日本は、日本列島及び周辺の島々を領土とする
国家である。
世界的に日本は魔法技術大国、魔法先進国と見なされている。
人口
魔法師
中高生で実用レベルの
魔法力を持つ者は年齢別人口比で1/1,000前後と言われている。
15歳男女で実用レベルの魔法力を持つ者は1200~1500人と言われている。
成人し歳を取ると自然と老衰によって実用レベルから落ち、
魔法師全体では人口比1/10,000程になる(魔法後進国では人口比1/100,000)
上記魔法師人口は
現代魔法のみの人数であり、実用に耐えうる
古式魔法師が同数存在すると言われている
実用レベルの魔法師は国が管理しているが野良魔法師、
現代魔法の基準から外れたフリーの
古式魔法師が多数存在する
国内で魔法を職業としている
魔法師と、
魔法を学んでいる大学・高校生の合計は、3万人と言われている。
政治
現在、
魔法師は政治的圧力によってその地位を確立している。
地方政治
広域行政区にシフトしている。
法律
- CADの所有・所持を制限する法律は無いが、屋外の公共の場所では魔法の使用を細かく規制している。自衛目的や救難活動で魔法の使用は認められているが、正当な理由無く魔法の使用した場合は刑罰が適用される。未成年であっても実質的な刑罰は免れない。サイオンを活性化させると想子波センサー?に引っかかるが、魔法を使ったと見なされない。
- ネットワークの不正侵入は重罪で、強盗よりも重い刑罰が科せられている。データ改竄はさらに重く殺人未遂と同レベルの刑罰が科せられている。
- 自走二輪車の免許取得資格は中学校卒業と定められている。
- 二輪車のヘルメット着用義務違反による罰金刑は存在しない。ただし同乗者が死傷した場合、危険運転致死傷罪が適用される。
- 外患誘致罪は武力行使が実現しなくても成立する。
- 消防法には非常階段設置に関する規定がある模様
- 2097年時点の法における魔法の使用が許されるケースの規定は、公務員の職務に関わるものおよび民間人が公的職務を代行する場合を除き、実のところかなり曖昧である。緊急の必要がある場合とか公益に合致することとか、広い解釈が可能な文言となっている。
- マッカーサー憲法では禁止されていた特別法廷の一種「軍事法廷」が存在する。軍事法廷で有罪となれば、軍事刑務所に収監される事がある。
外交
大漢とは同盟を結んでいないが、軍事的協力関係にあった。
USNAと同盟関係にあるが、同時に西太平洋地域における潜在的な競合国でもある。
モンゴル、カザフスタンとも同盟関係にある。
東南アジア同盟とも良好な関係で、
大越紛争の際はベトナム軍へ加勢している。
治安維持
十師族が兵士や警官、行政官として
魔法の力を使い最前線で日本を支えている。
行政機関として対内は
警察省と県警(広域行政区にシフトしたとあるが、各都道府県の行政機関である県警は残っている)、対外は
防衛省に組織された
国防軍(防衛軍)が、それぞれ
十師族に協力している。
沖縄に駐留していた在日米軍はハワイに引き上げている。
市街地監視システム
街路カメラをメインに有毒ガスの検出機、違法な高出力電波の検知機、魔法の無許可使用を見つけ出す
想子波センサー?を組み合わせた市街地監視システムが構築されている。しかし、上級者ならセンサーを誤魔化すことも出来るし、
精神干渉系が使える術者なら都会の真ん中で犯行に及ぶことも可能。
呂剛虎のように破壊しても無力化できる。つまり雑魚しか取り締まれない設備となっている。
なお、
魔法の使用を検出しても
藤林響子が記録の改竄を行う余裕がある。
市街地監視システムは
七草家の娘や
千葉家の娘などの未成年もアクセスできる。
生活・文化
ホーム・オートメーション・ロボット(HAR)の普及
ホーム・オートメーション・ロボットの普及により、台所に立つ人は少なくなっている。
ヒューマノイド・ホーム・ヘルパー(3H)の普及
物語中盤で、ヒューマノイド・ホーム・ヘルパーと呼ばれる人型家事手伝いロボットの普及が始まっている。
3Hは、HAR(ホーム・オートメーション・ロボット)に音声対話型インターフェイスを備え、HARでは出来ない細かな部分のフォローが出来るようにスタンドアローンの家事機能が追加されたものである。
サウンドスリーパー
サウンドスリーパーと呼ばれる安眠導入機が国内普及率70%に達する。
妙なウェーブが出て気持ち悪いと、
司波達也、
明智英美には不評である。
医療
- 21世紀中葉から、視力矯正治療が普及し、近視は過去のものになりつつある。
- 2075年前から肥満は治療薬の普及によって駆逐されている。
- 再生医療も移植用四肢を作り出す迄に発達し、クローン技術では眼球を作り出すことも可能になっている。
宗教
魔法が実在した世界でも、宗教に関しては無頓着である
産業技術
- 撥水技術は遅れており、付着した水飛沫で視界が妨げられるなどの理由からゴーグルを付ける選手は少ない。
- 新ダマスカス鋼というカーボンナノチューブ複合鋼を製品化している。パラサイドールが使用していた刃渡り約30cmの大型ナイフの材質として登場した。
教育
義務教育は小学校6年間、中学校3年間を対象に実施されている。
課外活動の強制は生徒の人権を無視するものとして所管省庁が禁止通達を出している。
現代魔法と縁が薄い一般人には「腕に巻いた道具で魔法を使う」程度の認識しかない
2070年代以降、国公立学校は大学まで授業料が免除となっている。
高校
人材が不足によって専門家の早期育成が必要になり、文科高校、理科高校、教養科高校、芸術科高校、体育科高校など専門性の高い高校が一般的になっている。
魔法科高校もその一つ。
古い伝統を守り続けている一部の学校を除いて、担任教師という制度は無い。代わりにポストが設けられている。
夏休みは、理科高校や文科高校は8月中旬で終わるとこが多く、芸術科高校や体育科高校は9月半ばまでというところが多い。
高校と高等専門学校を合わせた進学率は90%強と
第三次世界大戦前を下回っている。
魔法教育
中学校まで公立学校で魔法を教えていないが、私立学校では課外授業に魔法教育を取り入れているところもある。
魔法の素質を持つ子供には、公立の塾が魔法の基礎を手解きする。才能を伸ばし魔法を生業とする道に進むだけの才能があるかどうか、本人と保護者に見極めさせる。本格的な魔法教育は、高校課程から始まる。
経済
物価
二度のデノミネーションの結果、100年前(1995年)と同水準の通貨価値となっている。
マネーカード
電子ウォレットとパーソナルチェックの進化形態である
マネーカードが普及している。
主要記事:
マネーカード
交通
キャビネット
電車は
キャビネットと呼ばれる2人乗り、または4人乗りのリニア式小型車両に置き換わっている。
主要記事:
キャビネット
近距離公共交通システム
カー・シェアリングの考え方を発展させたもので、コミューターと呼ばれる無人運転の共用車両が全国で普及している。
大都市ではほぼ完成、中小地方都市でも普及率は80%に達する。
道路
道路の舗装材質はアスファルトではなく、コンクリートになっている。
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国家
最終更新:2019年04月26日 22:46