知りません
紫穂の『能力』が、触れることで発動することを見抜きました。詳細までは把握していません。
第二回の放送を聞いていません。カレイドステッキは聞いてるかどうか不明です。
工場にリリスがいたこと、グレーテルが殺されたことに気づいていません。
【エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル@魔法先生ネギま! 】
[状態]:全身に痛み、左腕喪失、体力消耗(特大)、魔力消費(特大)
[装備]:フェアリィリング@テイルズオブシンフォニア
[道具]:支給品一式、手足の無いチャチャゼロ(半永眠)@魔法先生ネギま!、カレイドステッキ@Fate/stay night
[思考]:く、そ……!
第一行動方針:………
第二行動方針:リリスと遭遇することがあったら、リリスを倒し身柄を押さえ、情報を得る。
第三行動方針:ジェダの居場所に至る道を突き止め、露払いをする。
第四行動方針:ジェダを倒そうと挑む者たちの前に立ち塞がり、討たれる。
基本行動方針:ジェダ打倒のために暗躍。ただし仲間は作らない。誇り高き悪として、正義の前に散る。
[備考]:梨花の血を大量に吸いました。雛見沢症候群、及び女王感染者との関連は不明です。
パタリロを魔族だと思っています。名前は知りません
紫穂の『能力』が、触れることで発動することを見抜きました。詳細までは把握していません。
第二回の放送を聞いていません。カレイドステッキは聞いてるかどうか不明です。
工場にリリスがいたこと、グレーテルが殺されたことに気づいていません。
※Q-Beeにキルアの死者の念が憑いています。
電気を食らうと体内の電気が漏れ出し、自爆します。
電気を食らうと体内の電気が漏れ出し、自爆します。
≪285:ありとあらゆる呪いを解く程度の呪文 | 時系列順に読む | 287:今抜き放たれる最強の鬼札≫ |
≪285:ありとあらゆる呪いを解く程度の呪文 | 投下順に読む | 287:今抜き放たれる最強の鬼札≫ |
≪280:想いは百秒で砕け散る ≪282:第二回定時放送 |
エヴァの登場SSを読む | 000:[[]]≫ |
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インデックスの登場SSを読む | 287:今抜き放たれる最強の鬼札≫ | |
≪274:目撃者と追跡者 ≪282:第二回定時放送 |
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