ヴァージニア州 CIA本部内。 イスがある部屋に職員と長官がおり、そこにCIA所属の1人であるヴィヴィ・ディレイがやってくる。 職員「長官、こちらがエージェントのディレイです」 長官「この10年間、我々中央情報局はウルフ・ガング・ブラウンを追い続けきた」 ヴィヴィ「ウルフですね?」 長官はヴィヴィにウルフに関する情報の書類を見せる。 職員「君も知っての通り、我々はウルフの事実をつかんでいない。わかっているのはウルフがドイツ出身で世界中のテロ組織に核兵器を売っていること。」 長官「入手した情報によれば。ウルフは来週、ベオグラードで兵器の引き渡しを行う。動くのはウルフの右腕、アルビノだ」 ヴィヴィはウルフならびにその部下であるアルビノの写真を見る。 職員「やつはシリアのバイヤーに核爆弾を売る」 変わってセルビア ベオグラード。 ホテル内では従業員扮した日系人のCIAの諜報員が核爆弾の取引が来るのを待っており、外では覆面車に隠れていたCIAのメンバーがその様子を見ていた。 職員(バイヤー共の排除。核爆弾の確保、そしてアルビノの逮捕の上、すでにチームを派遣してある。) 変わって再びCIA本部内。 ヴィヴィ「では私の任務は?」 長官「君のターゲットはウルフだ。情報では取引の場にウルフも同席する。ウルフを特定、そして排除しろ」 ヴィヴィ「了解」 職員「アルビノはチームが捕える。君はウルフだ」 ヴィヴィが立ち去る中で長官に質問をする。 ヴィヴィ「一つだけ…いいですか?現場に出向いているエージェントは?」 変わってセルビア ベオグラードのホテル内ではイーサン・レナーがいた。 職員「イーサン・レナー。生え抜きだ。彼ならやってくれる」 イーサンはホテルの客室内で核爆弾の取引相手の護衛で一味を既に射殺していた。 その様子をイーサンの部下らが見ていた。 部下「バイヤー一味は全員死亡、どう?イーサン流石だな」 イーサンはエレベーターに乗っている中で無線を聞く。 変わって日系諜報員は取引相手と思われる部屋へ入ろうとしていた。 日系諜報員「お客さんタオルの交換に参りました」 日系諜報員が拳銃を構え部屋に入ると、そこはイーサンが一味を始末した部屋であった。 一方でイーサンは買い物をしていた。 イーサン「すごい風だ」 店員「ああ」 イーサンは着信の音に気付いてスマホをかけ日系諜報員と会話する。 イーサン「何だ?」 日系諜報員「今どこ?後始末してない」 イーサン「ああ、実は酷い風邪でね、所帯ってことで」 日系諜報員「さすがに2年間1日も休まなかった人」 一方、ホテルの外では車3台がやってきて、アルビノが車に降りる。 ホテルの中に戻ったイーサンは日系諜報員と交流しスキャナーが入ったバッグを受ける。 日系諜報員「はいスキャナーよ」 イーサン「ありがとう。俺の部屋にもそのシャンプーを持って来てくれ、気に入った」 一方で車の中にいるイーサンらの部下は二人の様子を見る。 部下「全員、位置についた」 ホテル内でイーサンはウルフならびにアルビノが来るのを待っている中、スマホの画面にゾーイの誕生日と表示されると同時に一味がやってきたのに気づいて物陰に隠れた後、イーサンはアルビノのバッグに持っていたスキャナーバックをぶつける。 イーサン「ああ、すみません」 イーサンは外に出て部下がいる車へと行く。 部下「流石だね」 イーサンの部下はスキャナーバッグを開けると同時にスマホの着信音に気付く。 イーサン「ああくそっ、ゾーイの誕生日か話してくれ」 部下「携帯からの発信は危ない」 イーサン「娘だぞ」 部下「公衆電話にしろ。5分で戻れ」 イーサンは外からホテルの様子を見る中で従業員に紛した日系諜報員がいるのに気づく。 一方でイーサンの部下はスキャナーバッグでアルビノのバッグをスキャンしたデータを見よとしていた。 部下「スキャン結果を写せ」 イーサンは公衆電話の隣の店の店員に話す。 イーサン「ああ、悪い。