仮面ライダーW ビギンズナイト 始まりの夜

「仮面ライダーW ビギンズナイト 始まりの夜」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

仮面ライダーW ビギンズナイト 始まりの夜 - (2016/03/24 (木) 17:02:10) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

ここまでの粗筋 スカルに敗北した翔太郎。 刃野は鳴海探偵事務所を訪れ、翔太郎を引き止めた。しかし、翔太郎は事務所を飛び出した。 翔太郎は始まりの地へ赴くのだった。 花束を置く翔太郎 翔太郎「・・・。」 ?「墓参りのつもりかい?」 振り向く翔太郎 フィリップ「鳴海壮吉の。」 翔太郎「お前、どうして・・・。」 フィリップ「死体も見つからないのに、気休めだな。ハーフボイルドの君らしい。」 翔太郎「何だと!」 フィリップ「ふっ、ここで初めて出会った時にも、こうやって胸倉を掴まれたっけ。」 翔太郎「そうだったな。」 フィリップ「思い出したまえよ、翔太郎。僕達が初めて仮面ライダーになった、あの始まりの夜"ビギンズナイト"にあった事を。」 翔太郎「そうだ、俺がちゃんと言われた通りにやっていたら、あの日、おやっさんは死んでなかった。」 遡る事、1年前 翔太郎「運命の子?」 壮吉「ああ、地球の全てを背負い込んじまった少年だ。敵はこの島で彼の力を引き出し、悪事に利用している。彼を救い出したい、それが俺の依頼人の願いだ。」 翔太郎「おやっさん、俺も力になるぜ!」 壮吉「半人前の力だって事を忘れんなよ。いいか翔太郎、俺の命令は必ず守れ。」 翔太郎「はあ、ちぇっ、こんな所にまでいつもの説教かよ・・・」 その場を離れる翔太郎を止める壮吉 壮吉「こんな所だからだ。」 翔太郎「わかったよ、わかりました。約束するよ。」 警報が鳴る 隠れる二人 「探せ!」 ?「出て来なさい、コソドロ。それとも産業スパイかしら?いずれにせよ、うっかり地獄に舞い込んだ愚かな小動物という所ね。」 翔太郎「化けもん!」 壮吉「翔太郎、早速命令だ。これを持って、じっとしていろ。この場を一歩も動くなよ。」 翔太郎「おやっさん、正気かよ!」 突き放す壮吉 「いたぞ!」 戦闘員を倒す壮吉 &italic(){『Masquerade』} マスカレードに変貌する戦闘員 壮吉を包囲するマスカレード タブー「コソドロにしてはやるわね、好みのタイプの男よ。でも残念ね。」 壮吉「撃っていいのは、撃たれる覚悟がある奴だけだぜ、レディ。」 タブー「ん?」 壮吉「ガイアメモリを仕事に使わないのが俺のポリシーだったんだが、止むを得ん。」 ロストドライバーを装着する壮吉 タブー「ロストドライバー!?何故お前が・・・!」 &italic(){『Skull』} スカルのガイアメモリを差す壮吉 &italic(){『Skull』} 壮吉「変身。」 翔太郎「あっ。」 スカル「さあ、お前の罪を・・・数えろ!」 マスカレードを倒すスカル タブーの攻撃をかわすスカル 辺りを見る翔太郎 そこには少年の姿が 翔太郎「あいつか?」 壮吉(回想)「これを持って、じっとしていろ。この場を一歩も動くなよ。」 翔太郎「いや、ここであいつを助けときゃ、おやっさんも俺の事を見直すぜ。」 跡を追う翔太郎 翔太郎「おい、お前が運命の子か?」 フィリップ「だれだい?君は、ここの人間じゃないねえ。組織に選ばれる知能があるように見えない。」 翔太郎「何だと!年上に向かって何て口を!ガイアメモリ。お前が・・・お前が作ったのか?」 フィリップ「・・・。」 翔太郎「おい!」 ケースを詮索する少年 翔太郎「おい!何してんだよ!」 フィリップ「これは凄い!誰が考案したんだい?このドライバーの使用者は僕と一体化できる!同時に2本のメモリが使え、僕の知識全てを備えた究極の超人が生まれる!あはは、あははははは!」 翔太郎「何がおかしい!この悪魔野郎!」 胸倉を掴む翔太郎 翔太郎「お前達が作ったメモリのせいで、この街がどんだけ泣いているのか、わかってんのか!?」 