ウルトラマンZの最終回

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ウルトラマンZの最終回 - (2022/04/10 (日) 12:08:00) のソース

※ここまでのあらすじは『[[ウルトラマンZの第24話]]』をご覧ください


ハルキやヘビクラ、ストレイジ隊員たちが、地球防衛軍日本支部を奪還に向う。
作戦部長ユウキ マイが、武装した警備員たちを率い、守りを固めている。
両手を上げて降伏の意志を示すハルキたちに、警備員たちが銃を構える。

警備員「止まれぇ! それ以上、動くなぁ!」
マイ「ストレイジ……」
ヘビクラ「ただいま」
マイ「ヘビクラぁ!! その男は敵性宇宙人。クリヤマ長官襲撃も、ナカシマ隊員によるウルトロイドゼロ強奪も、そいつが首謀者よ!」
ハルキ「俺たちに戦闘の意志はありません! このままでは敵の思うつぼです! お願いします! 中に入れてください!」
マイ「撃ちなさい」
警備員「しかし、相手は丸腰です」
マイ「これは命令だ! 早く撃ちなさい!!」
警備員「し、しかし……」

マイが業を煮やし、自らの銃を放つ。
ヘビクラがジャグラスジャグラーに変身し、剣撃で銃弾を跳ね返す。

マイ「見なさい、これがあいつの正体よ。撃てぇ!!」
警備員「……撃てぇ!!」

警備員たちが一斉に発砲する。
ジャグラーは銃弾をすべて防ぎ、マイや警備員たちも倒して、変身を解く。

ヘビクラ「丸腰じゃなくて悪かったな」
一同「隊長!?」「隊長!?」
ヘビクラ「安心しろ、峰打ちだ」
ユカ「隊長!? 隊長が宇宙人!? ちょっと隊長、皮膚細胞のサンプル取らせてもらってもいいですか!? 髪の毛だけでも大丈夫です、お願いします!」
ヘビクラ「……行くぞ」


ハルキたち一同は基地を取り戻し、反撃の準備を開始する。

ユカ「デストルドス、全世界の主要都市を襲撃中。各国の防衛軍は軒並み壊滅状態」
イナバ「残ってるのは、俺たちだけか」

ユカ「デストルドス、こっちの動きに気づいたみたいです。まっすぐこっちにやって来ます」
ヘビクラ「敵はゲームをやってるんだ。当然、面白がってこっちに来ると思ってたぜ」
隊員「出撃準備、できました」
ヘビクラ「よし」

ヘビクラの前に、ストレイジ一同が準備を終えて勢揃いする。

ヘビクラ「ハルキはキングジョー、俺はウィンダムで出る。なんとしてもデストルドスからヨウコを救い出し、奴を殲滅する! ここが標的になるかもしれない。本部の連中が殺到する可能性もある! 俺は『怪しい宇宙人』だしな。危険を感じたらすぐ逃げろ。逃げていい。これが俺たちストレイジの最後の戦いだ!! 全員生きて帰って、パコさんのマグロで打ち上げするぞ!!」

ヘビクラが腕を差し出し、一同が手を重ねて合図する。

一同「ゴー・ストレイジ!!」


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ハルキ「隊長。やっぱり俺、わかんないっす。なんで今まで、あんなことしてきたんスか?」
ヘビクラ「お前ら人類もセレブロも、調子に乗りすぎた。諦めもしないように調節してやってたんだ」
ハルキ「なんスか、それ?」
ヘビクラ「ま、それも全部パーだ」
ハルキ「隊長のこと…… 信じていいんスよね?」
ヘビクラ「知るか。自分で決めろ」
ハルキ「俺…… 信じます! 隊長は、隊長ですから」
ヘビクラ「元・隊長だ。それにどちらにしろ、俺はライザーが壊れちまったから、もう怪獣にはなれない」
ハルキ「自力で巨大化とか、できないんスか?」
ヘビクラ「前はできたんだけどな。それももう、力がねぇんだ」
ハルキ「俺ももう、次に変身したら体がもたないって、ゼットさんが……」
ヘビクラ「ってことは、俺たちに残された武器は、こいつらだけってことか」


