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評価軸とは、その回答が「どの観点で良い/弱いか」を判断するための物差しを言語化したものです。(→評価軸の概要)
①最終評価・結果
  • 強度: そのボケが「どれくらい強く笑いを生むか」「一発で場を取れるか」。評価軸の最終的な出力結果
②伝達・理解プロセス系
  • 分かりやすさ: 観客が“同じ笑い”に迷わず到達できるか。解釈が分岐せず「あ、こういうことね」が一発で揃う状態
  • 想像コスト: そのボケを理解して笑うまでに、聞き手がどれだけ “想像・補完・解釈” を要求されるか
  • 伝達速度: ボケの意味・面白さが、どれだけ速く聞き手に届くか
  • ステップ数: ボケを理解して笑いに到達するまでに、観客が踏む必要のある「理解・連想・補完・変換」の段階数
  • トリガー明確度: 観客が「どこで笑えばいいか」を迷わず特定できるか
  • 感情方向性: 笑いがどの感情に向かっているかが一意に定まっているか
  • 記憶残留度: そのボケが「後で思い出されるか」。後からジワる笑いで上級者向けの評価軸
③構造・設計系
  • 情報量: その回答の中に含まれている設定・要素・意味・前提の“量”を指す
  • 解像度: そのボケを聞いた(読んだ)瞬間に、観客の頭の中にどれだけ“はっきりした映像”や“具体的な状況”が立ち上がるか
  • 圧縮率: 言語効率。本来ならステップ数が複数必要な発想を、どれだけ短い言葉で圧縮できているか。ステップ数の削減率
  • ノイズ量: 笑いに不要な情報・言葉・修飾がどれだけ含まれているか。基本的に少ないほど良い
  • キャラ立ち: 回答を聞いた瞬間に「どんな人(存在)か」が頭に浮かぶかどうか
  • 主語安定度: ボケの主語・視点が途中でブレていないか。ブレるとステップ数が増大
④発想・位置関係系
  • ズレ幅: お題が想定している "常識的な期待地点" から、回答がどれだけ離れた場所に着地しているか
  • 破壊力: 笑いの論理を説明する前に、場の前提を壊して笑わせる力
  • 期待管理力: お題が作った期待を、適切なタイミングで裏切れているか
⑤新規性・文脈依存系
  • 初見性: その答えを最初に見た瞬間に、どれだけ “新しく感じるか”
  • 時事性: 「今この瞬間に共有されている話題・空気・前提」をボケに含める力
⑥納得・世界観整合系
  • 納得感: そのボケを解釈する際に "そうであってほしい"、"確かにその世界ならそうなるな" と腹落ちする感覚を示す指標
⑦運用・耐性系 (メタ評価)
  • 知識依存率: そのボケが成立・理解されるために、観客側にどれだけ「事前知識・文脈共有」を要求しているか
  • 安全度 (リスク管理): その場・客層で事故を起こしにくいか。事故はブラックネタ、実在人物、社会問題、属性いじりで起きやすい
  • 再現性: そのボケが「別のお題」でも「別の人」がやっても「別の場」でも一定以上の成功確率で再び成立するかを測る指標
  • 汎用性: その発想・構造・処理方法が、どれだけ「幅広いお題」に適用できるかを測る指標
  • ずらし耐性: 題材・キャラクターが、どれだけ「ずらされても」 (ずらしが) 成立し続けるかを示す指標
  • かぶり耐性: 同じ・似た発想の回答が他にも出た状況においても、そのボケが「埋もれず」「相対的な価値を保ち」「なお笑いとして成立するか」を測る指標
  • 支配力: その回答が一度出たあと、その世界観・前提・言語空間が "場の共通土台" となり、以降のボケ・ツッコミ・連想が、意識的/無意識的にそこを基準に展開されてしまう力を持つ回答
最終更新:2025年12月27日 13:37