アリー
「剣の聖刻年代記」における、〈裏音秘聖刃〉の巫女。彼女なしにはその力を発揮できない。
櫛で梳けばそのまま鏡にでも使えそうな、綺麗な銀髪の持ち主。
物語においては3人のアリーが登場するが、容姿も内面も本質的には同一の人間である。
櫛で梳けばそのまま鏡にでも使えそうな、綺麗な銀髪の持ち主。
物語においては3人のアリーが登場するが、容姿も内面も本質的には同一の人間である。
- 古吾伽式のアリー姫
ナルガ神侵攻の際、仲間と共に魅深山へ〈剣〉の封印を解きに行くが、その道半ばで命を落とす。が、所持していた人型の聖刻石に魂を宿し、ショク・ワンやもう一人のアリーに力を貸す。
はるか未来でオン・ワンの前にも現れ、寿命を伸ばす。
はるか未来でオン・ワンの前にも現れ、寿命を伸ばす。
ナルガ神が障害となるであろう〈黒い精霊〉を抑える為、「剣の姫」を模倣して作り出された存在。
外見は敵対している禁赤人に似ていた為(神の子として生まれた存在なので直接的な加害はなかったが)、かなり酷い差別を受けて育ち、また本質的にはもう一人のアリー姫と同一な為か、嬉々として自ら生贄となるような血生臭い同族に違和感や嫌悪感を覚えながらも、一族として何とか貢献しようと努力していたが、心はもう擦り切れる寸前だったらしい。
元の時代に帰ろうとしたショク・ワンについて行こうとしたものの、バイラ・オグンの乱入で生き別れとなる。
外見は敵対している禁赤人に似ていた為(神の子として生まれた存在なので直接的な加害はなかったが)、かなり酷い差別を受けて育ち、また本質的にはもう一人のアリー姫と同一な為か、嬉々として自ら生贄となるような血生臭い同族に違和感や嫌悪感を覚えながらも、一族として何とか貢献しようと努力していたが、心はもう擦り切れる寸前だったらしい。
元の時代に帰ろうとしたショク・ワンについて行こうとしたものの、バイラ・オグンの乱入で生き別れとなる。
- 少女アリー
小説本編の時代において、再びナルガ神が産み出した「剣の姫」であり、イコ・セグの戦士アリーと同一の存在。
千年前の教訓から意思の無い、都合の良い操り人形として生み出された筈だったが、ベルリ・モレンゴーとの出会いでその目論みは大きく外れる。
その力のせいで幾つもの勢力から狙われ、彼女もまた過酷な運命に晒される事となる。
聖刻世界から異界へ旅立つため挨拶に寄ったゼン・イクによると、後にショク・ワンと結ばれ子供も授かった(ゼン・イク曰く「王子が一人、王女が二人」)とのこと。
千年前の教訓から意思の無い、都合の良い操り人形として生み出された筈だったが、ベルリ・モレンゴーとの出会いでその目論みは大きく外れる。
その力のせいで幾つもの勢力から狙われ、彼女もまた過酷な運命に晒される事となる。
聖刻世界から異界へ旅立つため挨拶に寄ったゼン・イクによると、後にショク・ワンと結ばれ子供も授かった(ゼン・イク曰く「王子が一人、王女が二人」)とのこと。