宇宙空間。実験衛星天海がある実験を行おうとしていた。 スタッフ「こちら天海。こちら実験衛星天海。新エネルギー、Σ発射準備完了。秒読み開始。 10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、ゼロ!」 スタッフ「エネルギー砲作動開始!」 羅門「発射!」 スタッフ「発射!」 天海に設置された砲台から撃たれたビームは小惑星を破壊した。 羅門博士と他のスタッフたちは実験の成功を喜んでいた。 羅門「実験成功!この新エネルギーΣの実験成功により、石油に代わるエネルギーの目途が付いた。おめでとう!乾杯だ」 スタッフたち「「「乾杯―――」」」」 そんな中、ある宇宙船が宇宙を進んでいた。 天海でスタッフ達が楽しんでいた所に、もう一人のスタッフと羅門博士の飼い犬のエレンが入って来た。 羅門「おう、エレンか。よしよし、お前もご苦労さん。もうすぐメイやブンの待っている地球に帰れるだろうな。ははは、よしよしよし」 スタッフ「羅門くん、いやおめでとう」 羅門「ありがとう、協力ありがとう。さっ、やってくれ」 羅門が入って来たスタッフにカップを渡し、シャンパンを注ぐ。 スタッフ「新エネルギーが世界平和に利用されることを祈って」 しかし、さっきの宇宙船が天海に接近し、ビーム砲での攻撃を始めた。 銀河王「銀河王。エネルギーの製造法を渡せ。エネルギーの製造法の秘密を渡せ」 天海の内部にアラームが響いた。 羅門「ジャイロの安定が崩れた!緊急配備につけ!」 更に羅門達の前に銀河王の配下の怪物、サドンダスが現れた。 スタッフ「バケモノだ!出た!」 スタッフ「退避―――!」 スタッフたちが逃げ惑う中、羅門博士はエレンを連れて、脱出カプセルのある部屋に駆け込んだ。 羅門「じっとしてるんだエレン!Σの方程式を地球に持って帰ってくれ!」 羅門博士が機械を使って、エレンの脳にΣの方程式を送り込む。 一人のスタッフが後ろからその様子を見ていたが、その姿にアリコマンドの姿が被った。 羅門博士はエレンを乗せた脱出カプセルを射出したが、そこをサドンダスに襲われた。 羅門「頼んだぞエレン!あーーーーーっ!!」 天海が大爆発し、脱出カプセルは地球へ撃ち出された。 その様を銀河王も見ていた。 銀河王「あれを追え」