とあるアフレコのスタジオ。 そこではダニエル・ヒラードが鳥が歌ってるアニメの映像を見てアフレコをしていた。 |MRS.DOUBTFIRE|(文字:ベージュ、背景:黒) アニメの映像では犬が鳥がいる籠の扉を開ける。 犬「親父ちゃん、おいで」 鳥「待って今覚悟を決めるから。ああーっ!110番×2!、お巡りさん?動物愛護協会小鳥虐待法違反だよ、いじめに会ってる助けて!人殺し!違った!鳥殺し!」 アニメの映像では犬が鳥を掴む。 ダニエルは声調を変えながらそれぞれの役のアフレコをする。 犬は鳥の調理準備をしていた。 ダニエル(犬)「ガーリック少々、レモンたっぽり絞って美味しい焼鳥にしてやるからな」 ダニエル(鳥)「ちょっと待って、弁護士に相談したいから、電話貸して市民の権利だよ」 ダニエル(犬)「残念だが、おやつには権利がないんだ、でもおいらにも情けがあるこの世の分かれ道さ」 アニメ映像では犬は鳥に煙草をくわえさせる。 ダニエル(鳥)「やだ、たばこなんか吸いたくない肺癌になっちゃうよ!別の死に方 にして肺が真っ黒になっちまう!」 そんな中、プロデューサーがダニエルのアフレコを止める。 プロデューサー「カット×2、やり直し!ダニエル、よせ!台詞の台本にないじゃないか」 ダニエル「僕なりのメッセージを」 プロデューサー「メッセージだと?」 ダニエル「鳥にタバコを吸わせのは教育上、絶対によくない」 プロデューサー「これはアニメで教育番組じゃないし、だだのギャグじゃないか」 ダニエル「アメリカ中の子供にタバコを吸えって言ってるのと同じじゃないか」 プロデューサー「とにかく勝手にセリフを変えるな。合わないだろうが」 ダニエル「心の声にすればいいないか、でなきゃ神の声でもいい。タバコを吸ってはならなん」 プロデューサー「解雇…」 ダニエル「なんだよ!ぼくの意見を聞こう全部子供たちにタバコを吸わせていいのか?」 アフレコのスタッフらもタバコを吸っていた。 ダニエル「多数決はやめよう」 プロデューサー「ダニエルごねてる間もスタジオでちゃんと取られるんだぞ。現金が欲しいなら台本通りにやれよ、いい気取りの禁煙運動ならよせ、作れ!」 ダニエル「無抵抗主義がわが信念じゃ、面白れえよ」 プロデューサー「おい、どこ行く?この仕事を放り出すのか?出て行ったらもう2度と使わないからな!」 ダニエル「次は子豚のポーキーです、ペペペ、1抜けた」 ダニエルは収録スタジオを出ていく。