エレメンツ

エレメンツは、日本で最初に作られようとした魔法師である(*1)。

2010年代から2020年代にかけては4系統8種の分類・体系化が確立しておらず、伝統的な属性、「地」「水」「火」「風」「光」「雷」といった分類に基づくアプローチが有効だと考えられていた時期でエレメンツの開発も、このコンセプトに従って進められた。
しかし、4系統8種の体系が確立することにより、伝統的な属性に基づく魔法師の開発は非効率と見做されるようになり、エレメンツの開発は中止され、開発を行っていた研究所のほとんども閉鎖された。

魔法に対する権力者の怖れが迷信的に強かった時代に開発されたため、決して反逆を起こさないようエレメンツの遺伝子には主に対する絶対服従の因子を組み込むことが科学者に命じられていた。
その課題に沿って科学者はできる限りの措置を施した。その影響のためか「エレメンツの末裔」には高い確率で強い依存癖（あるいは忠誠心）が見られる(*2)。

エレメンツの血筋は高い権力を有する者にとって大きな利用価値を持つ(*3)。

人物

• 光井ほのか … 「光」のエレメンツの末裔
• 水尾佐保 … 「水」のエレメンツ
• 火狩浄偉 … 「火」と「光」のエレメンツの血を受け継ぐ者
• 風祭涼歌 … 「風」のエレメンツ
• 酉井真友 … 「風」のエレメンツ

特徴

「火」インナーマッスルが発達し、外側の筋肉が付きにくい。
「水」男女を問わず、体脂肪率が低い。
「地」骨密度が高く、骨が太くならない。
「風」首が長く、外耳が大きい。
「光」性ホルモンの分泌が多く男性であれば髭や体毛が、女性であればバストとヒップが発達しムダ毛が無い。

登場巻数

11巻、12巻、キグナスの乙女たち4巻、魔法科高校の優等生

コメント

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用語 魔法

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*1 文庫版 魔法科高校の劣等生 第11巻 P291

*2 文庫版 魔法科高校の劣等生 第11巻 P292

*3 文庫版 魔法科高校の劣等生 第12巻 P56