改装の為、自然史博物館の展示品がスミソニアン博物館に送られる中で悪戯が好きな猿のデクスターによって魔法の石版がスミソニアン博物館全体に魔法がかかり展示物が一斉に動き出す不祥事が発生し、ラリーは家にいる息子・ニック、スミソニアンの展示物の一つのアメリア・イアハートなどの展示品と自然史博物館の展示品らはカームンラーの野望を阻止すると同時に騒ぎを収束し、ラリーは自然史博物館の展示品と共にアメリアが見つけた赤いプロペラ機で自然史博物館へと戻った。 ラリー「さあ早く降りろ。離れるなくっついていけ。いいか?」 自然史博物館の展示品らはプロペラ機を降りると博物館へと行く。 アメリア「自分の居場所に戻ったわね」 ラリー「ああ、そうだな」 アメリア「それじゃあ、私はもう行かないと」 ラリー「ねえ、アメリア。さっき僕は言おうとしたことだけど、すごくいいにくいことなんだ。実は朝になれば…」 アメリア「もう知ってるわ。ミスター・デイリー。最初から知ってたのよ、それでもいいの。あなたのおかげで今夜は一生に一度の大冒険ができたから。それで今から美しい日の出を見られそう。」 アメリアはラリーに抱きついた。 アメリア「楽しんでね」 ラリー「ありがとう」 ラリーがそれを言うと2人はキスをし、その後にアメリアはプロペラ機に乗ってラリーが扉を閉めた後、元の場所へ帰ろうとするアメリアを見届ける中でラリーのポケットの中からジェドことジェデダイア・スミスとオクタヴィウスが出てくる。 ジェド「お前はどうかしらないけど、おれは彼女の胸にタッチしたぞ」 オクタヴィウス「行ってしまった…」 ジェド「向かう先は…」 ラリー「カナダ…きっとカナダに向かった」 ジェド「いや正しい進路に直した」 変わってラリーは自然史博物館へと入る。 ラリー「さあ、地下室に行け」 ジェド「お休み」 ラリー「やあ、レックス。調子はどうだ?」 ラリーが博物館内を見回る中、セオドアが付き合っているサカシャヴィアを見る中でラリーに気付く。 セオドア「ローレンス!よくぞ連れ戻したな!。ここは一つでかしたと言いたい」 ラリー「どうも」 セオドア「気掛かりな点もある彼らをずっと地下室には隠しておけん。」 ラリー「ああ、でもいい方法を思いついた」 セオドア「ほんとか?」 モアイ像「朝来る。ボケ×2!」 セオドア「モアイの言うとおりだ時期に夜が明ける」 ラリー「そうだ、テリー。この前、幸福の鍵について話そうとしてたでしょ」 セオドア「ええ、私が?」 ラリー「鍵が何か言おうとしたけど。日が昇ったんで固まった。なんなのかわかります?好きなことをするそうでしょ?ともに触れ合う仲間と」 セオドア「私が言おうとしたのは適度な運動。それも結構。ローレンス、よくぞ帰って来た」 セオドアが馬に乗りそれを言った後、元の展示品に戻る。 ラリー「ありがとう」 ラリーが館内を見回って、変わって夜の自然史博物館。 リポーター『待ちに待った日がやってきました。2カ月を改装期間を終え今夜、自然史博物館が一般公開を再開しました。ごらんのとおりニューヨーカーが押し寄せ新たな展示を見ようと集まっています。再開後は開館時間もより生き生きとした博物館になってるようです』 自然史博物館内では客が見物する中、ラリーがおり受付には息子のニックがいて、館長のマクフィー博士が後ろから声をかける。 マクフィー「おや×4、大昔の制服なのに今でもぴったりだな」 ラリー「ええ。まあ、大昔じゃないですけど」 マクフィー「ところで何が理由で凱旋復帰をしたんだ?嫌になったか?熾烈な競争社会、クビになったか?」 ラリー「そうじゃなくて。会社を売ったんです」 マクフィー「世の中は不可解なことだらけだ。ある日古いものを整理した。だが突然、匿名で気前のいい金持ちが多額の寄付をしてくれた。