テレビ放送

ケーブルテレビ(第4台)が主流

台灣はケーブルテレビ社会です。
地上波テレビ放送もありますが、殆どの家庭や会社などはケーブルテレビを視聴しています。
100チャンネルほど有り、料金も大体の地域は3ヶ月1540元(月額515元程度)と安く普及率が高いです。
日本のチャンネルも有り、NHK国際放送がこれで受信できます。唯一のリアルタイムな日本の放送です。民放は有りません。
台灣の事業者が日本のテレビ番組に字幕を加え放送しているチャンネルがいくつか有りますがm翻訳に時間を要すため半年遅れなど忘れた頃の番組のため、???です。

何故「第4台」?

台灣ではケーブルテレビを「第4台」と呼びます。これは日本が不本意ながら台灣を手放した後、長く続いた悪しき國民黨の恐怖政治期間中、テレビ放送は國民黨配下の3つしか無く、「4つ目のテレビ放送」ということから「第4台」と呼ばれるようになりました。

地上波テレビ放送

台灣も2009年から地上波デジタルテレビ放送(地デジ)が開始されています。テレビ放送が11チャンネル、ラジオが1チャンネル有ります。
しかし殆どの放送は標準(SD)放送です。ハイビジョン(HD)放送は民視HDと公共電視HDの2つ有りますが、民視HDはアメリカMLB野球中継専用で試合のない時間は放送休止しており、事実上は公視HDのみという状態です。
地デジ・アナログ放送ともに視聴者は非常に少ないです。これは前述の通り、ケーブルテレビが普及しているからです。アナログ放送も現在並行放送されていますが近年終了の予定です。
なお、台灣の地デジはヨーロッパ方式(DVB-T)のため、日本の地デジテレビや携帯電話のワンセグは使用できません。

日本の衛星放送(BS)、スカパーe2(110度CS)も受信可能

台灣は地理的に日本と近いため、石垣島など日本の離島までサービスエリアとする衛星放送が台灣でも受信できてしまいます。
このため、主に日本人駐在員向けのマンションや日本人が集う飲食店など、BSやCSが受信できる建物も有ります。
長期滞在を予定する場合、これらに対応した部屋を探すのも良いでしょう。

日本の地デジ放送も衛星経由で受信できなくもない

2011年7月、日本はアナログテレビ放送を終了しデジタル放送のみになりました。
しかし、周波数(チャンネル)の違うデジタル放送は従来アナログ放送が受信できた全てのエリアに電波が届かず、視聴できない地域が存在します。
このため、ケーブルテレビ局による再送信の他、衛星放送(BS)を利用した東京エリアの地上波テレビ放送の再送信が行われています。ただしこれは放送局免許のからみから本来あってはならない事で特例措置として認められたため、WOWOW等の有料放送同様、許可された人のみが受信できるようロックがかかっています。
この申請方法は難視聴地域に住民登録をして自分のB-CASカード(地デジテレビに挿入するICカード)の番号を総務省に申請するという煩雑な手続きが必要ですが、これを行うと全国何処でも衛星で東京の地上波テレビを見ることができます。

その他の放送

中華電信MOD(日本でいうところのフレッツテレビ。インターネット回線でテレビを見る)、有料衛星放送(CS)なども有りますがほとんど普及していません。





































































































































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最終更新:2011年11月21日 04:16
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