世界の裏に存在する死の商人。
有史以来のあらゆる戦場に加担し武器を売り、財貨を得てきたともいわれる。
その主な主戦力である獣鬼兵はホムンクルスであり、一般人を遥かに凌駕する戦闘力を誇る。
一個部隊さえあれば一個師団は容易に滅ぼせる。幸いにして量産に手間がかかるため、その配備数は少ない。
また、その思考制御にも問題があり、突然暴れだすものも少なくないため、運用に難があることも部隊数の少なさの所以。
TANATOSの理念は「利益の追求」のみであり、その理由から利益と絡む余地のない「TANATOSに狙いを定めた」戦いを嫌う。
故に、神々の力には対抗しきれない事も合わせて「正義」などといった理由で向かってくるクエスターの存在は鬼門である。
クエスター、超能力、魔法、奈落などの圧倒的な威力を持ち経費のかからないものの研究はいくらか進められてはいるが、その制御や量産が出来ないということで難航している。
だが、
モンデー大佐の「アビスシードマシンガン」の存在から、奈落を用いた兵器の開発は着々と進んでいるらしい。
現在、表立った活動は行っていないが、あくまでそれは表向きの話である。
米国の兵士を獣鬼兵士に改造する計画であるとか、基地を生体兵器化させている等の噂は絶えない。
単純な個体勝負では戦力の差があったとしても、彼らには「量産」という力があるのを忘れてはならない。
彼らの恐ろしさは、純粋な数による圧倒である。
突出した個体ではなく、均一なる無数。それが彼らの強みである。
学園都市「TANATOS」が存在することが判明。
サイキック量産計画が運用されている。
最終更新:2010年07月07日 10:05