地美之芽カノン

最終更新:

yura000

- view
メンバー限定 登録/ログイン

ちびカノン

もしも、もしも………世界が優しかったら
ほんの少しだけ、何かが違っていれば
きっと、この世界で僕達は助け合っていけただろう
「ゆっ!」

概要

ざっくりと説明をすれば
界異と人の境界線が敷かれつつ、助け合ってこの世界を生きている世界線(カノン)。
境界対策課の祓魔師は困った界異達のお願いを聞き届けたり、界異が人の世で暮らしていく場合に窓口を設けて相談に乗ったりする、いわば市役所のようなイメージ。

界異による穢れが発生せず、汚染をすることも無くなった只々平和な日々を過ごすための世界が出来ている
このカノンでは四号級や五号級の界異ですら人類や界異の脅威にはならず、争いも基本的には存在していない。

そして、このカノン特有の界異として「ちびのめ」と呼ばれる毛むくじゃらの界異が存在している。
彼等は突如として人間界、禁域問わず現れている。
そんな、彼らと祓魔師のゆるーい日常。

イラスト(@kento072)さん】

年表

(199✕年、7月7日)
東京都、日野市の地下から突如として巨大な木がメキメキと
生える。幸い死傷者、行方不明者はゼロ。
出現してから数時間後に青白く光り輝き始めたので調査した結果、全世界の"穢れ"を吸収している事が発覚。
同時に祓魔師達の祭具である黒不浄や祓串が消失する。

また既存の界異から攻撃性と暴虐性がみるみる減少、
消滅ないしは変質している事象が起き始める。
これにより約一ヶ月で全世界の存在する界異の穢れが
大木により吸収され、周囲に被害を及ぼすことが無くなる。

(2000年、8月7日)
界異と人間達による境界線を明らかにするため、今までとは新たに一新された"境界対策課"が設立される。以降、祓魔師達は界異と手を取り合ってこの世界を生きるようになる。

(2000年、8月8日)
大木の各地にドアのようなものが生成され、中から次々と黒い毛むくじゃらの生命体が出てきた。祓魔師達が接触を試みた所、1枚の紙切れを手渡されたらしい。内容を以下に記す。

【ぼくたち、ちびのめ。ちっちゃかったり、おっきかったりします。にんげん、や、かいい、のみなさんとなかよくしたいです。よろしくね】

(2000年、8月9日)
境界対策課上層部は平仮名ではカッコつかないので、急遽
【地美之芽(ちびのめ)】という当て字を作った。
本人(界異?)達は喜んで受け入れている様子。
(なお、文字はクレヨンのようなもので書かれており、ひらがなで記されていた)

用語

【禁域】
立ち入り禁止エリア。文字通り界異との境界線。
結界を敷かれて接触禁止になっている。
ちびのめが大量発生している場合があり、その際は集団で囲われて彼らにもふもふにもふられてしまう可能性があるので仕方なく注連鋼縄とペグを用いて結界を敷いている。たまに乗り越えようとする勇敢なちびのめが居るが、基本的に失敗している。

【祭具】
基本的にはペグ(先端の丸くなったタイプ)と注連鋼縄のみが存在している。黒不浄については穢れの存在自体がが無くなった為、このカノンでは取り扱っていない。

【界異・医霊センター】
界異と人間達の霊体と肉体を治療してくれる医療センター。
ここでは人型界異も働いており、意思疎通をして患者へサイコセラピーを行う忘我や、安眠セラピーを行う夢誘羊など…多種多様な界異が存在している。

【いのちの木】
こちびのめ、ちびのめ、でかのめ達が住んでいるとされる、直径100m、高さ2kmの巨大な木。
窓のようなものが確認されており、そこからちびのめ達が飛んでくる場面も目撃されている。
世界各国を探しても日本の東京都にしかこの木は生えていないらしく、もんのすごく丈夫。
材質は未知の素材であり、削り出そうとしたがどんな刃をも通さなかったらしい。
曰く「刃を当てようとしたら直前で止まる」との話。

関連ページ

権利情報

権利情報は全ての項目を必ず記入するようにしてください。
代表権利者 yura000
権利者 yura000
コンタクト先 @yurazasyoku
連絡不要の使用範囲 エログロの描写は基本的に禁止です。心温まるお話のみを集めておりますのでそれに該当するならば自由にオッケーです!
ウィキ募集バナー