新機動戦記ガンダムWの第1話

ガンダム(新機動戦記)W(ウイング)

とある宇宙コロニーで戦争があり、1機のシャトルが発進し、MS(モビルスーツ)である紫のリーオー部隊がそれを攻撃するとシャトルに命中し墜落する。

格納庫にある無数のリーオーとコロニー内で攻撃態勢をするリーオー。

ナレーション「地球から巣立った人類は宇宙コロニーに新たな希望を求めていた。」

地球圏統一連合の部隊によって人質にされるコロニーの人々達。

ナレーション「しかし地球圏統一連合は正義と平和の名を元に圧倒的な軍事力を持って、各コロニーを制圧していった」

攻撃をする地球圏統一連合のMS(モビルスーツ)部隊達。

ナレーション「A.C(アフターコロニー).195年、作戦命令オペレーション・メテオ、連合に反目する一部のコロニー居住者達は流星に偽装した新兵器を地球に送り込む行動に出た、だがこの作戦は既に連合本部に察知されていた」

コロニーから5つのポッドが発射され地球に落ちる

少女が見た流星

地球上に浮かぶ宇宙ステーション。

通信「ラグランジュポイントAXよりGYに各点、質量の移動を確認、地球大気圏突入まで後600秒」

モニターを見る宇宙ステーションのオペレーター。

オペレーターA「1つではないな」

通信「はい、レーダーには5個の金属反応があります」

オペレーターA「一応、大気圏のゼクスに知らせておけ、どうせ大昔の人工衛星の破片だろうな」

オペレーターB「了解!」

地球上を飛ぶ攻撃輸送機、そこにはゼクス・マーキスが乗っていた。

仕官A「ゼクス殿、隕石落下との報告をしています」

ゼクス「ふっ、監視衛星も節穴だな、隕石が大気圏のウェーブ酵素を通ると思うか?」

仕官A「やはりOZ(オズ)本部の情報通り」

ゼクス「うん…コロニーのM作戦に間違いないだろう、この輸送機で補足出来るのは幾つだ?」

モニターにレーダーが表示され5つの物体の落下地点を探査する。

仕官A「ユーラシア東部に落下すると思われる1つだけです」

ゼクス「1つでも十分とするか、前線の雇われ軍人はもう追わせる物ではない」

仕官A「ずいぶんと表向きの発言をなさいますな」

ゼクス「言っただろ、私は軍人なのだよ」

地球から太陽に光が来て、そこにある戦闘機。

ヒイロ「各部異常なし、7分で作戦を開始する」

ヒイロ・ユイは右側のモニターの何かに気づく。

ヒイロ「民間シャトル?」

アナウンス「ドーリアン様、当シャトルはこれより大気圏に突入いたします、安全のため座席ベルトを締め、そのまま席を離れないようお願いします」

ドーリアン「どうしたリリーナ?、地球に帰るのをそんなに不満かい?」

リリーナ「えぇ、とっても」

ドーリアン「済まなかったなぁ、仕事ばかりで、碌に相手が出来なかった」

リリーナ「お父様、今度宇宙に出るときは余裕を持つ事にしてください」

するとリリーナは白い光に目を付ける

リリーナ「お父様? あれは?」

ヒイロ「目標相対速度、01545」

戦闘機から砲台が展開され、ヒイロは引金を引く準備をする。

ヒイロ「オートロックオン、降下障害物を打ち落とす」

するとモニターが赤く光りだす。

ヒイロ「地球の攻撃輸送機?」

ゼクスの乗る輸送機。

操縦員A「補足しました!モニターに写します」

ブザー音。

ゼクス「やはりそうか、あれが戦を産み落とす戦争の卵と言う奴だ」

仕官A「ふ、M作戦か」

ゼクス「民間シャトルが前にいる以上、減速するしかあるまい」

仕官A「シャトルを撃墜して、加速する可能性はありませんか?」

ゼクス「我々の前でそんな派手な真似はできんぞ、あちらさんはあれでも隠密行動なんだ」

ヒイロの乗る戦闘機。

ヒイロ「連邦に嗅ぎ付けられている…当然か…」

大気圏へと突入する攻撃輸送機。

仕官A「大気圏、こちらも突入します」

ヒイロの乗る戦闘機も大気圏に突入する。

ヒイロ「遂に来た…これが地球なんだ…」

ヒイロはボタン操作をすると前方からブースターを噴射する。

仕官A「カプセルがコースを変更しました」