フィリップ「拳銃を作っている工場の人間は犯罪者か?」 翔太郎「・・・。」 フィリップ「違うだろ。使って悪事をする人間が、悪い。僕はただ、より効果の強いメモリを見たいだけなんだ。」 翔太郎「黙れ!」 フィリップを突き飛ばす翔太郎 転送されるフィリップ 調べる翔太郎 フィリップ「ガイアタワーに転送されたのか?」 壮吉「馬鹿野郎!」 平手打ちをする壮吉 壮吉「何で言われた通りにしなかった!あの子を押さえていれば、今頃・・・。」 翔太郎「(俺のせいだ。俺が約束を破ったせいで、おやっさんは凶弾に倒れた。)」 翔太郎「おやっさん!おやっさん!」 壮吉「翔太郎、この依頼、お前が引き継いでくれ。」 翔太郎「・・・。」 壮吉「あの子を・・・あの子を頼んだぜ・・・。」 翔太郎「よしてくれ・・・俺に帽子は早い・・・まだ早えよ!」 壮吉「似合う男になれ・・・。」 息絶える壮吉 翔太郎「おやっさあん!」 壮吉の亡骸が穴に落ちる 翔太郎「俺とフィリップはそこで・・・」 フィリップ「悪魔と相乗りする勇気、あるかな?」 翔太郎「初めて変身した・・・。」 ヘリが墜落する W(翔太郎)「なんなんだこれ、俺どうなっちまったんだ!?」 W(フィリップ)「まだ勝手がわからないようだね?」 穴へ落下するW 落下するフィリップ W(フィリップ)「なるほど。」 フィリップに接近するW サイクロンのメモリを外し、変身を解除するW 翔太郎「えっ?俺、どうなってんだよ?」 フィリップ「代わろう、二人でここを脱出する!」 &italic(){『Fang』} フィリップ「変身!」 翔太郎「えっ?」 失神する翔太郎 &italic(){『Fang、Joker』} W(FJ)に変身するフィリップ W(翔太郎)「うああああああああああっ!」 マスカレイドを蹴散らすW &italic(){『ArmFang』} 斬撃を繰り出すW(FJ) タブー「何!?あの力は。」 &italic(){『SholderFang』} 投擲するW(FJ) ビルが爆発する 翔太郎「こうやって、俺はお前とWになった。あの日を償いたい一心で、ここまで戦って来た。」 フィリップ「まだ君の知らない"ビギンズナイト"が一つだけある。」 再度、1年前 フィリップに接近する壮吉 壮吉「お前は今まで、一つでも自分で決めて、何かをした事があるか?」 首を横に振るフィリップ 壮吉「じゃあ、今日が最初だ。自分自身の決断で、この暗闇の牢獄を出ろ。そして、自由になってから、お前の罪を数えろ。」 フィリップ「僕の罪?」 壮吉「お前さん、名前は?」 再度、首を横に振るフィリップ 壮吉「じゃあ、こう呼ぼう、フィリップ。」 フィリップ「フィリップ?」 壮吉「フィリップ・マーロウ、俺の大好きな男の中の男の名前さ。奴は、自分の決断で全てを解決する。」 フィリップ「決断。」 翔太郎「おやっさあん!」 フィリップ「僕の罪・・・」 場面は現在に戻る フィリップ「君の罪は勝手な決断をした事、僕の罪は決断をせずに生きて来た事だ。」 翔太郎「フィリップ。」 フィリップ「僕達は一つになって、二人の罪を償い続ける義務がある。だからWになったんだろ?」 翔太郎「お前、俺にそれを思い出させる為にここへ?」 フィリップ「君がいなければ、続けられない。あの日と同じ事を、今もう一度聞くよ。翔太郎、これからも、悪魔と相乗りする勇気、あるかな?」 帽子を被る翔太郎 翔太郎「フィリップ、犯人の検索だ。探す項目は犯人の正体。キーワードは『死』、『蘇生』、そして『睦月恵理香』だ。」 フィリップ「そこまでは既に一度検索を終えている。だが、これ以上本が減らないんだ。」 翔太郎「情報屋とか警察の同じような事件の情報に、何かキーワードが潜んでねえもんかな。」 閃く翔太郎 安紗美(回想)「姉が五日前に。」 翔太郎「クリスマスイブの五日前、フィリップ、追加だ!キーワードは『19日』。」 フィリップ「絞れた。」 本を取り、開くフィリップ フィリップ「『神父』という本だ。ある神父が開いている『闇と静寂の会』という著名人の親睦会が引っ掛かった。毎月19日に開かれている。」 翔太郎「神父?あいつか?よし、いくぜ、相棒!」 決意を固め、始まりの地を後にする二人。 二人は闇と静寂の会へ向かうのだった。
