中山記念を攻略するポイント - ものさし競馬

中山記念G2

中山記念2022の回顧

大方の予想通り
パンサラッサが大逃げしてくれたお陰で
ハイペースに
マイル的な能力が問われたため
2着にカラテが突っ込んできました！
パンサラッサは後続の馬を大きく引き離し
スタミナを消耗させてバテバテにさせる
大逃げが得意らしく
吉田豊ジョッキーとの相性も抜群
普通の馬ならバテて自滅してしまうことが多いけど
影も踏ませず見事な逃げ切り勝ちでしたw
大阪杯G1が楽しみですね♪
それにしても矢作厩舎は強い馬を育てる
育成力が上手なのか
近年はラヴズオンリーユーやリスグラシュー
コントレイルといった
G1馬を多数輩出しており今後も要注目です
ダノンザキッドはスタートで大きく出遅れ
最後方からレースを進める
道中はじっとしているほうがいいのに
なぜか中団あたりに押し上げ
無駄な脚を使っていました
これではスタミナを温存できるはずがありません
1番人気でしたが7着と大敗してしまいました
敗因も明白なので次走は内枠で
巻き返しを期待しましょう

中山記念の折れ線グラフ

9F	8F	7F	6F	5F	4F	3F	2F	1F
12.5	11.6	11.8	11.9	11.4	11.7	11.9	11.5	12.1

レコードタイム：1分44秒9
基準タイム：1分48秒2
前半3F：35.9
後半3F：35.5（やや瞬発戦）
前半4F：47.8
後半4F：47.2
ペース：一貫型ミドルペース（+0.6）
有利な枠：内と中枠
有利な脚質：逃げ、先行、好位差し
有利なローテ：短縮、延長
求められる能力：瞬発力、長くいい脚（スタミナ）、器用さ（小回り適性）、先行力、底力、パワー

スタート直後に1回
ゴール直前にもう一度
合計すると2回急坂を登るため
特に先行馬はスタミナを消費しやすく
最低でも2000mを走れるぐらいの
スタミナが必要です

スタート地点に上り坂がある影響で
前半のラップは速くなりにくく
先行できる馬が断然有利だが
向正面(1000m)付近から下り坂に転じると
徐々に加速していくため
Tサンデー系
マンハッタンカフェやハーツクライ
ステイゴールド産駒など
長くいい脚を使えるタイプが有利になります

中山記念・過去5年間のラップタイム

年	9F	8F	7F	6F	5F	4F	3F	2F	1F	前3F	後3F	前4F	後4F	ペース
2022	12.7	11.2	11.3	11.1	11.3	11.5	11.6	12.2	13.5	35.2	37.3	46.3	48.8	H(−2.5)
2021	12.5	11.2	11.2	11.4	11.5	11.8	11.7	11.5	12.1	34.9	35.3	46.3	47.1	M(−0.8)
2020	12.4	11.8	11.8	11.8	11.5	11.7	11.9	11.3	12.1	36.0	35.3	47.8	47.0	M(+0.8)
2019	12.4	11.1	11.5	11.7	11.5	11.7	12.1	11.6	11.9	35.0	35.6	46.7	47.3	M(−0.6)
2018	12.8	11.7	11.7	11.5	11.5	11.8	12.2	11.9	12.5	36.2	36.6	47.7	48.4	M(−0.7)
2017	12.6	12.2	12.6	12.9	11.1	11.6	11.6	11.3	11.7	37.4	34.6	50.3	46.2	S(+4.1)

ペースはほぼ一定のロングスパート戦
といったところでしょうか
淀みのないレースになりやすく
マニュアル車のような
徐々にギアチェンジをしながら加速していく感じ
全体の上がりは35秒台と遅めで
極端に速くなることはありません
34秒台の脚が使えれば通用します
東京芝などでキレ味が劣るタイプは
巻き返しに期待したいところ

