読み
正式名称
別名
一般の別名
- 役牌
- 特急券、急行券
- 藩恵子
- Special tiles (英語版Wikipediaでの呼称)
種類別の別名
- 箭刻(三元牌の刻子、中国公式。役箱より)
- 白板(白の刻子。役箱より)
- 綠發(発の刻子。役箱より)
- 紅中(中の刻子。役箱より)
- 一元(三元牌の刻子。役箱より)
- 門風刻、自風牌(自風牌の刻子。役箱より)
- 圏風刻、場風牌(場風牌の刻子。役箱より)
和了り飜
- 1飜(重複あり)
- 1飜(門前のみ)(重複あり) ※非常にまれ
牌例
一一五六七45678ロン3ポン中中中
解説
翻牌(役牌)とは以下の牌を指す。
- 圏風牌(場風牌)
- 東場では東、南場では南。
- 西入や一荘戦などでの西場、北場では、それぞれ西、北が圏風牌となる。
- ルールによっては、延長戦が長くなった場合、白場など風牌以外の牌が「圏風牌」となる場合もある。
- 門風牌(自風牌)
- 三元牌
これらを刻子や槓子にすると1翻が付き、この役のことも翻牌(役牌)と呼ぶ。
明刻でもよくたった3枚で成立するため、早和了のために利用されることから「特急券」とも呼ばれる。「急行券」という呼び方もあるが、JR最後の昼行急行であったみよし号が快速みよしライナーに降格してしまった現在においては淘汰されていくかもしれない。
また、雀頭にすると2符加算される。
場風牌と自風牌が同じ、いわゆる「ダブ東」や「ダブ南」は「連風牌」といい、場風牌の1翻と自風牌の1翻のあわせて2翻がつく事が多い。しかし、連風牌の雀頭を2符とするルールでは、同じ理由で連風牌の刻子を1翻(同一の面子での翻牌の重複を認めない)とする事がある。
場風牌、自風牌、および三元牌2種類の刻子のとき、「翻牌4」が成立する。ダブ風で無いなら雀頭は数牌に限る(
字一色になるから。この場合は必ず
対々和になる)。
「翻牌5」は
大三元になるので存在しない(4つの面子がダブ風・白・發・中の場合のみ該当)。
ちなみに三元牌のことを英語で dragon tiles と呼ぶが、三元牌はいつでも同じものを3枚揃えればこの役がつくため、強いものというイメージでこう呼ばれるといわれる(欧米製の麻雀牌の中には三元牌が龍の絵になっているものもある)。
余談だが、南入ありの
東風戦で南入した場合に「東が役牌にならない」という問い合わせが稀にあるようである(
ソース
)。注意せよ。
この為か、東東戦(延長しても東場のまま)の採用が徐々に増えている。
成分分析
- 翻牌の33%は運で出来ています。
- 翻牌の29%は嘘で出来ています。
- 翻牌の24%は汗と涙(化合物)で出来ています。
- 翻牌の8%は雪の結晶で出来ています。
- 翻牌の3%は毒電波で出来ています。
- 翻牌の2%は根性で出来ています。
- 翻牌の1%は下心で出来ています。
下位役
上位役
複合の制限
考察
採用状況
- ローカル役ではなく、一般に採用されている役である。
- 中国公式ルールでは、三元牌は「箭刻」、場風牌は「圈風刻」、自風牌は「門風刻」の名前でそれぞれ2点の役。
- ゲームにより表記やボイスが異なる場合がある。
- 『雀魂』では、以下のようになっている。
- 風牌: 表記が「役牌:自風牌」「役牌:場風牌」でボイスが「東」「南」「西」「北」。連風牌の場合はボイスに「ダブ東」「ダブ南」「ダブ西」が加わる。
- 三元牌: 表記が「役牌:白」「役牌:發」「役牌:中」でボイスが「白」「發」「中」
最終更新:2023年12月17日 18:25