条件はただ一つ、元通りにする事…で…完全に元通りじゃないがね」 二人の目線の先には魔法の石版の影響で数多くの展示物が動いていた。 セオドア「ようこそ皆さん、私はセオドア・ルーズベルト。自然史主義者、自由騎兵隊、アメリカ合衆国第26代大統領。ついて来なさいパーティーの時間だ。ローレンス」 博物館に入場した客らは魔法の石版で動いている展示物において人物はそれに扮した博物館のスタッフ、生物の大半は保健所の許可で館内で適応飼育された本物ならびに絶滅種や喋ったり動くオブジェクトなどは企業秘密ばりの最先端技術で作られたロボットだと思い込んでいた。 モアイ像「ボギボゲボゲ。ガム、くれるか?」 人物である展示物は客に博物館の解説をしていた。 アクメンラー王はデクスターが持ってる魔法の石板を解説する。 アクメンラー「この石板は 3000年前、両親から預かった我が一族が持つ宝の中で最も貴重なものだ」 女の子「何かの役に立つ?」 アクメンラー「役に立つか?」 女の子「そうよ。なら立たないなら意味ないでしょ」 猿・デクスターはアクメンラーに客に話すように要求する。 アクメンラー「実はこれには魔法の力があって展示物に命を吹き込んでいる」 女の子「ふざけてないで、答えて」 アクメンラー「役には立たない単なる飾りだ」 女の子「やっぱりね」 一方で少年らはT-REXの化石を見ており、T-REXは魔法で動いていることを悟られないようにロボットのような動きをしていた。 少年「見るもんでねえよ、これじゃリアルでねえし」「聞いてる、これアニマトロニクスでしょ?」 少年らはそう言った後、T-REXは少年らに向かって雄たけびを上げる。 ラリーとマクフィーの後ろにはマンモスが通りかかる。 マクフィー「マンモス。絶滅種、どうやって…最新の技術についていけん」 ラリー「実物そっくり、そっくり以上」 マクフィー「今回は長続きしそうかね?、他が見つかるまでのつなぎか…」 ラリー「続けるつもりです」 マクフィー「長く続けてもらいたい。よし…その…警備員としては…君は…」 ラリー「何?」 マクフィー「最高だよ」 ラリー「何です?」 ラリーがそういうとマクフィーが寄付したのがラリー本人だと見抜いたのか拳を軽く突きつけ、同じくラリーも突きつける。 マクフィー「君!そこの僕!展示物を抱かないで!」 マクフィーが客に注意をする中でラリーは客であるメガネをかけた金髪の女性に目をつける、その顔はアメリアと瓜二つであった。 ラリーがアメリア似の女性・テスの元へ行く。 ラリー「すいませんじっと見つめたりして、ただ…。君がすごく似てるから僕の知り合いにそれで…」 テス「そうしょっちゅう言われる」 ラリー「そうなの?」 テス「多分そう言われやすい顔なのね…ありふれてる」 ラリー「ひょっとしてアメリア・イアハートと親戚だったりしない?」 テス「違う」 ラリー「そう」 テス「多分違うと思う多分…」 ラリー「やっぱり違う。そうね」 テス「はっきりとは言えないし」 ラリー「もしかすると親戚かも」 テス「確かその女性で太平洋を横断した人よね?」 ラリー「大西洋」 テス「大西洋。そうだった」 ラリー「女性では初めて。大西洋横断飛行を受けて空軍殊勲十字章を受けた」 テス「そうすごい人」 ラリー「ああ、アメリアは本当にすごい人だ。そうだあそこ見た方がいいよ。ジオラマコーナー」 テス「案内してくれない?私、方向音痴なの」 ラリー「ああいいよ、勿論あっちのすぐそこ、案内する」 テス「ありがとう」 ラリー「ああ」 ラリーはテスを案内し、 最後はジェデダイアとオクタヴィウスが乗っていたミニチュアのプロペラ飛行機がカメラ目線に向かって飛行したところで終わる。 #center(){ (終) }