そこの公衆電話を使いたいんだが、小銭がなくてね、ちょっと貸してくれないか?」 店員「だめだよ」 イーサン「後で必ず返しに来る」 店員「だめだ」 イーサンの部下はスキャンしたデータを解析中であった。 部下「さあ来い」 一方でイーサンは店員と交渉する。 イーサン「ケチな野郎だ。だったらこれを置いてこう。これならいいだろう?」 店員が承諾すると、イーサンは売り上げの小銭を持って公衆電話へと行く。 イーサン「返してもらうぞ」 一方で日系諜報員はアルビノらに気付き警戒しながらスルーしようとする中、アルビノに呼びかけられる。 アルビノ「失礼。前にも会ったよね?。俺を覚えてない?ハイチでだ」 するとイーサンの部下らが日系諜報員の無線を聞いてバレたのに気づく。 部下「奴らに感づかれた!突入しろ!」「まだだ、アルビノのブリーフケースの中身を突き止める!」「こっからでないと!急げ!」 ホテル内ではアルビノが日系諜報員に話す。 アルビノ「そうそうハイチであったんだ去年の4月。でも君はバーのウェイトレスであった。俺の記憶どおりなら…」 イーサンの部下らはアルビノのケースの中身が核爆弾であることを判明する。 部下「やばい…」「これではっきりした爆弾だ」 一方でイーサンは盗聴対策のため公衆電話で娘・ゾーイと話そうとする。 アルビノ「ボス…中止だ」 アルビノは日系諜報員を取り押さえ、エレベーターの扉を開けて降りてくるのを待って暗殺しようとしていた。 アルビノ「バイバイ、ダーリン」 アルビノは日系諜報員を殺す。 イーサンは娘と電話しようとしていた ゾーイ「はい」 イーサン「ああ、ゾーイ。パパだ」 ゾーイ「覚えてたんだ。私の事を愛してる?」 イーサン「当たり前だろ」 ゾーイ「じゃあ、ハッピーバースデーを歌ってよ、大声で」 イーサン「ああそれは歌おうと思えるが歌えるが…今は仕事中で…」 ゾーイ「発信音の後にメッセージをどうぞ」 イーサン「なんだよ、わかった。ハッピーバスデー…トゥーユー…」 するとイーサンが部下が突然、外に出たのに気づく。 部下「行くぞ、イーサン!」「援護しろ!」 するとウルフならびにアルビノの一味の車がやってきてロケットランチャーでCIAの覆面車両を破壊しマシンガンでイーサン目掛けて攻撃するが咄嗟に伏せて回避し、イーサンは一味らを拳銃で射殺する。 ホテルのレストラン内ではアルビノとウルフらが無差別攻撃をし、イーサン率いる部隊は銃撃戦となる。 部下「イーサン!援護を頼む」 イーサン「入るぞ突入!」 アルビノはイーサンの突入の隙を見て、起爆装置を作動しホテル上階を爆破しイーサンは吹き飛ばされる。 一方でヴィヴィは密かにその一部始終を見ていた。 イーサンは爆風の音の影響で耳鳴りがなり、部下が次々と射殺される中、人影に気付き上にいるのに気付きアルビノらを天井に向かって発砲し一味を射殺した末にアルビノとの銃撃戦となって、その後、アルビノはケースを持って逃走し、イーサンは拳銃の弾丸を装填し追いかけた末にアルビノを追い詰める。 イーサン「止まれ…終わりだ…そいつを下に置け、置くんだ。さあ…」 イーサンは息切れした声でアルビノに言う中、爆風の爆音の影響か倒れる。 イーサン「こっちへよこせ。早くしろ、もう逃がさんぞ」 イーサンがその隙にアルビノの足を撃つと、同時に警察のパトカーの音が鳴り倒れる。 妻子の幻影を見た後、変わってイーサンは病院に入院していた。 医師「検査結果はもう見たと思うが、君は膠芽腫という病気だ。脳腫瘍の一種で既に転移している」 イーサン「余命がどれくらいか書いていない」 医師「3ヶ月、持って5ヶ月」 イーサン「今年のクリスマスは無しか…」 医師「残念だが身の回りの整理を始めた方がいいぞ…CIAは君の働きに感謝してる」 変わって退院したイーサンはフランスのパリへ行きタクシーに乗りある場所へ行く。 |3DAYSTOKILL|(背景黒、文字金)