第1-206章.
(ヴィドゥラガマナ・パルヴァの続き)
バイサンパヤーナは言った、「ビシュマが結論を述べた後、ドローナは言った、『ドリタラーシュトラ王よ、協議のために召集された友人は、常に正しく、真実で、名声に役立つことを話すべきだと、私たちは聞いています。王よ、私はこの件に関して、高名なビシュマと同じ考えです。パンダヴァ家に王国の分け前を与えよう。これこそ永遠の美徳である。バーラタよ、パンダヴァ家のために大きな財宝を携えて、言葉を巧みに操る使者をドゥルパダのもとに送りなさい。そして、花婿と花嫁の両方に高価な贈り物を携えてドゥルパダのもとへ行かせ、その君主に、彼とこの新しい同盟を結ぶことによって、あなたの権力と威厳が増すことを語らせなさい。そして、君主よ、汝自身とドゥルヨーダナの二人が、この出来事の結果、非常に喜んだことを、その男にも知らせよ。ドゥルパダとドゥリシュタディウムナにも繰り返しこのように言わせなさい。そしてまた、この同盟は非常に適切であり、汝にふさわしく、汝自身がそれにふさわしいと語らせよ。そしてその者に、クンティの息子たちとマドリの息子たちを(適切な言葉で)繰り返し預言させなさい。王よ、汝の命令により、ドラウパディに純金の装飾品をたくさん与えよ。また、バーラタ族の雄牛よ、ドゥルパダの息子たち全員に適切な贈り物を授けなさい。その後、メッセンジャーはHastinapuraにPandavasのリターンを提案しましょう。勇士たちが(ドルパダから)ここに来ることを許された後、ドゥフササナとヴィカルナが彼らを迎えるために、立派な列車で出かけよう。そして、彼らがハスティナプラに到着した時、その第一人者たちを汝が愛情を持って迎え入れよ。そして、王国の人々の望みに応じ、彼らを父祖の玉座に据えさせなさい。バーラタ民族の君主よ、これが、あなたにとって実の息子のような存在であるパンダヴァ族に対するあなたの振る舞いであるべきだと私は思う」。
ヴィサンパヤーナは続けた、「ドローナが立ち止まった後、カルナは再び言った、『ビシュマもドローナも、汝のものである富と汝から与えられる恩恵で甘やかされてきた!彼らはまた、常にあなたの信頼できる友人とみなされています!それゆえ、二人が汝のためにならない助言を汝に与えることほど、愉快なことがあろうか。邪悪な意図をもって語りながら、その心の邪悪さを隠すように気を配っている者が、善良であると宣言する忠告を、どうして賢者が認めることができようか。実際、苦難の季節には、友は益にも害にもならない。すべての人の幸福も、その逆も、運命による。賢い者と愚かな者、(年の)若い者と年老いた者、盟友のいる者といない者、すべてが幸福になったり不幸になったりするのは、どこにでも見られることだ。昔、アムヴビチャという名の王がいた、と我々は聞いている。ラジャグリハに都を構え、マガダ族のすべての族長の王であった。彼は決して自分のことには手をつけなかった。彼の努力はすべて空気を吸い込むことにあった。彼の仕事はすべて大臣の手に委ねられていた。そして、マハカルニと名付けられた彼の大臣は、国家の最高権力者となった。マハカルニは自らを万能の存在とみなし、王を軽視し始めた。そしてこの哀れな男は、王のもの、王妃たち、財宝、主権など、すべてを横取りした。しかし、これらすべてを所有することは、彼の欲望を満足させるどころか、さらに彼を燃え上がらせることになった。王に属するすべてのものを手に入れた彼は、王座さえ欲しがった。しかし、彼がどんなに努力しても、彼の主人である君主の王国を手に入れることはできなかったと、私たちは聞いている。王よ、君主の主権が運命に左右されていたこと以外に何が言えるだろうか。それゆえ、王よ、この王国が運命によってあなたに確立されたのであれば、たとえ全世界があなたの敵となったとしても、それは必ずあなたのうちに存続するだろう!しかし、運命がそうでないように定めているのであれば、汝がいかに努力しようとも、それは汝のうちには続かないであろう!学識ある者よ、これらすべてを思い起こし、汝の助言者たちの正直かそうでないかを判断せよ。彼らの中で誰が邪悪で、誰が賢くて善良なことを話しているのかも見極めなさい』」。
「カルナのこの言葉を聞いて、ドローナは答えた。汝が我らを非難するのは、パンダヴァを傷つけたからである。しかし、カルナよ、私が言ったことは、すべての人のためであり、クル族の繁栄のためであることを知りなさい。もし汝がこの全てを悪と見なすならば、何が我々のためになるかを自ら宣言せよ。もし私が述べた良い助言に従わないなら、クル族はあっという間に絶滅してしまうだろう』」。