カトヴァーナ帝国戦史

内乱を収めついに元帥に登り詰めてしまった。イツキ ソローク彼はこの国をどのように導くのか・・・
帝国軍は再編され政治においてもシャミーユ・キトラ・カトヴァンマニニクが即位し悪政からは多少良くなってきている。だが…

イツキ ソローク元帥
昼寝と徒食と女漁りが趣味という怠け者。常日頃からいかに怠けるかを考えており、隙あらば仕事や訓練をサボタージュしている。また年上好きを公言して憚らず、年上であれば初対面の女性を臆面もなく口説く。
故バタ・サンクレイの忘れ形見であり、本名はイツキ・サンクレイ。父親のこともあって本人は軍人を毛嫌いしているが、帝国史上屈指の名将と謳われた父親譲りの才は当世随一であり、後の世において常怠常勝の智将と呼ばれることになると自分では信じている。まだ経験が浅いにもかかわらず、圧倒的劣勢の中でプロイセンの名将であるハイと対等に?渡り合うなど、軍師としての才能は常人の域を遥かに凌駕している。特に戦況予測に秀でており、目に見えない敵軍と友軍の状況を完璧に把握するという、未来予知じみた神技も披露している。戦術指揮能力にも長けている。
『アナライの弟子』の一人であり、アナライが提唱する「科学」の概念を独自解釈した哲学を持っている。「科学的」というフレーズを作戦行動中にもよく口にしており、「怠ける時は怠けるが、怠けるための努力は惜しまない」という彼の行動の規範となっている。

センバ ズイズイーフ准将
若中年の軍人。器用で要領がいいが、根本的に人が好く苦労性なところがあり、尊敬できる数少ない上司としてイツキをはじめとした部下からは慕われている。
元北域鎮台第一連隊所属の軍人だったが、北域動乱においてイクタら騎士団の実質的な上官となる。部下からの言葉にも耳を傾け、上官にも意見を崩さない姿に、北域動乱時には騎士団から「最高の上官」と称えられる。しかし、それ故に合理的な判断を下したイクタとヤトリに巻き込まれる形で北域撤退時の貧乏くじをひかされ、イクタたちとともに生き残り帰還した後もイクタに北域動乱の英雄として祭り上げられる。

コウクウノ・イグセム大将
旧軍閥名家の一つにして、『忠義の御三家』筆頭であるイグセム家の長男。性格は質実剛健そのものだが、ユーモアを解さない訳ではなく、イツキとのウィットに富んだ舌戦は騎士団では見慣れた光景。イグセムの係累として帝室には絶対の忠誠を誓っており、その在り様は見る者を畏怖させることすらある。
戦闘能力、指揮能力、戦略眼といった軍人としての資質を高い水準で持ち、イグセムの二刀を振るう剣腕は鬼神のごとき強さを誇る。
イツキの過去を知る数少ない人物の一人。彼とのあいだの「万人の理解を超える」とまで表される絆の強さや在り方は、戦場にあって味方すら戦慄させるほどの連携を見せる。

スズミヤ・レミオン中将
旧軍閥の名家、『忠義の御三家』の一つレミオン家の三男。爽やかな外見のイケメンであり、見た目通りの好青年。イケメン嫌いのイツキもその人の好さは認めており、女性以外の「イっくん」呼びも許している(いくら言っても聞かないので諦めた面もある)。純情で一途で、イツキ曰く「孤高の戦士」。娼館の潜入捜査を提案された時にも、案外乗り気だったズイズイ―フとは違い、心から嫌がっていた。
軍人には向かない優しい性格をしているが、レミオン家に生まれた己の使命を理解して戦場に立つなど、強い芯を持っている。過酷な状況においても敵味方の死を心から悲しむ点は、イツキから「騎士団の良心」と評されている。
「銃撃のレミオン」の名に恥じぬ高い射撃能力を持っているが、近距離からの銃撃は体が震えてしまうために命中率が低い。一方で敵が遠距離にいるほど命中精度は高くなるため、帝国式狙撃ライフルを用いた2500メートル以上のロングレンジ狙撃を可能とする。


眠いからここまで

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最終更新:2017年07月02日 23:52