メモの取り方 | 推理メモの書き方・情報整理術
推理は、正確な情報整理の上に成り立つ。
本章では、盤面把握と進行管理を支えるためのメモ術を学びます。
本章では、盤面把握と進行管理を支えるためのメモ術を学びます。
盤面の記録の重要性
盤面の記録は、把握漏れを防ぐために必須です。
また、脳のリソースを考えたとき、盤面をメモしておけば覚えている必要がなくなり、
発言や推理に集中することができます。
発言や推理に集中することができます。
把握漏れが試合に与える影響は、想像以上に大きいです。
たとえば、自分が占い師であるにもかかわらず、
自分の白先を疑ってしまったとしたら──それだけで印象は大きく悪化します。
自分の白先を疑ってしまったとしたら──それだけで印象は大きく悪化します。
苦し紛れに「発言が狂人ぽかった」と言い逃れもできますが、
一度付いた印象を払拭するのは容易ではありません。
一度付いた印象を払拭するのは容易ではありません。
さらに──
騙りは適当に結果を出すことが多く、
そのため、自分の出した結果を覚えていない可能性も真占い師より高くなるのです。
騙りは適当に結果を出すことが多く、
そのため、自分の出した結果を覚えていない可能性も真占い師より高くなるのです。
つまり、把握漏れは騙りの兆候と捉えられ、
真占い師としての信用を失うリスクにも直結します。
真占い師としての信用を失うリスクにも直結します。
詰み進行と盤面把握
盤面把握は、詰み進行(村)・詰み回避(狼)のどちらにとっても重要です。
- 村:詰みルートを逃さないために
- 狼:グレー噛み管理を誤らないために
盤面を把握できていなかったために、
- 詰みを逃して敗北
- グレーを誤って噛んで自滅
──こうした失敗を重ねれば、当然勝率も下がります。
陣営勝利を目指す以上、勝率にこだわるかどうか以前に、
盤面を的確に把握し、進行を管理できることが必要です。
盤面を的確に把握し、進行を管理できることが必要です。
推理の根底となる情報整理
盤面把握は、単なる管理作業ではありません。
- 占い師の白先の印象
- 噛まれた白先の情報
これらの要素は、
- 確定噛みか、ベグ噛みか
- 真偽どちらの可能性が高いか
といった推理の材料そのものになります。
情報整理は推理の出発点です。
これを怠れば、正しい結論には辿り着けません。
これを怠れば、正しい結論には辿り着けません。
強者の共通項
強いプレイヤーは、例外なく盤面把握が速いです。
入門者・初心者が最も手っ取り早く真似できるのは、盤面整理です。
推理以前に、まず盤面を把握できることを目指してください。
メモの取り方(実践例)
盤面メモの簡単なテンプレート例を示します。
【占い師】
A:D白>E黒
B:F白>E白
A:D白>E黒
B:F白>E白
【霊能者】
C:G白>
C:G白>
【狩人】
?
?
吊り:G→?→?
噛み:H→?→?
噛み:H→?→?
このように、
- 占いCO結果
- 霊能CO結果
- 狩人CO有無
- 吊り順・噛み順
を簡潔に整理しておくだけでも、盤面の可視化が一気に楽になります。
他にも人狼推理補助ツールのような支援ツールを使うのも有効です。
盤面整理は、勝率を高め、推理を深めるための必須技術です。
まずは小さなところからでも、確実に身につけていきましょう。
まずは小さなところからでも、確実に身につけていきましょう。