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外部から接続したい

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外部から接続したい

Windows Server 2012R2 Essentials
PostgreSQL 9.3
Windows 7 Professional ※接続元

デフォルトでは外部からの接続はできないので、色々設定をかえてやらんといかん。

  • 接続対象を設定する
『【PostgreSQL InstallDir】\9.3\data』配下に『pg_hba.conf』がある。
ここに接続可能とする対象を定義する。ファイル最下部に例がある。行頭に『#』が付いている行はコメント行。

e.g.) Windowsの場合
C:\Program Files\PostgreSQL\9.3\data\pg_hba.conf

例を後述するが、記載は『TYPE』『DATABASE』『USER』『ADDRESS』『METHOD』の順にspaceやtabで区切って記述。
TYPE local: Unixドメインソケット。が何か分からんけど、多分hostで事足りる。
host: 非暗号化またはSSLで暗号化されたTCP/IP。分からんかったらとりあえずコレにしとけばok。
hostssl: SSLで暗号化されたTCP/IP。非SSLの接続は弾く。
hostnossl: 非暗号化TCP/IP。SSL接続は弾く。
DATABASE all: 全てのDBへの接続を許可する。
任意のDB名: そのDBへの接続を許可する。複数のDBへの接続を許可したい場合、『,』で区切って指定する。
USER all: 全てのUserでの接続を許可する。
任意のUser名: そのUserでの接続を許可する。複数のUserからの接続を許可したい場合、『,』で区切って指定する。
ADDRESS 接続を許可する接続元のIP addressを指定する。
METHOD trust: 信頼。指定された対象からの接続を問答無用で許可する。
reject: 拒絶。指定された対象からの接続を問答無用で拒否する。
md5: ベーシック認証。MD5でハッシュ化して送られる。
password: ベーシック認証。平文のまま送られる。
gss
sspi
krb5
ident
peer
pam
ldap: LDAPサーバを用いた認証を行うんだと思う。
radius: RADIUSサーバを用いた認証を行うんだと思う。
cert

e.g.) 設定例
host all all 0.0.0.0 trust 問答無用で、誰でも、どこへでも接続可能とする場合。
host all all 192.168.1.1/24 md5 ネットワークセグメント『192.168.1.*』に所属する端末からのみ接続を許可する。
DB、Userによる制限は設けない。パスワード認証を行う。
host all all 127.0.0.1/32 md5 自身からの接続のみ許容し、パスワード認証を行う。

  • Windows FireWall
Windows FireWallのportを開ける。
[コントロール パネル]-[Windows ファイアウォール]から起動。
左のリストから『詳細設定』を押下。

『受信の規則』へ『新しい規則』を追加する。

ウィザードが立ち上がるんで、順番に設定していく。
『ポート』を指定。

『TCP』を選択し、『指定のローカル ポート』に『5432』を指定。
もし、インターネット経由でのアクセスを考えているのであれば、ポート番号は変えておくこと!
デフォルト5432のままだと、中韓露辺りからめっちゃ接続試みられますよ。w

『接続を許可する』を指定。

念のため『パブリック』のチェックを外す。
もちろんインターネット経由で接続する人は、ココのチェック外しちゃダメね。

分かりやすい名前を指定して、『完了』を押下。

ルールが追加される。

  • 別マシンから接続を試みる
何使っても良いから接続を試してみる。接続できたらおめでとう。




更新日: 2014年11月13日 (木) 16時05分23秒

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