天空の処刑場。 機械獣マンテスK9が左手のドリルを磔にされたデビルマン目がけて射出した。 しかしそのドリルは上から飛んで来たミサイルパンチに破壊され、 マンテスK9もミサイルパンチで破壊された。 ジェットスクランダーとスクランダークロスを果たした、 空飛ぶマジンガーZが駆けつけたのだ。 シレーヌ「マジンガーZが空を!」 甲児「デビルマン、しっかりするんだ」 デビルマン「俺の事はいい!奴らを倒すんだ!」 甲児「ようし見ていてくれ、デビルマン」 「光子力ビーム!ルストハリケーン!」 光子力ビームとルストハリケーンの連続攻撃が妖獣プゴを粉砕した。 シレーヌがマジンガーZに向かうも、ジェットスクランダーの翼で右の翼を斬られ落ちた所を、枯れ木に腹を貫かれた。 シレーヌ「ああ!!」 機械獣ヘッドホークM3がマジンガーZへミサイルを撃つも、マジンガーZは旋回してかわした。 甲児「ロケットパンチ!」 2つのロケットパンチがヘッドホークM3を破壊した。 ザンニン「Drヘル、ここは俺に任せておけ」 ヘル「うむ、よく言った、ザンニン」 ザンニン「よし、デーモンの力を見せてやる」 デビルマン「あっ、危ない!」 デビルマンを助けたマジンガーZが、 そこを狙ったザンニンの目からの光線をかわす。 甲児「光子力ビーム!」 光子力ビームはザンニンの胸の目に跳ね返さたが、 マジンガーZはザンニンの足を掴んで、放り投げた。 甲児「ロケットパンチ!」 ザンニン「うわ!」 ロケットパンチがザンニンの胸の目を潰し、 マジンガーZはジェットスクランダーの翼でザンニンの胴体を真っ二つに切り裂いた。 ザンニン「あぁ・・・・」 ヘル「おのれマジンガーZ,要塞ナバローンの威力を見よ」 ナバローンが翼からミサイルを撃ち、目の部分からビームを撃つも、マジンガーZはかわしていく。 しかし、中央部からの強風で吹き飛ばされた。 甲児「あぁ!Drヘルめ・・・」 マジンガーZはジェットスクランダーの翼を後ろに倒し加速して、強風を突き抜けた。 ヘル「そうれ、トドメだ」 ナバローンが上部ライトからの熱線を撃ち、マジンガーZが熱線に晒される。 甲児「速く、光線範囲を脱出しないと・・・」 マジンガーZは熱線の範囲を突き抜け、ナバローンの下を通っていく。 甲児「ようし、このまま後ろに回るんだ」 マジンガーZはナバローンの後ろに回った。 ヘル「しまった!後ろに回られたか!」 甲児「ブレストファイヤー!!」 ブレストファイヤーがナバローンに炸裂し、ナバローンが赤熱化し、 やがて墜落し始めた。 ヘル「こうなったら緊急脱出だ!」 ナバローンは海に墜落していった。 甲児「やった!」 ヘル「脱出!」 沈んでいくナバローンからヘルの乗る小型飛行機が分離していった。 その小型飛行機はバードス島に帰還した。 あしゅら「ああ、おいたわしDrヘル!涙無くしてこの姿見られません、お可哀想に」 ヘル「馬鹿者め!」 ヘルがバードスの杖であしゅらの顔を叩いた。 ヘル「おのれマジンガーZめ、この恨み一生忘れぬぞ。いつかお前を必ず倒す・・・!」 デビルマン「マジンガーZがとうとう空を飛んだな。見事だった、活かしていたぜ」 甲児「それもみんな、君のお陰だよ、デビルマン」 さやか「甲児く――ん」 シロー「お兄ちゃ――ん」 デビルマン「俺は・・・行くぜ」 甲児「おっと待てよ、その体じゃ無理だ」 デビルマン「デーモン一族は滅んだ訳じゃない。俺は命の続く限り、奴らを倒さなければならないんだ。また会おうぜ」 甲児「お別れか、ようし途中まで送っていこう」 デビルマン「デビルウイング!」 マジンガーZとデビルマンが飛び去っていった。 シロー「あっデビルマンが行っちゃう!おーい戻ってきておくれよ!ねえさやかさん止めてよ!あー、行っちゃったデビルマン」 さやか「デビルマンはまだいるわ」 シロー「えっ、どこに?」 さやか「あたし達の心の中に」 シロー「心の中?」 さやか「あたし達の心の中に正義と勇気を持って、いつまでも生き続けるんだわ」 シロー「ふうん」 #center(){&big(){&bold(){終}}}