第1-145章.
(ジャトゥグリハ・パルヴァの続き)
「ドゥリョーダナ王子は兄弟たちとともに、富と栄誉を与えることによって、民衆を徐々に自分の側に引き入れ始めた。一方、ドゥリタラーシュトラの指示を受けた賢い議員たちは、ある日、ヴァラナヴァタの町を魅力的な場所だと(法廷で)説明し始めた。ヴァラナヴァタの町でパスパティ(シヴァ神)の祭りが始まった。人々の群れは多く、行列はこの世で目撃された中で最も楽しいものです。あらゆる装飾品で飾られ、すべての観客の心を魅了した」。こうして、ドリタラーシュトラに指示された参事官たちはヴァラナヴァタのことを話し、そうしているうちに、王よ、パンダヴァたちはその楽しい町に行きたいと思うようになった。そして王(ドリタラーシュトラ)は、パンダヴァーたちの好奇心が目覚めたことを知ると、アンビカの息子は彼らに向かって言った、「私のこの者たちは、ヴァラナヴァタが世界で最も楽しい町であることをよく話します。それゆえ、子供たちよ、もしその祭りを見届けたいと望むなら、従者や友人を連れてヴァラナヴァタに行き、そこで天人のように楽しみなさい。そして、(そこに集まっているかもしれない)バラモンや音楽家たちに真珠や宝石を贈りなさい。そして燦然と輝く天人たちのように、好きなようにしばらくそこで遊び、好きなだけ楽しんで、再びハスティナプラに戻りなさい』」。
「ユディシュティラはドゥリタラーシュトラの動機を十分に理解し、自分自身が弱く友もいないことを考慮し、王にこう答えた。そして、サンタヌの子ビシュマ、賢者ヴィドゥラ、ドローナ、ヴァルヒカ、カウラヴァ人、ソマダッタ、クリパ、アスワッタマン、ブーリスラヴァス、その他の参議、バラモン、修験者に向かって言った、 私たちの友人や従者とともに、私たちはドリタラーシュトラの命により、楽しくて人口の多いバラナヴァタの町へ行きます。私たちが繁栄を手に入れ、罪に触れることがないよう、ご加護をお与えください」。パンドゥの息子たちの長男にこう言われたカウラヴァの族長たちは、皆喜んで彼らに祝福を告げた。
「パンダヴァ一家は王国を手に入れるための贖罪の儀式を行い、準備を終えると、ヴァラナヴァタに向けて出発した。