ゼクス「自殺願望でもあるのか?」

仕官B「燃えてしまえば、秘密も守りきれん、まぁそんな所でしょ」

仕官A「いえ、カプセルは更に加速しています、逃げ切るつもりなのでは?」

仕官B「馬鹿な…あの高温に耐えられる訳がない」

ゼクス「いや、そうでもない、どうやら我々の敵はかなり高い技術を持っているようだ」

民間シャトルの窓が開き落ちてゆくカプセルをみるリリーナ。

リリーナ「大気圏突入用のカプセル」

ドーリアン「オペレーション・メテオか?」

リリーナ「え?」

ヒイロはボタンを押すと、カプセルである戦闘機の装甲が壊れてウイングガンダムのバードモードが姿が現す。

ゼクスの攻撃輸送機のモニターに表示されてるウイングガンダム。

仕官A「ゼクス特尉、これは!?」

仕官B「敵の新兵器とは戦闘機の事だったのか!?まるで鳥のような戦闘機だぞ」

仕官A「飛行高度に到達しました、攻撃可能です」

仕官B「よし機銃で威嚇してみろ」

ゼクス「いや、威嚇が通用する相手ではない、撃墜しろ」

仕官B「ゼクス特尉!?」

ゼクス「新兵器の輸送が目的だと思っていたが、乗っているのはそれを操縦する戦闘パイロット!」

ウイングガンダムは攻撃輸送機の攻撃を回避する。

ヒイロ「余裕で逃げ切れる」

通信音。

ヒイロ「任務変更?、追撃はOZ(オズ)のモビルスーツ輸送機か、スピードからすると、三機程搭載している、任務変更了解、ただちにOZ(オズ)輸送機を撃墜する」

仕官A「敵戦闘機、反転してこちらへ向かって来ます」

ゼクス「リーオーは使えるか?」

仕官B「はい、しかし、モビルスーツであの戦闘機と?」

ゼクス「そうだ」

仕官B「でしたら、陸戦用のリーオーより、高速モビルスーツのエアリーズの方がよろしいのでは?」

ゼクス「私のリーオーは十分速いさ、それに、私に挑んで来る相手を無下にできんだろう」

攻撃輸送機のカタパルトからリーオーが放たれる。

仕官A「ゼクス特尉、エアリーズの準備が出来次第、応援に向かわせます」

ゼクスはリーオーに搭乗する。

ゼクス「了解」

警告音

ゼクス「何っ!?上か?」

ゼクスの乗るリーオーはライフルで攻撃するものの外れるものの、二度目の攻撃でウイングガンダムの翼に命中する。

警告音。

ヒイロ「左推進システム異常、やるな」

ウイングガンダムは翼から煙を発し地上に落ちてゆく

仕官A「お見事です。ゼクス特尉。」

ゼクス「呆気ない。これでよいのか?」

仕官B「特尉、リーオーは改修しますが、エアリーズで追いますか?」

ゼクスのリーオーの周りに増援であるエアリーズ2機が来る。

ゼクス「機に戻り、地上で押さえよう、M作戦の真意を調査するには、またとない獲物だ」

仕官A「自爆の危険性は?」

ゼクス「折角来た地球だ。一歩も大地を踏まず死ねるものなどいない」

ヒイロは操縦桿を押すとウイングガンダムは本来の姿であるモビルスーツ形態になる。

ゼクス「モビルスーツに変形しただと?」

仕官B「ゼクス特尉、あれはなんという機種ですか?」

ゼクス「わからん、(連合とオズの他に、モビルスーツを作る技術があったとは…)」

エアリーズはリーオーのバックパックにパラシュートの装置を取り付ける

仕官A「特尉、後はお任せください!」

エアリーズ2機は地上に向かうウイングガンダムを攻撃し、背中に命中する

ゼクス「あの強度、まさか…」

エアリーズ2機は連射攻撃で当てるもののウイングガンダムはそれを回避する

兵士A「動いた!」

兵士B「構わん撃ちまくれ!」

ウイングガンダムはバスターライフルを発射し追ってきたエアリーズ2機に命中し爆発する。

ヒイロ「ふふふふふふ…はははははは!!ははははははははははは!!、あと一機!!」

ゼクス「たった一撃で、二機のエアリーズを…面白い!!」

ゼクスはリーオーに装着されたパラシュートを外し、ヒイロの乗るウイングガンダムのバスターライフルを避け、ビームサーベルを取り出し切り裂こうとするものの抑えつけられる中、ゼクスは脱出しパラシュートを展開する。

