治癒魔法(ちゆまほう)は、偽りの治癒を世界に定着させる魔法。
最初は専門の治療師に魔法を掛けてもらう必要がある。魔法による治療は一時的なものなので、効果が持続する内に何度もかけ直す必要がある。魔法が効果を表すのに時間は掛からず、魔法が効果を発揮した瞬間に、魔法を掛けられた者は治癒魔法の効果が続き限り万全な状態での行動が可能になる。
使用者
裏話
魔法科高校の劣等生WEBラジオ 満開!ブルーム放送委員会 第8回 教えて!佐島先生! 18:44~
Q.風紀委員長の摩利姉さんが七高の生徒を助けようとして怪我をしてしまいましたが、その時会長が「治療魔法は定着するまでの応急処置でしか無い」と言っていましたよね?魔法は一度掛けても放って置くと効果が消えてしまうものなのでしょうか?
A.魔法の効果は全て一時的なものです。本来、物質や現象が持っている性質=エイドスを偽の情報で上書きするのが魔法科高校の劣等生の世界の魔法で、エイドスには復元力がありますから時間経過によって魔法の効果は無くなります。ただ魔法で起こった物理現象もエイドスとして記録されますから、魔法により改変される前のエイドスと、魔法の発動によって新たに記録されたエイドスのどちらが安定的かによってどういう風に復元されるかが変わってきます。例えば魔法で氷を加熱して溶かすという事象改変が起こった場合、発生した熱は魔法の効果が切れることで無くなりますが、氷が解けたという事実は残ります。この場合、冷たい水溜り、または地面に薄く凍りが張った状態が出現します。達也の分解を例にとると物質を分解する力はどこにも残りませんが、分解された物質の事実として残ります。残った物質が結合して燃焼したり化合物を作ったりという分解の逆のプロセスが起こっても、元の物質が復元されることはありません。壊れたものを元に戻すという情報よりも壊れたものは壊れたままという情報のほうが安定しているからです。魔法による治療は例えば骨折の場合は、魔法で骨が繋がっている状態を作り出します。しかし、骨は本来折れているのですから、魔法の効果が切れれば骨は折れた状態に戻ります。しかし、魔法で骨が繋がっている状態を切れ目無く繰り返すことにより骨が繋がっているという情報の安定性が、骨が折れているという情報の安定性を上回るポイントが訪れます。これが定着した状態です。
投稿者:
刀途輝明2+ [2010年 08月 26日 (Thu) 19時 09分
30秒] ---- ----
登場巻数
3巻、
4巻、
6巻、
7巻、
9巻、
16巻、
19巻、
22巻
コメント
用語 魔法
最終更新:2024年03月14日 12:16
ふと思ったんですが、治癒魔法で治療した状態のエイドスをコピーして「再成」を使うことは出来ないんでしょうか?