大漢崩壊(だいかんほうかい)とは、
大漢でテロ事件が発生したことにより、2064年2月に内部崩壊した出来事である。
発端
2062年4月頃に台北(台湾)で行われた
少年少女魔法師交流会にて、当時12歳(中学一年生)だった
四葉家の次女
四葉真夜が誘拐される事件が発生した。
四葉真夜は誘拐事件から3日後、大漢の
魔法師開発機関である
崑崙方院の支部研究所(泉州)で発見、救助された。
崑崙方院の支部研究所は
四葉真夜を
魔法師製造実験の被験体として医学的な実験を行うだけでなく強姦していた。
これが発端となり、
四葉家は私怨を晴らす為、
崑崙方院及び大漢政府に対する報復活動を始めた。
崑崙方院の壊滅
誘拐事件から半年、
四葉家は2062年後半頃から2063年2月までの半年間に亘り、
四葉真夜の誘拐に関わった人物・施設へ組織的な殺人および破壊活動を行った。
ある研究所の所員と
魔法師の全員を首を絞めて殺した。
ある軍基地では殺し合いをさせた。
軍政府関係機関が入居しているビルには戦闘機を突っ込ませた。
そうして全ての支部、出先機関を潰した後の2063年2月、唯一残った
崑崙方院本部(残存魔法師300人ほど)に
四葉家の
魔法師3名が攻め入り、本部を壊滅させた。
このテロ活動にて大漢の閣僚・官僚および
魔法師、研究者などおよそ4000人を殺害し、中華大陸における
現代魔法の研究成果を全て破壊し尽した。
またこのテロ活動を主導していた
四葉元造と、
四葉元輔、
四葉兵馬ら四葉一族30人は活動中に死亡している。
事件後
一連のテロ事件によるのダメージで大漢は内部崩壊し、一年後の2064年2月に
大亜細亜連合へ併合され、東アジアにおける南北対立は収束する形となった。
一国を崩壊させるほどのテロ事件を起こした
四葉家は犯罪組織として国際的に指名手配されるわけでもなく「触れてはならない者たち(アンタッチャブル)」として恐れられているだけで済んでいる。
登場巻数
8巻、
17巻
コメント
出来事
最終更新:2024年05月30日 03:36