仕官A「ゼクス特尉、ご無事ですか?」

ゼクス「あぁ、心配かけて済まない、私なりに何とかしたつもりだ」

仕官A「戦闘でのデータ分析が終わりました、敵モビルスーツの強度から、ガンダリウム合金製としか考えられません」

ゼクス「(やはり、あれがガンダム…)」

2機のモビルスーツは海に落ちる。

ゼクス「機体は無事でも、あの命知らずのパイロットは死んだ筈だ」

仕官B「特尉、マリーナの空母が未登録モビルスーツの海中探索を任せろと言っていますが」

ゼクス「仕方あるまい、探し物はアジアエリアのJAPポイントに沈んだと伝えてくれ」

仕官B「はっ」

ゼクス「探索は、任せろか、手柄をあせる軍隊に、良い未来はないな」

海中に沈む2機のモビルスーツであるリーオーとウイングガンダム。

スペースポート。

地球に来たミスター・ドーリアンは娘・リリーナと共にエスカレーターで降りる中、カメラマンやキャスターなどにインタビューをさせられる。

キャスターA「ミスター・ドーリアン、今回のコロニーサミットではどのような話をなされたんですが?」

キャスターB「ええ連合に対するコロニー自治体の要求は?」

キャスターC「何かコメントをお願いします」

キャスターD「いつコロニーを攻めて来るのか、地球はその話題で持ちきりなんです」

キャスターE「教えて下さい!ミスター・ドーリアン!」

一同「教えてください!」

隊長「お待ちしてましたぞ、ミスター・ドーリアン!外に軍の車を待たせてあります、すぐにお乗り下さい」

ドーリアン「今直ぐかね?それは困る、これから娘の誕生日の準備をしなくてはならないんだ」

隊長「お嬢様をお送りする車も用意してあります」

リリーナ「いいえ、ご心配はいりませんわ、私は一人でも帰れますから」

隊長「では行きましょう、セプテム将軍がお待ちです。」

ドーリアンは軍が用意した車に乗ると、リリーナは背を車に向け振り返る。

夕方のスペースポート。

リリーナが歩く。

リリーナ「お父様!私の誕生日はもう直ぐですのよ!普通の子ならここで暮れてしまう所でしょうね。

リリーナはそれを言うと空を飛ぶ飛行機に目を付く。

リリーナ「軍用機…こんなものがなければ、ここはもっと早く宇宙港になれた筈…、さぁ帰りましょう」

帰る中、リリーナは海辺にヒイロが倒れているのに目を付ける。

リリーナ「…?人!?」

リリーナは咄嗟に海辺に向かう。

リリーナ「戦闘服…兵隊なの?」

するとヒイロは微かに動く。

リリーナ「誰か呼ばなきゃ!」

コンサート会場。

トレーズ「MS(モビルスーツ)を3機も撃ち落とされただと…?」

執事「はっ」

トレーズ「君程の男がとんだ不始末をしたな、連合の煩型を黙らすのを一苦労だ」

トレーズはモニター越しからゼクス・マーキスと会話をしていた。

ゼクス「相手はガンダニウム製のMS(モビルスーツ)でした」

トレーズ「なんだと…」

ゼクス「もし、あれがコロニーで作られたものとしたら」

トレーズ「15年前…このOZ(オズ)に私と君がいたら、こんな不敵にはならなかっただろう」

ゼクス「やはりあれはガンダム?」

トレーズ「他に考えられまい、連合が宇宙に対するチェックが甘過ぎた」

ゼクス「連合のマリーナがあの機体を回収しようとしていますが?」

トレーズ「それはこちらに任せて貰う、君は海中探査の特別隊を送るから、後は頼んだぞ」

ゼクス「はっ」

トレーズ「分かっているだろうが、今は大事の前だ、連合を刺激するような真似をしたくない」

ゼクス「了解しております」

会議場。
そこには最高位の議員らが座っていた。

トレーズ「遅れまして」

議員A「トレーズ特佐、君の部下が大気圏突入の際、MS(モビルスーツ)3機を失ったという報告があったが」

