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&image(https://img.atwiki.jp/monosashi-keiba/attach/189/302/5856A46F-36EA-467D-AFDD-96D3040969DD.jpeg)
&sizex(5){&color(black){開催前半}}
開催前半は芝が生え揃い、エアレーションやシャタリング作業が積極的に行われている。そのため馬場はとても軟らかく高速馬場になりやすい傾向がある。
そのぶん時計やスピードも出やすく、距離的にロスが少ない内側をそのまま先行できる内枠の逃げ・先行馬は、余程のハイペースにならない限り有利になります。
&sizex(5){&color(black){開催中盤}}
開催が進行して、徐々に内側が荒れてフラットな馬場になると、枠順や位置取りによる不利は小さくなり、差し馬が台頭してきます。
開催前半の馬場で外を回され、力を発揮できなかった差し馬の巻き返しに注意しましょう。
&sizex(5){&color(black){開催後半}}
開催後半になると凸凹が目立ち始め、あれだけ生え揃っていた芝も剥ぎ取られ、路盤が剥き出し状態になります。
そのため硬い高速馬場になりやすく、前&先行有利に拍車がかかります。
ローカル競馬場、特に札幌、函館、福島、新潟、小倉などは馬場が傷みやすく、全馬が外を回るようになり、外差し馬場が出現すると、差し・追い込み馬が台頭する場合もあります。
&image(https://img.atwiki.jp/monosashi-keiba/attach/189/303/A0409324-DC89-4203-81FB-08D665419146.jpeg)
**内伸び馬場(内前有利)
高速馬場とまではいかないものの、時計は平凡で、直線は内伸び、内前有利。馬場レベルは標準〜やや軽い。
開幕週の馬場は追込が全滅するくらい、レース前半から先行馬や、内をロスなく回ってきた馬が上位を独占するケースが多く見られます。
差し馬はよっぽどロスなく回って来ないと届きません。そのくらい差し・追込馬は苦戦を強いられます。
なので、逃げ・先行馬は内ラチ沿いをピッタリロスなく通れる上、コースロスが少ない内枠はかなり有利になります。
**硬い高速馬場
&image(https://img.atwiki.jp/monosashi-keiba/attach/188/297/A5904380-EB85-449B-980F-0B085D0E330D.jpeg)
開催後半に多くみられる硬い高速馬場です。
使い込まれた開催後半の馬場は凸凹、荒れてくると徐々に硬くなる傾向があり、内&前有利に拍車がかかります。
そのため、レースの序盤から前めのポジションを確保できた馬や、内をロスなく回ってきた逃げ・先行馬が上位を独占するケースが増えてきます。
また、スピードの持続力とインコースを回る器用さを問われるため、米国血統やストライド走法の馬を積極的に狙っていきましょう。
一方、差し馬は後方にいるほど負荷がかかりやすく、末脚を失いやすいので、どんなに速い上がりを出しても届かないことが多いです。
たとえ直線の短い小回りコースであっても、スピードの持続力を問われる展開になると、ストライド走法の馬が上位を独占する場合もあるので注意しましょう。
例えば大阪杯2023なんかは典型的な例ですね。このレースはストライド走法の馬(ジャックドールとスターズオンアース)がワンツーで決着しました。
**軟らかい高速馬場
&image(https://img.atwiki.jp/monosashi-keiba/attach/189/306/069029D0-34C6-4910-B3B5-A690E490D556.jpeg)
開催前半に多くみられる軟らかい高速馬場です。
開催前半の馬場は芝が生え揃い、軟らかくフカフカしているため、パワー(グリップ性)も高い。
そのため、内から馬群を割ってこれる差し馬が恵まれるが、直線の長いコースでは大外をぶん回したほうがスムーズに走れる場合もあります。
基本的には前に行くと脚が溜まらないので逃げ先行馬は不利。
また、溜めてキレる瞬発力を問われるため、欧州型や、日本型の馬は積極的に狙っていきましょう。
&bold(){軟らかい高速馬場を見分けるポイント}
いちばん簡単なのはスローペースで差しが決まっているかどうかです。
