おはようセックス@小説まとめ
マジョリティエプジコム滝の不思議な伝説
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ohayousex
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ここは自殺の名所、マジョリティエプジコム滝。なんでもここの滝壺に身投げしたモノの『強すぎる願い』にのみ答え、その願いを叶えるという言い伝えがあるという。
それに対するは私、幼き世捨て人。萎びた服を着て、全てがボロクソの外見の少女。
その名も鯵山(あじやま)。名前は捨てたので、もう、ない。だが、名前は、これからも必要である。少女はこの儀式を終えたら、自らに名前を付けることを決めていた。
そう。
少女は軽い足取りで。
今滝壺へッッッッ転落を開始したのだッッッッッ!!!!!!!!!!!!
それに対するは私、幼き世捨て人。萎びた服を着て、全てがボロクソの外見の少女。
その名も鯵山(あじやま)。名前は捨てたので、もう、ない。だが、名前は、これからも必要である。少女はこの儀式を終えたら、自らに名前を付けることを決めていた。
そう。
少女は軽い足取りで。
今滝壺へッッッッ転落を開始したのだッッッッッ!!!!!!!!!!!!
そんな絶望的状況下の中、少女は笑顔で目をつむり、念じていたッッ!!!!!!!!!
「私は鳥になる。鳥になる。鳥になるのだ。鳥になるぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」
少女の儀式とは、飛び降りること!!!!!!!!!!!!
少女の願いとは、鳥になること!!!!!!!!!!!!!!!!
少女の願いとは、鳥になること!!!!!!!!!!!!!!!!
「そう、私は鳥になる。鳥になる――――鳥に生まれ変わる。この全く下らない世界から日常から人生から剥離し
空を飛ぶ翼を神に懇願しッッッッッ一生ッッッッ野蛮な地上の人間どもを見下ろし続けるッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
空を飛ぶ翼を神に懇願しッッッッッ一生ッッッッ野蛮な地上の人間どもを見下ろし続けるッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!
軈て、懇願を咆哮に変換した少女はぁ!!!!!!!!!!!
そのままぁ!!!!!!!!!!!!!!!
滝壺へ転落したッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
――――あれからどれぐらいの時が経ったろう。私の意識はとても軽快に吹き飛んだようだ。
だがそれもここまでである。
だがそれもここまでである。
「私は死に損なったのかッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガバァッッッ!!!!!!!!!!!!!!
と起床した私は周囲を見渡す。そこは森。
森。森。ンポ理…タイプミス、森。森!ひたすら、森!!!!!!!!!!!!!!!
ちょっと向こうから、滝の音!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
と起床した私は周囲を見渡す。そこは森。
森。森。ンポ理…タイプミス、森。森!ひたすら、森!!!!!!!!!!!!!!!
ちょっと向こうから、滝の音!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「ん?起きたのか、小娘」
「何奴だあっぁぁぁああ!!!!!!!!!!」
「グゲェバァァア!!!!!!!!!!!!!!!」
「何奴だあっぁぁぁああ!!!!!!!!!!」
「グゲェバァァア!!!!!!!!!!!!!!!」
私は反射的に声がした方向に蹴りを放っていた!!!その感触、柔らかいッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!
「幼女ッッッッッッッッッッ!?!?!?!?なぜ幼女がここに!?」
「いきなり蹴ってんじゃねぇよクソがァ!!!!!!私が介抱してやったんだよ、この糞ガキ!!!!」
「いきなり蹴ってんじゃねぇよクソがァ!!!!!!私が介抱してやったんだよ、この糞ガキ!!!!」
そんなふうに怒り狂う幼女は着物を着ていた!!!!!!!!!!!!!!!!!
長髪で、黒髪だった!!!!!!!!!!!!!!!
長髪で、黒髪だった!!!!!!!!!!!!!!!
「私以外にもアマゾネスがいたというのか!!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
「私は鬼だ!アマゾネスじゃあねえ!大体お前だって鳥人じゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!!あんな空から飛び降りて、鳥人の癖に転落しやがって!
