デストロンの四国占領作戦を阻止するべく、仮面ライダー1号・2号が日本に帰還した。 ダブルライダーにV3を加えた3人ライダーと、デストロンの怪人軍団の決戦が始まった。 そんな中、V3は冒頭で沖田博士を捕らえた男の正体である、ドクバリグモを追い詰めていた。 V3「貴様だけは逃がさん!とう!V3反転キック!!」 V3の必殺キックがドクバリグモに炸裂したが、ドクバリグモは何とか立ち上がった。 ドクトル&ruby(ゲー){G}「タイホウバッファロー、撃て!」 タイホウバッファロー「バァ~フォ~!」 ドクトルGの指示でタイホウバッファローの砲撃が始まる。 1号とV3はかわし、巻き添えになったドクバリグモだけが粉砕された。 ドクトルG「もっとしっかり狙え!」 3人ライダーと怪人達の乱戦はなおも続く。 タイホウバッファローは砲撃のタイミングを掴めず、難儀している。 ドクトルG「一斉射撃で撃て!」 タイホウバッファロー「今、砲撃したら味方もやられてしまいます!」 ドクトルG「構わん、撃て!撃つのだ!味方がやられても仮面ラーイダを倒せばいいのだ!撃て!!」 タイホウバッファローが砲撃を再開。ライダーも怪人も無関係に、爆煙に包まれる。 ドクトルG「これでいいのだ」 しかし爆煙が晴れると、立っているのは3人ライダーだけ。怪人軍団は全滅していた。 1号「残る敵はあいつだ!」 V3「ドクトルG、逃がさん!」 タイホウバッファロー「こうなったら貴様達と一緒に自爆してやる、バァ~フォ~!」 タイホウバッファローが装填手の2人の戦闘員と共に、ライダー達に襲い掛かるも、戦闘員共々叩き伏せられた。 1号・2号「ライダーダブルキック!!」 ダブルライダーの必殺キックがタイホウバッファローに炸裂。 V3「V3キック!!」 そしてV3の必殺キックも炸裂し、タイホウバッファローは吹き飛んでいった。 タイホウバッファロー「うぅ……ちくしょう~!ああっ……」 タイホウバッファローが大爆発! ドクトルG「ええい、だらしの無い怪人軍団め。今度こそV3を倒す必殺改造人間を作り出してやる!覚えておけ、仮面ラーイダV3!」 事件が終わり、風見志郎と純子達は、東京行きのさんふらわあ号に乗り込んでいた。 シゲル「あっち行ってみよう」 純子「うん」 シゲルと純子が、船内の遊技場でピンボールに興じる。 シゲル「お姉ちゃん、この船東京まで何時間かかるの?」 純子「20時間ぐらいかな」 シゲル「もっとかかればいいのに」 純子「どうして?」 シゲル「だってこの船、色んなものがあるから。もっと遊んでいたいんだ」 それから、シゲルと純子はプールで泳ぎ始めた。 プールサイドでそれを眺める風見と立花。 風見「ははは……はしゃいでますね」 立花「ああ。あっ、ダブルライダーはどうした?」 風見「ええ……デストロンを追って、オーストラリアへ行きました」 立花「奴ら、世界中で陰謀を企んでるからな」 風見「また日本へ来るでしょう」 立花「平和が……本当の平和が、世界中にやってくればだがな」 風見が、青々と広がる水平線を見つめる……。 #center(){&big(){&bold(){終}}}