人外と人間

ミノタウロス×少女+女 3

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匿名ユーザー

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ミノタウロス×少女+女 3 ◆/Mgq/8agL6様

「もうちょっと我慢できなかったの?」
「だってよぉ……相手は今日のがデビュー作だっていうからさ。いつも以上に「加減」してたから、こっちはほとんど満足出来てないんだよ」
現場からそそくさと抜け出した私達は、すぐ近くにある馴染みの店……人外専門のラブホテルへと駆け込んだ。
王子は相手のAV嬢によっては、どうしてもフラストレーションがたまってしまう場合がある。
特に今回のような「本気」で相手が出来ないような娘の場合は。
彼が本気になると、激しすぎて相手の娘が文字通り壊れてしまう事がある。
だから相手を気遣いながらやらなければならず、それがフラストレーションになるってわけ。
そりゃ生理現象だから、それなりに「擦れ」ば、出るものは出る。
でもそれだけで満足できてしまうほど、彼の性欲は大人しくない。むしろ中途半端に終わって困るらしい。
それを鎮めるために、私は事前に呼ばれていたって訳。
もっとも、あのAV嬢の娘のケアも監督から頼まれていたんだけど。
「今日は特に落ち尽きなかったわね」
私はゆっくりと、服を脱ぎながら彼に尋ねる。
ブラウスを無造作にベッドの上へ置き、タイトスカートに手を掛けたところで。私は不意にバランスを崩された。
「ちょ、ん、もう……本当にらしくないわね……ん、クチュ、チュ……」
強引に引き寄せられ、王子の舌が私の首と顔を嘗め回す。
呆れながらも、私は彼の舌を受け入れる為に口を開いた。
待ってましたと、彼の大きな口が開き舌が口内へと侵入してくる。
肉厚な舌が口内を圧迫し、上あごの粘膜を舐め始める。
私は彼の舌を含みながら、脱がし掛けたスカートに手を掛けスルリと床にそれを落とす。
そして下着に手を掛けながら、彼の舌を私の舌でチロチロと弄び、唇で優しく舌を圧迫する。
全裸になった頃には、私は足を浮かせ彼に抱きかかえられながらディープスロートキスを続けていた。
「グチュ、チュ、チュパ……ん、ふぐ、んあ……ふぅ。ふふ、久しぶりじゃない? こんな「獣」みたいに……んっ! せっ、背中はちょっ、ひっ!」
私を自分に押しつけるようにして腰を抱きしめ、彼はその姿勢のまま私の背中を嘗め回す。
仕事では絶対にやらない愛撫。モニター越しに見ている第三者が興奮できるスタイルじゃないから。
でも彼は時々こんな愛撫を私にはする。胸同様、背中も鍛えれば性感帯になるのを知っているから。
そして私は全身を鍛えられている女だから、こんな愛撫に悦べるって彼は良く知っているから。
もちろん、私を悦ばせるためだけにこんな愛撫をしている訳じゃない。
「ん、チュ、クチュ……はむ、ん、チロ、チュ……」
私は彼の首に腕を回し彼に抱きかかえられながら、彼の喉元や鎖骨に愛撫し始める。
舌で舐め、唇を当て吸い、たまに歯を立てて軽く咬んだり。
なにかする度に彼がピクリと反応するのを可愛いなんて思ったら、今度はツツッと彼の舌が背骨の上を通って私がピクリと反応してしまったり。
何度も身体を重ねたから知り尽くしている、互いの身体。
こう言うと……恋人同士みたいだけど、そんな関係じゃないのよね。
セックスフレンドであって、ビジネスパートナーでもあって……
なんだろう、恋人以上、恋人未満。そんな矛盾した間柄かしらね。
「ね、そろそろ……」
強引に始めた癖に、丁寧な愛撫。すっかり私の方は準備が整っていた。もちろん、彼のは言うまでもない。
「このまま入れて……ん、くぅ!」
俗に言う、駅弁。彼は私の腰を掴んだまま、ガチガチに固くそそり起たせた自分の男根に私の淫唇を触れさせ、そして一気に奥へと……まさに突き刺すように押し入れる。
そこからは、本当に獣。
私をオナホールかダッチワイフにでも思っているのかってくらい、激しく腰を振り腕を振るい、激しく攻め立てる。
声も出せないくらい身体を揺さぶられながら、でもジュブジュブと膣は声の代わりに喘ぎ出す。
性経験豊富なAV嬢だって、こんな事されたら壊れるわ。
でも私は平気。いえ、むしろこれくらい激しい方が好き。
互いに、相性が良いのよね。セックスの。
つまりこーいう意味においても、私達はベストパートナーなわけなの。
「やはり……お前は、いい、女、だな!」
「なに、よ、こん、な、ぐ、ん、くぅ!」
喘ぐのだって苦しいのに、何を言わせたいのよ……もう。ちょっと感じちゃうじゃない、そんなこと言われたら。
ちょっとした言葉のやり取りをしたけれど、後は獣同士の性交。
荒げる息と結合部の喘ぎだけが室内に木霊する、本当に「やるだけ」のセックス。それもかなり激しい。
愛なんて語らない、ただ快楽だけを追い求める二人。
それでも、ただ乱暴なだけじゃない。獣同士の性交だからこそ、信頼し合えないと成り立たない。
私が彼を信頼しきってなければ、こんな激しい行為に身を全て任せられないし、彼も私が簡単に壊れないことに安心しつつも、やり過ぎて私を壊さないように気を配りながら腰を振るっている。
信頼しきっているから出来る。そしてそんな関係だから、より快楽が身を震わせる。
「出すぞ」
確認を求められても、私は返事が出来ない。私ももう、絶頂手前だから。
腰が唐突に止まる。なのに膣は更なる圧迫感を内側から受ける。
その圧迫が僅かに緩んだとたん、私の奥に勢いよく射出される白濁液。
激しい水圧を子宮に浴びる快感を、私は身を反らして受け止め……全身をビクビクと痙攣させギュッと膣を締め付けた。
「ふぅ」
大きく息を吐き出し、彼は私の中に入れたままベッドに歩み寄る。
そしてゆっくりと私を持ち上げ彼の男根を引き抜くと、先ほどまでの猛牛ぶりが嘘だったみたいに、そっと私を優しくベッドに横たえさせる。
「よ……っと」
そして私の側に腰掛け、私は……揺れるベッドに軽く身体を宙に浮かせられた。
「どこか抜けてるのよね、いつも」
「ん? なにがだ?」
基本優しいんだけどね、彼は。でもちょっとデリカシーがないかな。
まあ、そんな彼だから気に入ってるんだけど。







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