八門遁甲(はちもんとんこう)は、占術から発展した大陸流
古式魔法である。
陣術(魔法的なフィールドを形成する大規模
領域魔法)の一つ。
陣術は、土地や家屋に領域を指定してそこに幻術的な効果を付与する魔法である。通常の
領域魔法に比べて構築に時間がかかる上、強い力は発揮できない。
その欠点を補うために、領域の中に敢えて効果の低いゾーンを作り、他のゾーンの効果を高くするテクニックが使われる。
元となった占術の「八門遁甲」には、3つの吉となる方位、4つの凶となる方位、1つの吉凶相半ばする方位があり、3つの吉となる方位のうちの1つのみが「脱出路」となる。
ただし、
何仙姑の八門遁甲は、自身の得意魔法である「変化」で情報を書き換えるアレンジを加えており、「脱出路」となる方位の割り出しを妨害している。
鬼門遁甲は、八門遁甲と源流を同じくする魔法だが、今や完全に別物である。
使用者
登場巻数
続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 6
コメント
古式魔法 魔法
最終更新:2024年04月21日 19:07