だっせーの!だっせーーー!の!!ウハア「黙れ!!!!!!!!!!!」ブゲェバァァアア!!!!二度も殴った!!!!!!!!!!!!!!」
「ゴミめ…………私の身を助けたからと言って礼の一つも言ってやらん!なぜなら私は………ん?おい貴様ぁぁぁああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
「デブスペカアアアアアアアアア!!!!!!!三度も殴ったなぁぁぁあああああああ!!!!!!!!なんなんだよお前は!!!!!!!!」
「さっきなんと言った!!!!!!!!!鳥人の癖に…………………と言ったか?!?!?!?!?!?!?」
「そうだよぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!言ったよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!
それがどうしたんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?!?!?!?!?!?!?!?」」
「?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
!?!?!??!!??!?!
!?!!!!?!?!?!?!?!??!!??!!?!??!?!?!?!?!?!?!??!?!?!?!?
ユワァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「私は鬼だ!アマゾネスじゃあねえ!大体お前だって鳥人じゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!!あんな空から飛び降りて、鳥人の癖に転落しやがって!
だっせーの!だっせーーー!の!!ウハア「黙れ!!!!!!!!!!!」ブゲェバァァアア!!!!二度も殴った!!!!!!!!!!!!!!」
「ゴミめ…………私の身を助けたからと言って礼の一つも言ってやらん!なぜなら私は………ん?おい貴様ぁぁぁああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
「デブスペカアアアアアアアアア!!!!!!!三度も殴ったなぁぁぁあああああああ!!!!!!!!なんなんだよお前は!!!!!!!!」
「さっきなんと言った!!!!!!!!!鳥人の癖に…………………と言ったか?!?!?!?!?!?!?」
「そうだよぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!言ったよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!
それがどうしたんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?!?!?!?!?!?!?!?」」
「?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
!?!?!??!!??!?!
!?!!!!?!?!?!?!?!??!!??!!?!??!?!?!?!?!?!?!??!?!?!?!?
ユワァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!」
私は再び失神した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「なんだこいつ!!!!!!!!」
両手があるべき場所に、翼が生えており!!!!!!!!
私の軟弱な足は!!!!!!!!いつの間にか強靭な鷹の脚になっていた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここが天国か…………………ッッッッッッッッッッ
私の軟弱な足は!!!!!!!!いつの間にか強靭な鷹の脚になっていた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここが天国か…………………ッッッッッッッッッッ
私は夢を見ていた。
現世での生活に嫌気がさしたとある女子中学生が自殺目的で樹海に入り込んだは良いが、見たことも聞いたこともない場所に迷い込んだことによって、
脊髄反射的に目的が自殺からサバイバルに変わってしまい、挙げ句の果てにはアマゾネス化。
約一年もの間大自然と一体化したが大きな滝壺を発見したことで、本来の目的と、過去の因縁を思い出してしまったのだ。
アマゾネスは意地になって、滝壺から転落した。本来の目的…『鳥に生まれ変わること』を果たすため。
途中から物凄い勢いで体に水が侵入してくるような錯覚が陥って、それから―――――
脊髄反射的に目的が自殺からサバイバルに変わってしまい、挙げ句の果てにはアマゾネス化。
約一年もの間大自然と一体化したが大きな滝壺を発見したことで、本来の目的と、過去の因縁を思い出してしまったのだ。
アマゾネスは意地になって、滝壺から転落した。本来の目的…『鳥に生まれ変わること』を果たすため。
途中から物凄い勢いで体に水が侵入してくるような錯覚が陥って、それから―――――
「ハッッッッッッッッッッ!!!!!」
「やっははー。今度殴り掛かったらコイツで真っ二つにしてやるから覚悟しろよ」
「やっははー。今度殴り掛かったらコイツで真っ二つにしてやるから覚悟しろよ」
私が再び目を覚ますと、そこは葉っぱのベッド、そして今度は黒い刀を構える黒髪長髪のさっきのメスガキ、あと、森、そんで、向こうから聞こえる滝の音!!!!!!!!