ここまでの粗筋 スカルに敗北した翔太郎。 刃野は鳴海探偵事務所を訪れ、翔太郎を引き止めた。しかし、翔太郎は事務所を飛び出した。 翔太郎は始まりの地へ赴くのだった。 花束を置く翔太郎 翔太郎「・・・。」 ?「墓参りのつもりかい?」 振り向く翔太郎 フィリップ「鳴海壮吉の。」 翔太郎「お前、どうして・・・。」 フィリップ「死体も見つからないのに、気休めだな。ハーフボイルドの君らしい。」 翔太郎「何だと!」 フィリップ「ふっ、ここで初めて出会った時にも、こうやって胸倉を掴まれたっけ。」 翔太郎「そうだったな。」 フィリップ「思い出したまえよ、翔太郎。僕達が初めて仮面ライダーになった、あの始まりの夜"ビギンズナイト"にあった事を。」 翔太郎「そうだ、俺がちゃんと言われた通りにやっていたら、あの日、おやっさんは死んでなかった。」 遡る事、1年前 翔太郎「運命の子?」 壮吉「ああ、地球の全てを背負い込んじまった少年だ。敵はこの島で彼の力を引き出し、悪事に利用している。彼を救い出したい、それが俺の依頼人の願いだ。」 翔太郎「おやっさん、俺も力になるぜ!」 壮吉「半人前の力だって事を忘れんなよ。いいか翔太郎、俺の命令は必ず守れ。」 翔太郎「はあ、ちぇっ、こんな所にまでいつもの説教かよ・・・」 その場を離れる翔太郎を止める壮吉 壮吉「こんな所だからだ。」 翔太郎「わかったよ、わかりました。約束するよ。」 警報が鳴る 隠れる二人 「探せ!」 ?「出て来なさい、コソドロ。それとも産業スパイかしら?いずれにせよ、うっかり地獄に舞い込んだ愚かな小動物という所ね。」 翔太郎「化けもん!」 壮吉「翔太郎、早速命令だ。これを持って、じっとしていろ。この場を一歩も動くなよ。」 翔太郎「おやっさん、正気かよ!」 突き放す壮吉 「いたぞ!」 戦闘員を倒す壮吉 &italic(){『Masquerade』} マスカレードに変貌する戦闘員 壮吉を包囲するマスカレード タブー「コソドロにしてはやるわね、好みのタイプの男よ。でも残念ね。」 壮吉「撃っていいのは、撃たれる覚悟がある奴だけだぜ、レディ。」 タブー「ん?」 壮吉「ガイアメモリを仕事に使わないのが俺のポリシーだったんだが、止むを得ん。」 ロストドライバーを装着する壮吉 タブー「ロストドライバー!?何故お前が・・・!」 &italic(){『Skull』} スカルのガイアメモリを差す壮吉 &italic(){『Skull』} 壮吉「変身。」 翔太郎「あっ。」 スカル「さあ、お前の罪を・・・数えろ!」 マスカレードを倒すスカル タブーの攻撃をかわすスカル 辺りを見る翔太郎 そこには少年の姿が 翔太郎「あいつか?」 壮吉(回想)「これを持って、じっとしていろ。この場を一歩も動くなよ。」 翔太郎「いや、ここであいつを助けときゃ、おやっさんも俺の事を見直すぜ。」 跡を追う翔太郎 翔太郎「おい、お前が運命の子か?」 フィリップ「だれだい?君は、ここの人間じゃないねえ。組織に選ばれる知能があるように見えない。」 翔太郎「何だと!年上に向かって何て口を!ガイアメモリ。お前が・・・お前が作ったのか?」 フィリップ「・・・。」 翔太郎「おい!」 ケースを詮索する少年 翔太郎「おい!何してんだよ!」 フィリップ「これは凄い!誰が考案したんだい?このドライバーの使用者は僕と一体化できる!同時に2本のメモリが使え、僕の知識全てを備えた究極の超人が生まれる!あはは、あははははは!」 翔太郎「何がおかしい!この悪魔野郎!」 胸倉を掴む翔太郎 翔太郎「お前達が作ったメモリのせいで、この街がどんだけ泣いているのか、わかってんのか!?」 フィリップ「拳銃を作っている工場の人間は犯罪者か?」 翔太郎「・・・。」 フィリップ「違うだろ。使って悪事をする人間が、悪い。僕はただ、より効果の強いメモリを見たいだけなんだ。」 翔太郎「黙れ!」 