『ここだけ魔法戦記』の世界へようこそ!
このwikiは"IDで魔法戦記"の流れを汲むコンマゲームです。
その日のIDと書き込んだ際のコンマの数字に翻弄されながら、
プレイヤー・キャラクター(PC)達は時には未踏の地に踏み込み、悪党どもに戦いを挑み、魔法や剣、祈りをもって怪物どもを打ち倒していきます。
彼らの行く末が路傍に哀れな骸を晒すことになるのか、それともまだ見ぬ新天地を見つけ、栄光を手にするのか。
それは全てあなたの判断とダイスだけが知っています。


ここだけ魔法戦記について

『IDで魔法戦記』というPBBBS*1の流れを汲むRPGです。
その日のIDで自分のできる事(魔法の属性や戦士の技術)を決め、コンマの出目(ダイス)でイベントや戦闘をこなしていきます。

「とりあえずやってみたい」という人は遊び方に沿ってPCを作成してください。


IDで魔法戦記について

大本である『IDで魔法戦記』に興味のある方は、以下の避難所を覗いてみてください。
http://yy71.60.kg/magicwar/

なお、大本の『IDで魔法戦記』は、現在週末にVIPにて本スレをたてて行っています。
本スレがたった場合は、このスレにも告知が掲載されます。
このゲームがダイスとの戦いだとすれば、『IDで魔法戦記』は物語の紡ぎ合いといっても良いでしょう。
興味がある方は、ぜひ『IDで魔法戦記』にも参加してください。




背景

200年ほど前のことだ。人と魔族という反目し合う二つの種族は、大陸を二分する国家を作り上げていた。
戦火は大陸中を巻き込み、力無い者達は草木を薙ぐように蹂躙されていた。

暗澹たる空気が世界を覆う中、大陸北西部の小さな村で武装蜂起が起こった。
当時の乱れた情勢を鑑みれば、誰も気に留めないほどの小さな出来事だった。
しかし、その蜂起を率いていた人物は多大なカリスマ性を持ち、圧倒的不利と思われた状況を次々とひっくり返していった。

やがて小さな村で小さな武装蜂起を率いたその青年は世界の戦いへと身を投ずることになる。
人間領、魔族領の区別無く、次々と領地を傘下に納めていくその手腕。
そして、自領土になった者達への善政は、戦いに疲弊していた民衆にとってはまさに救いだった。

彼の起こした蜂起は連鎖反応を引き起こし、爆発的に大陸中へと広まって行く。
度重なる自国内の武装蜂起に戦いを続けることが難しくなった両大国は講和条約を締結。
この戦いを終結に導いた英雄は讃えられ、彼が参加に収めた土地はそのまま領地として統括することとなった。
こうして聖魔大戦と呼ばれた戦いは英雄の活躍によって幕を閉じた。


それから百数十年は何事も無く過ぎていった。
大戦の英雄はすでに亡く、武力での衝突は技術の競争や植民地戦争へと成り代わっていった。
三大国は、それぞれ西方、北方、南方へと開拓を開始する。
煌びやかな甲冑に身を包み、鋭い穂先を意気揚々と掲げて出発した開拓団は、しかし誰も帰っては来なかった。

たった一人、大陸西方に位置する、かの英雄が作り上げた国では一人の男が帰還していた。
身を包んでいたはずの真鍮の鎧は無残に溶け、鋭かった槍は途中から折れ、ただの棒となっていた。
男は駆けつけた治療師の手当ても虚しく死亡した。
帰還した彼の担いでいた袋の中から、彼の物と思われる日記が発見された。
新天地へ到達してからの周囲の状況が事細かに記されたその日記は、読んだ者に衝撃を与えた。
全く知られていない土地、気候、生態系、そして古代の財宝と資源。

男の日記の最後は殴り書きでこう記されていた。
『ここでは全てが混沌で、だからここでは全ての望みが叶う』
錯乱者のたわ言だと一笑に伏す者が多い中、一握りの者達は未踏の地へと赴いていった。
まだ見ぬ財宝を、心躍る冒険を、多くの栄光を求めて旅立った彼らを人は【探索者】と呼んだ。


世界観

『ここだけ魔法戦記』の世界は中近世のヨーロッパの生活水準を基盤としています。
しかし、この世界では魔法が発達し、当然のことながらそれを追求する学問や技術も発達しています。
主な舞台となる「フロンティア」では、何かの不思議な力によってこの魔法の素養が常にたゆたっています。
このため、日によって扱える魔法は刻々と変化していきます。
13の属性に分けられたどの魔法が使えるのかは、その日によってランダムに変わり、
昨日までは歴戦の勇者だった者が今日は村人にも劣る凡夫となることも珍しくありません。




合計: -
今日: -
昨日: -

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最終更新:2013年05月26日 17:17

*1 Play By BBSの略称。掲示板を使ったロールプレイゲーム