トレーズ「はい、それが何か?」

議員B「貴様は高が反乱分子に3機も無駄にしたんだぞ!」

トレーズ「その結果、反乱分子の謀反を未然に防ぐことが出来ました」

議員B「私が言っているのは結果ではない!貴様、連合軍の貴重な戦力を何と考えているんだ!」

トレーズ「貴重の戦力…それは兵士に対してでしょうか?それともMS(モビルスーツ)に対してですか?」

議員B「貴様!わしを苦悩するのか!」

トレーズ「まあまあ」

議員A「トレーズ特佐、今後もある事だ、注意するように」

トレーズ「はっ」

最高議員である人物がモニターを写す

最高議員「さて本日の議題であるコロニー間の連帯組織の懸軍」

トレーズ「(ふん…所詮、連合軍の平和に慣れ過ぎている、これからの時代は我々が作ろう、我が組織『OZ(オズ)』が)」

一方、リリーナは倒れていたヒイロのヘルメットを外す。

リリーナ「まだ、子供なのに…」

するとヒイロは目を覚まし、咄嗟に光景にパニックになる。

リリーナ「じっとしていなさい、救急隊も来たわ」

ヒイロ「見たのか」

リリーナ「…何?」

救急車がやってくると、ヒイロは咄嗟にスーツに内蔵された証拠隠滅である自爆ボタンを押すと、自身は吹き飛ぶものの故障でダメージは受けず、判断の末、ヒイロは救急隊を殴り蹴り、運転手も追い飛ばし救急車を奪って逃走する。

リリーナ「私は…私はリリーナ・ドーリアン、あなたは…」

夜の兵器廠。
そこでリーオーのメンテナンスする中、謎の攻撃が発する。

兵士「…!?、敵襲か!?」

リーオーが次々と破壊される、そこにMS(モビルスーツ)であるガンダムデスサイズがおりデュオ・マックスウェルが搭乗していた。

デュオ「こちらデュオ!メインオーダー破壊任務終了!後は撤収に斬って斬って!斬りまくれ!」

ドーバー基地。
リーオーのMS(モビルスーツ)部隊が何かにに向けて一斉射撃をする。

兵士A「こちらドーバー基地、現在、敵の奇襲に遭っています!」

リーオーの攻撃をものともせず進むMS(モビルスーツ)のガンダムヘビーアームズ。

兵士B「奇襲だと!どこの攻撃だ!?」

兵士A「分かりません!」

ガンダムヘビーアームズはガトリングでリーオー部隊に向けて攻撃する、搭乗しているトロワ・バートン。

トロワ「発見された基地は見逃せないスペースポートの破壊が目的だったら、全てを消滅させる」

更に胸部からガトリング砲を展開して連射しミサイルを放ち基地を破壊する。

トロワ「戦闘記録001、記録者名トロワと名乗っておこう…」

砂漠地帯。
リーオーの部隊が動き回っている。

隊長「この辺りなんだな反乱分子のカプセルが落下したというのは」

兵士「はい!」

隊長「何も無いではないか!」

警戒しているマグアナックの部隊が気づき立ち上がる。

一同「やれ!」

マグアナックはリーオーを破壊する。

隊長「どうした!?何事だ!?」

兵士A「て…敵襲です!てあーっ!」

リーオーは次々と破壊される。

大量「囲まれていた!なんだと!」

兵士A「隊長!」

そこにはマグアナックの部隊とガンダムサンドロックがいた。

カトル「武器を捨てて投降しろ、命まで奪おうとは言わない」

リーオーは撃つものの回避され、向かってきたガンダムサンドロックは鎌でリーオー2機を撃破する。
サンドロックに搭乗しているカトル・ラバーバ・ウィナー。

カトル「こちらカトル、隊長機を破壊した。(言ったよ…僕は投降しろって)」

揚子江海上。
そこにはOZ(オズ)艦隊が破壊された残骸があり、シェンロンガンダムは残りの部隊を容易に撃破する。
それに搭乗している張五飛(チャン・ウーフェイ)