速い上がりが出ていて、馬群にいた馬より外を回した馬が好走していたら、このパターンだと思って差し支えありません。
サンプルレースは&bold(){神戸新聞杯2022}、&bold(){安田記念2022}など
**外差し馬場
&image(https://img.atwiki.jp/monosashi-keiba/attach/189/305/F12FB258-43C2-4FFB-B2EA-95BCCC8E0E08.jpeg)
&bold(){4コーナー}
&image(https://img.atwiki.jp/monosashi-keiba/attach/189/304/3A112ADA-96B0-4A95-A92F-22B96AE146C5.jpeg)
&bold(){ゴール前直線}
開催後半になると、馬場が凸凹荒れて全馬が外を回す、いわゆる外差し馬場である。
主にローカルの新潟競馬場で発生しやすい馬場です。
道中はなるべくロスのない形で追走しつつ、直線で末脚を伸ばせる、跳びの大きいストライド走法の馬は有利になります。
また、内からマクるように徐々に外へ出していく、先行馬にも注意を払いたい。
4コーナーで内にいたジナンボーは、直線に向くと内からマクるように外へ出し→そのまま逃げ切り勝ちしました。
**内空け馬場
梅雨時や、開催期間中にずっと雨が降り続くと、時計や上がりがかかり、主に小回りコースで発生しやすい内空け馬場です。
外を回ると負荷がかかりやすく、体力の消耗が激しいので、前めの位置取りや道中は内にいないと上位に来るのが難しくなります。
また、敢えて内に突っ込むピッチ走法の馬にも注意を払いたい。時計や上がりがかかるほど、物理的に来られる馬が増えるので、最も荒れやすい条件と言えるでしょう。
このような内空け馬場では内枠から発走して、外の馬を押し出しながら走れる馬が有利になります。
サンプルレースは&bold(){小倉大賞典2023}、&bold(){東京スポーツ杯2歳ステークス2020}、&bold(){新潟牝馬ステークス2020}など
**フラットな馬場
フラットな馬場では、枠順や位置取りによる不利が小さくなるため、実力馬が能力を発揮しやすい条件と言えるでしょう。
&link_pagelist()
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&image(https://img.atwiki.jp/monosashi-keiba/attach/189/302/5856A46F-36EA-467D-AFDD-96D3040969DD.jpeg)
&sizex(5){&color(black){開催前半}}
開催前半は芝が生え揃い、エアレーションやシャタリング作業が積極的に行われている。そのため馬場はとても軟らかく高速馬場になりやすい傾向がある。
そのぶん時計やスピードも出やすく、距離的にロスが少ない内側をそのまま先行できる内枠の逃げ・先行馬は、余程のハイペースにならない限り有利になります。
&sizex(5){&color(black){開催中盤}}
開催が進行して、徐々に内側が荒れてフラットな馬場になると、枠順や位置取りによる不利は小さくなり、差し馬が台頭してきます。
開催前半の馬場で外を回され、力を発揮できなかった差し馬の巻き返しに注意しましょう。
&sizex(5){&color(black){開催後半}}
開催後半になると凸凹が目立ち始め、あれだけ生え揃っていた芝も剥ぎ取られ、路盤が剥き出し状態になります。
そのため硬い高速馬場になりやすく、前&先行有利に拍車がかかります。
ローカル競馬場、特に札幌、函館、福島、新潟、小倉などは馬場が傷みやすく、全馬が外を回るようになり、外差し馬場が出現すると、差し・追い込み馬が台頭する場合もあります。
&image(https://img.atwiki.jp/monosashi-keiba/attach/189/303/A0409324-DC89-4203-81FB-08D665419146.jpeg)
**内伸び馬場(内前有利)
高速馬場とまではいかないものの、時計は平凡で、直線は内伸び、内前有利。馬場レベルは標準〜やや軽い。
開幕週の馬場は追込が全滅するくらい、レース前半から先行馬や、内をロスなく回ってきた馬が上位を独占するケースが多く見られます。
差し馬はよっぽどロスなく回って来ないと届きません。そのくらい差し・追込馬は苦戦を強いられます。
なので、逃げ・先行馬は内ラチ沿いをピッタリロスなく通れる上、コースロスが少ない内枠はかなり有利になります。
