概要
『ABCミュージカル SANADA』とは、1992年のオリジナルミュージカルである。
11月に近鉄劇場で公演が行われた。
11月に近鉄劇場で公演が行われた。
主な出演者は大沢樹生(光GENJI)、赤坂晃(光GENJI)、岩崎良美、室町あかね、永島敏行、上月晃。
脚本は劇団離風霊船の大橋泰彦。
宣伝番組で公演映像が放送されたが、映像ソフトは発売されていない。
主題歌のTHE 家元「SANADA」はサブスク解禁されている。
主題歌のTHE 家元「SANADA」はサブスク解禁されている。
あらすじ
※YouTubeにアップロードされた公演映像での内容。
現代人(おそらく1992年)の浪人生、木下英夫。政治家の息子だが、将来自分が本当にやりたいことに悩んでいる。
彼が愛用するノートパソコンの、シミュレーションゲームのキャラクターの猿飛佐助に「僕の将来を教えて」と聞いたところ、猿飛佐助は戦国時代の合戦の様子を説明する。
すると、英夫は突然戦国時代(慶長19年/西暦1614年)にタイムスリップしてしまう。
彼が愛用するノートパソコンの、シミュレーションゲームのキャラクターの猿飛佐助に「僕の将来を教えて」と聞いたところ、猿飛佐助は戦国時代の合戦の様子を説明する。
すると、英夫は突然戦国時代(慶長19年/西暦1614年)にタイムスリップしてしまう。
そこで英夫は真田十勇士と出会う。最初は不審がられたが、「ジュケンセイという武将に敵対する浪人者」と勘違いされて信頼関係を築く。
英夫が豊臣秀頼に似ていたので、真田幸村は彼を影武者に任命する。
ちなみに霧隠才蔵は女性だった。
英夫が豊臣秀頼に似ていたので、真田幸村は彼を影武者に任命する。
ちなみに霧隠才蔵は女性だった。
英夫は、佐助に「現代(平成初期)では、何でも手に入るけれど、生きている実感がない」とこぼす。
佐助は、「戦国時代になくて400年後にあるのは、自由だろう」と語る。
佐助は、「戦国時代になくて400年後にあるのは、自由だろう」と語る。
叶わない夢として「兄がほしい」と願う英夫に、佐助は義兄弟の契りを交わす。
英夫は、大阪夏の陣で彼らが負けることを知っていて、説得しようとするが、運命は変えられない。
焼け落ちる大阪城で、猿飛佐助と霧隠才蔵は、「(自由な恋愛ができる)英夫の時代に生まれ変わろう」と誓いあう。
真田十勇士たちは命を落とす。
真田十勇士たちは命を落とす。
英夫はパソコンの前で寝落ちしていたことに気づく。
母は、平和な世の中で、勉強したことが誰かのことを救うことになると夫が言っていたと語る。
英夫は、父の後を継いで政治家になり良い世の中を作ることを誓う。
母は、平和な世の中で、勉強したことが誰かのことを救うことになると夫が言っていたと語る。
英夫は、父の後を継いで政治家になり良い世の中を作ることを誓う。