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人狼基礎論:定義と概要
最終更新:
lupusexmachina
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基礎論とは何か
ここで言う 基礎 とは、配役や環境に依存しない「人狼ゲームの根底構造」を指す。
その構造を定義し共有することで、プレイヤー間の会話に共通の枠組みを与える。
この定義が不在であることが、無軌道な進行論や、評価基準の崩壊を招いている。
ここでは、強さの根拠となる“構造的基礎”を整理する。
基礎論の構成
基礎論は以下の4つで構成される:
<基礎論>
├ 戦術
├ 進行
├ 発言
└ 精査
├ 戦術
├ 進行
├ 発言
└ 精査
これらは一見独立しているが、いずれも相互依存しており、1つが欠ければ他も崩れる。
各要素の概観
戦術
狼側の設計図。
騙り、結果の提示、CCO、身内切りなどを用い、ゲーム全体の構成に影響を与える。
初日の夜に戦術を構築する段階で、すでに勝敗の流れは決まり始めている。
騙り、結果の提示、CCO、身内切りなどを用い、ゲーム全体の構成に影響を与える。
初日の夜に戦術を構築する段階で、すでに勝敗の流れは決まり始めている。
進行
村側の設計図。
その日に“どの範囲から吊るか”を定める操作であり、狼の戦術を理解していないと構築不可能。
進行論は、あくまで“推理に入る前段階の構造設計”であって、推理そのものではない。
その日に“どの範囲から吊るか”を定める操作であり、狼の戦術を理解していないと構築不可能。
進行論は、あくまで“推理に入る前段階の構造設計”であって、推理そのものではない。
発言
発言は“評価される行為”である。
発言内容は常に、自分が村であると証明するための提示であり、推理と自己PRを兼ねる。
最強の発言とは「吊られない発言」である。白さとは生存戦略である。
発言内容は常に、自分が村であると証明するための提示であり、推理と自己PRを兼ねる。
最強の発言とは「吊られない発言」である。白さとは生存戦略である。
精査
盤面・発言・噛み・票――すべての要素を複合的に組み合わせて判断を下す操作。
戦術を理解していなければ、どの情報をどう評価すべきかの軸が存在せず、精査は成立しない。
精査とは、分解の能力である。
戦術を理解していなければ、どの情報をどう評価すべきかの軸が存在せず、精査は成立しない。
精査とは、分解の能力である。
構造の流れと優先順序
出発点は 戦術の理解 にある。
それを基に 進行論 を構築し、盤面を整理する。
進行が固まっていれば、思考のリソースを 発言 に集中でき、
情報の全体像を捉えた 精査 が可能になる。
それを基に 進行論 を構築し、盤面を整理する。
進行が固まっていれば、思考のリソースを 発言 に集中でき、
情報の全体像を捉えた 精査 が可能になる。
精査は孤立して存在しない。
進行と戦術を内在化して初めて、再現性のある判定に至る。
進行と戦術を内在化して初めて、再現性のある判定に至る。
この構造を理解することで、あなたはすでに他のプレイヤーの先にいる。