大亜細亜連合(だいあじあれんごう、英名:The Great Union of Asian、通称:大亜連合)とは、東アジア大陸
国家(中国がビルマ北部、ベトナム北部、ラオス北部、朝鮮半島を征服してできた国家)が
第三次世界大戦勃発後の早い時期に
大漢と分裂して建てられた国家である。
大陸国家の南北分裂後、
崑崙方院は大漢側につき軍事力の中核を担う。これより
現代魔法のノウハウをほぼ全て失った
大亜連合側は、物量では劣勢の大漢と拮抗することとなる。
2064年には内部崩壊した大漢を併合し中華大陸を統一した。
WEB版ではビルマ北部、ベトナム北部、ラオス、モンゴル、朝鮮半島を征服していたが文庫版では範囲が狭まった。
ギニア湾岸、ニジェール・デルタ地域を実質的に支配している他、中央アジアに大亜連合軍の基地がある。
大亜細亜連合の構成国は「
大亜連合中華」、「
大亜連合高麗」(元は朝鮮)、「
大亜連合吐蕃」(元はチベット)という形になります。構成国の中心は「
大亜連合中華」、その他は衛星国。衛星国は形式的には独立国家だが、
大亜連合中央政府の意向に従わなければならない。
魔法への取り組みに関しては、最近までは
現代魔法の開発より
前近代の魔法の復元に力を注いできたが、ここに来てエレクトロニクスを利用した魔法工学技術の軍事利用へ急速に傾斜してきている。
また、
レイモンド・S・クラークは「魔法後進国である」と認識している、だがそれは現代魔法の評価基準で出した結論で、
古式魔法を主流とする
大亜連合を正確に評価できません。
大亜連合の
魔法師には道士や方術士が多い。
大亜連合の通貨単位は「ビィ」。
劉麗蕾のほか非公認
戦略級魔法師を6人抱えているが、それぞれの魔法には大きな欠陥が存在しているため国家存亡の危機に直面しない限り用いることはできない。
人物
歴史
- 第三次世界大戦勃発(2045年)後の早い時期 - 東アジア大陸国家が分裂。南半分が大漢として分離独立し、大亜細亜連合は中国大陸北部と朝鮮半島を支配。
- 2060年 - 大亜細亜連合高麗自治区軍が日本の対馬を襲撃し占領
- 2064年2月 - 大漢が内部崩壊し大亜細亜連合に併合(大漢崩壊)
- 2074年~2082年頃 - インドシナ半島征服を目指して南進し大越紛争が勃発
- 2092年8月11日(月) - 沖縄に侵攻し沖縄海戦が勃発
- 2095年10月30日(日) - 横浜に侵攻し横浜事変が勃発
- 2095年10月31日(月) - 日本が大亜細亜連合の鎮海軍港へ戦略級魔法を撃ち消滅させた。灼熱のハロウィンと呼ばれる。10隻近い大型戦艦と、20隻以上の駆逐艦・水雷艇の艦隊、鎮海軍港の港湾施設および戦略級魔法師・劉雲徳を失う
- 2095年11月 - 日本との講和条約が成立
裏話
https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/104200540115845121
それから「大亜連合」の国名ですが、これは「中華連合」だとあまりにも捻りが無い、と思いましたので変更しました。「中華」という言葉の意味を考えれば、衛星国に「中華」が冠せられるのは不自然だ、という思いもあります。
https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/104200720860983296
大亜細亜連合の構成国の名称は第三話以降で出て来ますが、「大亜連合中華」とか「大亜連合高麗」とか「大亜連合吐蕃」とかいう形になります。WEB版をお読み頂いている方々は戸惑われたかもしれませんが、このような関係です。
登場巻数
4巻、
5巻、
6巻、
8巻、
10巻、
11巻、
13巻、
20巻
コメント
国家 用語
最終更新:2024年03月13日 15:03