**硬い高速馬場
&image(https://img.atwiki.jp/monosashi-keiba/attach/188/297/A5904380-EB85-449B-980F-0B085D0E330D.jpeg)
開催後半に多くみられる硬い高速馬場です。
使い込まれた開催後半の馬場は凸凹、荒れてくると徐々に硬くなる傾向があり、内&前有利に拍車がかかります。
そのため、レースの序盤から前めのポジションを確保できた馬や、内をロスなく回ってきた逃げ・先行馬が上位を独占するケースが増えてきます。
また、スピードの持続力とインコースを回る器用さを問われるため、米国血統やストライド走法の馬を積極的に狙っていきましょう。
一方、差し馬は後方にいるほど負荷がかかりやすく、末脚を失いやすいので、どんなに速い上がりを出しても届かないことが多いです。
たとえ直線の短い小回りコースであっても、スピードの持続力を問われる展開になると、ストライド走法の馬が上位を独占する場合もあるので注意しましょう。
例えば[[大阪杯2023]]なんかは典型的な例ですね。このレースはストライド走法の馬(ジャックドールとスターズオンアース)がワンツーで決着しました。
**軟らかい高速馬場
&image(https://img.atwiki.jp/monosashi-keiba/attach/189/306/069029D0-34C6-4910-B3B5-A690E490D556.jpeg)
開催前半に多くみられる軟らかい高速馬場です。
開催前半の馬場は芝が生え揃い、軟らかくフカフカしているため、パワー(グリップ性)も高い。
そのため、内から馬群を割ってこれる差し馬が恵まれるが、直線の長いコースでは大外をぶん回したほうがスムーズに走れる場合もあります。
基本的には前に行くと脚が溜まらないので逃げ先行馬は不利。
また、溜めてキレる瞬発力を問われるため、欧州型や、日本型の馬は積極的に狙っていきましょう。
&bold(){軟らかい高速馬場を見分けるポイント}
いちばん簡単なのはスローペースで差しが決まっているかどうかです。
速い上がりが出ていて、馬群にいた馬より外を回した馬が好走していたら、このパターンだと思って差し支えありません。
サンプルレースは&bold(){神戸新聞杯2022}、&bold(){安田記念2022}など
**外差し馬場
&image(https://img.atwiki.jp/monosashi-keiba/attach/189/305/F12FB258-43C2-4FFB-B2EA-95BCCC8E0E08.jpeg)
&bold(){4コーナー}
&image(https://img.atwiki.jp/monosashi-keiba/attach/189/304/3A112ADA-96B0-4A95-A92F-22B96AE146C5.jpeg)
&bold(){ゴール前直線}
開催後半になると、馬場が凸凹荒れて全馬が外を回す、いわゆる外差し馬場である。
主にローカルの新潟競馬場で発生しやすい馬場です。
道中はなるべくロスのない形で追走しつつ、直線で末脚を伸ばせる、跳びの大きいストライド走法の馬は有利になります。
また、内からマクるように徐々に外へ出していく、先行馬にも注意を払いたい。
4コーナーで内にいたジナンボーは、直線に向くと内からマクるように外へ出し→そのまま逃げ切り勝ちしました。
**内空け馬場
梅雨時や、開催期間中にずっと雨が降り続くと、時計や上がりがかかり、主に小回りコースで発生しやすい内空け馬場です。
外を回ると負荷がかかりやすく、体力の消耗が激しいので、前めの位置取りや道中は内にいないと上位に来るのが難しくなります。
また、敢えて内に突っ込むピッチ走法の馬にも注意を払いたい。時計や上がりがかかるほど、物理的に来られる馬が増えるので、最も荒れやすい条件と言えるでしょう。
このような内空け馬場では内枠から発走して、外の馬を押し出しながら走れる馬が有利になります。
サンプルレースは&bold(){小倉大賞典2023}、&bold(){東京スポーツ杯2歳ステークス2020}、&bold(){新潟牝馬ステークス2020}など
**フラットな馬場
フラットな馬場では、枠順や位置取りによる不利が小さくなるため、実力馬が能力を発揮しやすい条件と言えるでしょう。
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