「……………」
「んだよ、今度はだんまりかよ?」
「………私は………鳥ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ」
「んだよ、今度はだんまりかよ?」
「………私は………鳥ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ」
ブワァッツ!!!!!と空中へ飛び立つ!!!!!
「私は鳥ッ!!鳥ッ!!鳥ィィ!!!!!!!」
「おいィィ!落ち着け!そっちは木だ!」「鳥ヒデッッブ!!!!!!!!」「遅かったか」
メガンボッッッッッッッッッッッッと地面に落ちた私だが、お構いなしに翼をはためかす!!!!!!!!
砂埃を立てながら翼で地面を荒らす様はまさしく、意味不明!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
砂埃を立てながら翼で地面を荒らす様はまさしく、意味不明!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「ヒャアアアッハッハッハ!!!!!!なんと面妖なことじゃァァァアアアアアアアアア!!!!!!!」
「それはこっちの台詞だよ…なんなんだよもう…介抱して損したよ……」
「おい幼女アマゾネスッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ名はなんと言う!!!!!!!!!!」
「あん…?胴元晴氣(どうもと はるけ)だけど」
「そして、我が名はなんだァァァアアアアアアアアア!!!我が名はッ我が名ッ我が名はァァァァ鯵山ッ!!ヱェェイクヰャウ!!!!ヱイクヰャゥッッッッッッッッッッッッだ!!
たった今そう決めたのだぜァァァアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「…おう、わかったぜ、ヱイクヰャゥ…えいきょうか。きょーちゃんと呼ぼう。ぶっちゃけよろしくしたくないがよろしくな、キョーチャン!!」
「カッァァァア!!!!!!!!!ヒャッハホホホホッホハハァァァ!!!!!!!!」
「それはこっちの台詞だよ…なんなんだよもう…介抱して損したよ……」
「おい幼女アマゾネスッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ名はなんと言う!!!!!!!!!!」
「あん…?胴元晴氣(どうもと はるけ)だけど」
「そして、我が名はなんだァァァアアアアアアアアア!!!我が名はッ我が名ッ我が名はァァァァ鯵山ッ!!ヱェェイクヰャウ!!!!ヱイクヰャゥッッッッッッッッッッッッだ!!
たった今そう決めたのだぜァァァアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「…おう、わかったぜ、ヱイクヰャゥ…えいきょうか。きょーちゃんと呼ぼう。ぶっちゃけよろしくしたくないがよろしくな、キョーチャン!!」
「カッァァァア!!!!!!!!!ヒャッハホホホホッホハハァァァ!!!!!!!!」
鳥は飛び立った。今まさに。
「変な奴だなぁ…だが…久しぶりの『妖怪仲間』だ、楽しませてくれよ。少し心配だが…ククッ人間共め、今に見ていろ……この胴元晴氣率いる妖怪軍団第一号だ…
貴様達への復讐の日はそれなりの速度で近くなるばかりだ!」
「そう!鳥は飛び立ったのだァァァアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!」
貴様達への復讐の日はそれなりの速度で近くなるばかりだ!」
「そう!鳥は飛び立ったのだァァァアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!」
その突然の力は、神の贈り物か。
「ククッ…ん?お、お、お、おい!!!!!!こっちへ来るな!!!やめろォォオオオオオオオオオオオオオオ爪が痛イィイイイイイイイイイ!!!!」
「獲物を捕らえる鷲の真似じゃァ!!!!!!!!」
「私は獲物じゃねぇ!得物でぶっ殺すぞォ!?!?!?!!?」
「獲物を捕らえる鷲の真似じゃァ!!!!!!!!」
「私は獲物じゃねぇ!得物でぶっ殺すぞォ!?!?!?!!?」
はたまた――――『滝壺の奇跡』故かッ!!
だが!!!!!!!!!!!
正直、そんなことはどうでもよかった。
END