フィリップを突き飛ばす翔太郎 転送されるフィリップ 調べる翔太郎 フィリップ「ガイアタワーに転送されたのか?」 壮吉「馬鹿野郎!」 平手打ちをする壮吉 壮吉「何で言われた通りにしなかった!あの子を押さえていれば、今頃・・・。」 翔太郎「俺のせいだ。俺が約束を破ったせいで、おやっさんは凶弾に倒れた。」 翔太郎「おやっさん!おやっさん!」 壮吉「翔太郎、この依頼、お前が引き継いでくれ。」 翔太郎「・・・。」 壮吉「あの子を・・・あの子を頼んだぜ・・・。」 翔太郎「よしてくれ・・・俺に帽子は早い・・・まだ早えよ!」 壮吉「似合う男になれ・・・。」 息絶える壮吉 翔太郎「おやっさあん!」 壮吉の亡骸が穴に落ちる 翔太郎「俺とフィリップはそこで・・・」 フィリップ「悪魔と相乗りする勇気、あるかな?」 翔太郎「初めて変身した・・・。」 ヘリが墜落する W(翔太郎)「なんなんだこれ、俺どうなっちまったんだ!?」 W(フィリップ)「まだ勝手がわからないようだね?」 穴へ落下するW 落下するフィリップ W(フィリップ)「なるほど。」 フィリップに接近するW サイクロンのメモリを外し、変身を解除するW 翔太郎「えっ?俺、どうなってんだよ?」 フィリップ「代わろう、二人でここを脱出する!」 &italic(){『Fang』} フィリップ「変身!」 翔太郎「えっ?」 失神する翔太郎 &italic(){『Fang、Joker』} W(FJ)に変身するフィリップ W(翔太郎)「うああああああああああっ!」 マスカレイドを蹴散らすW &italic(){『ArmFang』} 斬撃を繰り出すW(FJ) タブー「何!?あの力は。」 &italic(){『SholderFang』} 投擲するW(FJ) ビルが爆発する 翔太郎「こうやって、俺はお前とWになった。あの日を償いたい一心で、ここまで戦って来た。」 フィリップ「まだ君の知らない"ビギンズナイト"が一つだけある。」 再度、1年前 フィリップに接近する壮吉 壮吉「お前は今まで、一つでも自分で決めて、何かをした事があるか?」 首を横に振るフィリップ 壮吉「じゃあ、今日が最初だ。自分自身の決断で、この暗闇の牢獄を出ろ。そして、自由になってから、お前の罪を数えろ。」 フィリップ「僕の罪?」 壮吉「お前さん、名前は?」 再度、首を横に振るフィリップ 壮吉「じゃあ、こう呼ぼう、フィリップ。」 フィリップ「フィリップ?」 壮吉「フィリップ・マーロウ、俺の大好きな男の中の男の名前さ。奴は、自分の決断で全てを解決する。」 フィリップ「決断。」 翔太郎「おやっさあん!」 フィリップ「僕の罪・・・」 場面は現在に戻る フィリップ「君の罪は勝手な決断をした事、僕の罪は決断をせずに生きて来た事だ。」 翔太郎「フィリップ。」 フィリップ「僕達は一つになって、二人の罪を償い続ける義務がある。だからWになったんだろ?」 翔太郎「お前、俺にそれを思い出させる為にここへ?」 フィリップ「君がいなければ、続けられない。あの日と同じ事を、今もう一度聞くよ。翔太郎、これからも、悪魔と相乗りする勇気、あるかな?」 帽子を被る翔太郎 翔太郎「フィリップ、犯人の検索だ。探す項目は犯人の正体。キーワードは『死』、『蘇生』、そして『睦月恵理香』だ。」 フィリップ「そこまでは既に一度検索を終えている。だが、これ以上本が減らないんだ。」 翔太郎「情報屋とか警察の同じような事件の情報に、何かキーワードが潜んでねえもんかな。」 閃く翔太郎 安紗美(回想)「姉が五日前に。」 翔太郎「クリスマスイブの五日前、フィリップ、追加だ!キーワードは『19日』。」 フィリップ「絞れた。」 本を取り、開くフィリップ フィリップ「『神父』という本だ。ある神父が開いている『闇と静寂の会』という著名人の親睦会が引っ掛かった。毎月19日に開かれている。」 翔太郎「神父?あいつか?よし、いくぜ、相棒!」 決意を固め、始まりの地を後にする二人。 二人は闇と静寂の会へ向かうのだった。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: