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地名・地形_【トラップタワー】
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東方変化録1
奇怪で危険な仕掛けに満ちた三層構造のダンジョン。探索者の好奇心と油断を容赦なく試してくる挑戦的な塔である。本作の主人公である封獣ぬえは、ある日「頂上に宝あり」と書かれた地図を偶然入手し、その好奇心を抑えきれず、単身でこの塔の踏破に挑むこととなる。
塔は魔法陣を用いた上下移動によって構成されており、各階層には異なるテーマと試練が設けられている。内部には商人の魂、僧侶の魂と呼ばれる精霊のような存在が徘徊しており、前者からはアイテムや装備を購入でき、後者は一切の見返りなしに傷ついた肉体を癒してくれる。
一階は巨大な大広間と複数の小部屋から構成されており、見た目は単調ながら、正解の小部屋を見極め、そこに設置されたレバーを操作することで次の階層へ進むための魔法陣が出現する。探索者には運と観察眼が問われ、間違った選択が時間と体力を削ることになる。
二階ではこの塔の名が示す通り、数多の罠が探索者を待ち受ける。意思を持って語りかけてくる双子の石像、上空から突如として落ちてくるドッスン型の石柱、スイッチを秘めたドラゴン像や骨、その合間を縫って襲いかかるウェンディゴの猛襲など、仕掛けとモンスターが一体となった空間が展開されている。敵を倒すだけでは不十分であり、周囲に隠された謎やギミックの正体を見抜くことで、ようやく次なる階層へ進む扉が開かれる。
三階は塔の頂上であり、長き探索の果てに辿り着いた者を迎えるのは、地図に記されていたはずの財宝ではなく、宝箱に擬態したモンスターである。この擬態モンスターは、最後の試練として探索者に襲いかかり、その討伐こそが塔のクリア条件となっている。