人外と人間

人間♀×ショタ妖怪 2

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人間♀×ショタ妖怪 2 ◆/Mgq/8agL6様

「ありがとうございました!」
さわやかな笑顔で礼を述べる、AV男優の卵。
デビューするまでにはまだ早いけど、私が彼を教えるのは今日だけ。
本当はもっと色々教えてあげたいけれど、私が付きっきりだと、彼が私に「なついて」しまうから。
それに出来る限り色んな女性と経験を積まないとダメだから……私はここまで。
今後はオーナーが経営している店の娘達が相手をしてくれるらしい。
オーナーの店か……サキュバスの娘さんとかも大勢いるけど大丈夫かな……
「デビューできたら一緒にお仕事しましょうね。今度はカメラの前かしら?」
「はい、是非!」
元気があって初々しくて……いいわねぇ。
でも男優になったらこの初々しさも無くなっちゃうのよね。ちょっと残念。
折角だからこの初々しさがある内に、一本撮った方が……ショタって需要無いのかな?
……企画書でも書こうかな。
「では失礼します」
「ええ、頑張ってね」
玄関の扉が閉まるまで彼を見送り、閉まったところで……ちょっと溜息。
可愛かったけど、やっぱりちょっと疲れるわ。教育するって難しい。
それに……大きな問題が残るのよね。
私は携帯電話を充電器から外し、短縮番号で電話を掛ける。
「……あっ、王子? 私。うん……いいじゃない、たまには私からでも……ええ、お願いね。それじゃ」
童貞君じゃあね……可愛いけれど、満足できないのよ。
むしろ可愛いからこそ余計に身体が火照っちゃって……王子来るまで待てないかも。
まだあの子の、中にちょっと残ってる……ん、やだ、止まんない……
このまま、王子来るまで……ん、やっちゃおうかな……
テクニシャンになったあの子を想像しながら、まだ終わらない夜を楽しんでいく……。







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