中山記念・過去5年間の成績表

年	走破タイム	枠	勝ち馬	上がり	種牡馬	馬齢	位置取り	斤量	人気	ローテ	騎手
2022	1:46.4	3	⑤パンサラッサ	37.3	ロードカナロア	牡5	1-1-1-1	56.0	2	短縮	吉田豊
	1:46.8	6	⑪カラテ	36.0	トゥザグローリー	牡6	11-11-10-9	56.0	4	延長	菅原明
	1:46.8	6	⑫アドマイヤハダル	36.3	ロードカナロア	牡4	6-7-6-5	55.0	3	短縮	横山武
2021	1:44.9	5	⑧ヒシイグアス	34.2	ハーツクライ	牡5	4-4-4-4	56.0	1	短縮	松山
	1:44.9	3	④ケイデンスコール	34.2	ロードカナロア	牡5	5-5-4-4	56.0	5	延長	岩田康
	1:45.0	8	⑬ウインイクシード	35.3	マンハッタンカフェ	牡7	2-2-2-1	56.0	7	短縮	横山武
2020	1:46.3	3	③ダノンキングリー	34.2	ディープインパクト	牡4	3-3-3-3	56.0	1	延長	横山典
	1:46.6	7	⑦ラッキーライラック	34.2	オルフェーヴル	牝5	3-4-4-4	55.0	2	短縮	Mデム
	1:46.6	4	④ソウルスターリング	35.2	フランケル	牝6	2-2-2-2	54.0	6	同距	北村宏
2019	1:45.5	1	①ウインブライト	33.7	ステイゴールド	牡5	4-4-4-4	57.0	5	短縮	松岡
	1:45.5	3	③ラッキーライラック	34.9	オルフェーヴル	牝4	2-2-2-2	53.0	6	短縮	石橋
	1:45.5	6	⑦ステルヴィオ	33.5	ロードカナロア	牡4	5-5-6-6	57.0	2	延長	丸山
2018	1:47.6	5	⑤ウインブライト	34.9	ステイゴールド	牡4	4-4-4-3	56.0	2	短縮	松岡
	1:47.6	8	⑩アエロリット	36.2	クロフネ	牝4	2-2-2-2	55.0	5	短縮	横山典
	1:47.6	7	⑧マルターズアポジー	36.6	ゴスホークケン	牡6	1-1-1-1	56.0	6	延長	柴田善
2017	1:47.6	1	①ネオリアリズム	34.3	ネオユニヴァース	牡6	3-2-2-3	57.0	3	延長	Mデム
	1:47.7	5	⑤サクラアンプルール	33.8	キングカメハメハ	牡6	9-8-8-7	56.0	8	短縮	横山典
	1:47.8	7	⑨ロゴタイプ	34.5	ローエングリン	牡7	1-1-2-2	58.0	7	延長	田辺

ピンクは→上がり最速1位
青は→上がり最速2位
オレンジは→上がり最速3位

ローテーション別の成績

ローテ	1着	2着	3着
同距	0	0	1
短縮	3	4	1
延長	2	1	3

近年は延長ローテ組の成績が優秀
中距離よりも短い距離のレース
特にマイル戦で
速い流れを経験している馬が好成績を残しています
ステルヴィオやケイデンスコール
ダノンキングリーなど

枠順別の成績

枠順	1着	2着	3着	逃げ	先行	差し	追込	着外
1枠	2	0	0	0	1	1	0	2
2枠	0	0	0	1	1	1	1	4
3枠	0	2	0	0	0	3	0	3
4枠	0	0	0	0	0	2	3	5
5枠	2	1	0	1	0	1	0	2
6枠	0	0	1	0	0	2	4	6
7枠	0	0	2	0	2	3	1	6
8枠	0	1	1	0	1	3	2	6

※10頭以下のレースは省いています

開幕前半の馬場と
エクイターフの影響で
基本的には内めの枠が有利

脚質別の成績

脚質	1着	2着	3着	着外
逃げ	0	0	1	2
先行	2	2	2	5
差し	2	1	1	16
追込	0	1	0	11

枠順	1着	2着	3着	着外
内枠	2	2	0	9
中枠	2	1	1	13
外枠	0	1	3	12

※10頭以下のレースは省いています

速い時計が出そうな時は
圧倒的に前にいる馬が有利
多少はペースが速くなったとしても
逃げ先行馬が粘り込むケースが多く
4コーナーで先頭集団に取り付いていないと
勝負になりません
よってスタートで出遅れると致命傷になります

脚質別の成績

枠順	脚質	1着	2着	3着	脚質	1着	2着	3着
内枠	逃げ	0	0	0	差し	1	1	0
	先行	1	1	0	追込	0	0	0
中枠	逃げ	0	0	0	差し	1	0	1
	先行	1	0	0	追込	0	1	0
外枠	逃げ	0	0	1	差し	0	0	0
	先行	0	1	2	追込	0	0	0

※10頭以下のレースは省いています

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