五飛「俺はウーフェイ、逃げも隠れもしない、この戦い直ぐに蹴りをつける!」

一方、ゼクスの乗る攻撃輸送機は海上を捜索していた

仕官A「海中捜査隊はまだなのか?」

仕官B「あと、2時間で到着すると言っています」

仕官A「何をやっている!」

ゼクス「そう慌てるな、あれはどこにも逃げはせんさ、それにここの海溝は深い、マリーナの空母も捜索にかなりの時間がかかる筈だ」

仕官A「しかし」

ゼクス「それより、面白いものを見せてやろう」

ゼクスは二枚の写真の中の一枚を操縦してる仕官に見せる、そこには艦隊を破壊したシェンロンガンダムが写っていた。

仕官A「これは」

ゼクス「OZ(オズ)の偵察機が撮影したものだ、どうだ?」

更に二枚目を見せる。

ゼクス「我々と戦ったあの機種と似ているだろ?」

仕官A「では、あの機種が2機も!?」

ゼクス「いや、それだけではないらしい、OZ(オズ)が掌握していたMS(モビルスーツ)工場やスペースポート、それに我々と同じように落下したカプセル調査に向かった部隊が壊滅されたという報告があった」

仕官A「では4機も!?」

ゼクス「海に沈んだあの1機も加えて5機だ」

仕官A「5機!?5機のガンダムが!?」

ゼクス「我々は運がいい、ガンダムを目撃して生き残っていられたのだからな」

聖ガブリエル学園。
やってきたリリーナ・ドーリアン

女生徒A「あら新学期が始まったばかりですのにリリーナ様もいらっしゃらないなんて珍しいですわね」

女生徒B「仕方ありませんわよ、リリーナさんは昨日、宇宙から帰っていらっしゃったばかりですもの」

女生徒C「いいですわね、私も一度でもいいから宇宙へ行ってみたいですわ」

女生徒D「やはり学園一のお金持ちは違いますね」

女生徒A「そういえば明日、リリーナ様のお誕生日じゃありませんこと。」

女生徒B「そうですわ、リリーナ様はどなたをお誕生日パーティーにお誘いになるのかしら?」

女生徒が話す中、リリーナがやってくる。

女生徒一同「(あら)リリーナ様!おはようございます!」

リリーナ「おはよう」

教室。
教師が転入生の一人を教室に連れて来る、するとリリーナは何かに気づく。

リリーナ「あの子…」

教師「お静かに、皆さん新しいお友達を紹介します」

ヒイロ「ヒイロ・ユイです、よろしく…」

リリーナ「(間違いない…あの子だわ…)」

教師「ヒイロ君はリリーナさんのお隣に座って、分からないことがあれば何でもリリーナさんに聞くといいでしょう」

ヒイロはリリーナの隣に座る。

教師「それでは、授業を始めましょう」

リリーナ「よろしくヒイロ君」

ヒイロ・ユイは挨拶に応じない。

聖ガブリエル学園でチャイムがなると外にヒイロ・ユイがおり女生徒らはヒイロを見つめていた。

女生徒A「あの、リリーナ様?」

リリーナ「はい、これ」

リリーナはヒイロと立会い手紙を渡す

リリーナ「明日、私の誕生日なの勿論いらして下さいますよね?」

女生徒らは拍手をする中、ヒイロは無言で手紙を真っ二つに破り、リリーナは泣く。

リリーナ「…ひ…酷い」

するとヒイロは手でリリーナの涙を払い一言を言う。

ヒイロ「お前を殺す…」

するとリリーナは衝撃する。

リリーナ「何なのこの人…」

つづく

次回予告
デュオ『海底に沈んだガンダムを回収するため連合軍のマリーナは大部隊を送り込んできた
だが、OZ(オズ)のゼクスは新型MS(モビルスーツ)「キャンサー」を使って確実にガンダムを補足していた
ヒイロはその前にガンダムを破壊しなければならない
しかし深海の闇にもう一つのGの影が現れた
次回、新機動戦機ガンダム(ウイング)
第2話「死神(しにがみ)()ばれる(ガンダム)」』

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最終更新:2017年02月11日 10:38