伽式恒(かしきこう/ワースラン)
かつてナルガ神の侵攻を防いだ禁赤人達が、今までの流浪の生活を捨て定住した場所に作られており、初期の建設に携わったのはゼン・イクの命令を受けて普請関係に紛れ込み巧妙に目立たぬよう主導権を握ったテンバス。
街自体が異界神の侵入を防ぐ為の巨大な結界となっている。
街自体が異界神の侵入を防ぐ為の巨大な結界となっている。
宗教国家の教都という性質上、表立っては治安も良く(当然飲酒も制限されている)、街は整然と運営されており、建前では退廃や堕落とは無縁の聖地である筈なのだが、何世紀にも渡り貧民窟や下級僧兵の乱暴狼藉、賄賂の横行なども散見される。
更に現在はル・タン数十年の悪政のせいで不正が加速し、高僧まで汚職に手を染めた者が多数を占め、一斉に粛清すれば教会の機能を停止する末期症状。
更に現在はル・タン数十年の悪政のせいで不正が加速し、高僧まで汚職に手を染めた者が多数を占め、一斉に粛清すれば教会の機能を停止する末期症状。