ハルキの乗るキングジョーストレイジカスタム、ヘビクラの乗るウィンダムが、地上に降り立つ。

ヘビクラ「配置についた」
ユカ「半径10キロ圏内の民間人の避難、完了しました」
ハルキ「&ruby(オス){押忍}!」
ユカ「デストルドス、作戦区域到達まで距離5千…… 来ます!」

殲滅機甲獣デストルドスが、空から舞い降りる。
寄生生物セレブロに取りつかれたヨウコが、コクピットで狂ったように笑っている。

ヨウコ(セレブロ)「ハハハハ!! お前らで最期だ…… 楽しませてもらうぞぉ!! アッハハハハ!!」
ハルキ「先輩…… 絶対救出します!」
ヘビクラ「行くぞ、ハルキ!」
ハルキ「押忍! これより、攻撃を開始する!」

キングジョーとウィンダムが、ミサイルで先制攻撃を加える。
デストルドスはそれを意にも介さず、反撃を繰り出す。
キングジョーとウィンダムが格闘で応戦するが、苦戦を強いられる。

ヘビクラ「ユカ! ヨウコの位置解析、どうだ!?」
ユカ「こいつ、温度も波長も滅茶苦茶で、全然解析できない! なんとか動きを止めてください!」
ヘビクラ「レーザーショット」
ハルキ「ペダニウム粒子砲!」
2人「発射ぁ!!」

キングジョーらが強力な砲撃を同時に繰り出すが、やはりデストルドスには通用しない。

ユカ「ヨウコ、どこ!? ヨウコ、どこなのぉ!?」

デストルドスの猛攻の前に、キングジョーもウィンダムも倒れる。

ハルキ「動け、動いてくれぇ!!」

デストルドスが2体をめがけて、攻撃の構えをとる。

ヘビクラ「おい、D4レイを撃とうとしてるぞ! ハルキ、動けるか!?」
ハルキ「右脚部をやられました!」
ヘビクラ「分離して回避しろ!」
ハルキ「エラーで分離ができないっス!」

ウィンダムもバッテリーの警報が鳴り響いている。

ヘビクラ「チッ、こっちも駄目か……」
ユカ「ヨウコぉ……」

あわやというとき、鉄拳が飛来してデストルドスに命中、窮地を救う。
攻撃の主は、現役を引退したはずのセブンガー。

ハルキ「あれは…… セブンガー!?」

コクピットには、イナバが搭乗している。

イナバ「骨董品だってな、まだまだ役に立つんだよ!」
ヘビクラ「遅いですよ、パコさん」
イナバ「間に合ったんだからいいだろ」
一同「班長~!!」
ユカ「よっしゃぁ!! 見つけたぁ!! ヨウコ発見! ハルキ、ヨウコは胸の主砲の奥にいる!」
ハルキ「押忍! 先輩、今行きます!」

セブンガーがウィンダムに、バッテリーを装填する。

イナバ「ほら、追加バッテリーだ!」
ヘビクラ「あざっす、パコさん! ハルキ、俺たちで奴の動きを何としても止める。絶対ヨウコを救出しろ!」
ハルキ「押忍!!」
セブンガー『超硬芯回転鉄拳、装着』
イナバ「よし、行くぞぉ!」

デストルドスの攻撃が、キングジョーに炸裂する。
爆炎の中から、タンクモード(戦車形態)に変形したキングジョーが突進する。

キングジョー『キングジョー ストレイジカスタム・タンクモード』
ハルキ「ペダニウム粒子砲、発射ぁ!!」

キングジョーの砲撃で、デストルドスの胸のコクピットが露出する。
ウィンダムとセブンガーが左右から、デストルドスを押さえる。

ヘビクラ「今だ、ハルキ!!」
ハルキ「押忍!!」

キングジョー『キングジョー ストレイジカスタム・ロボットモード』
ハルキ「ロボットモード! チェストォォ!!」

キングジョーがデストルドスの胸をめがけて、拳を突き立てる。

ハルキ「先輩、絶対に助け出しま──す!! うおぉ──!!」
ヨウコ「やめろおぉ──!!」

デストルドスがウィンダムとセブンガーを吹き飛ばし、キングジョー共々、空高く上昇してゆく──


光に満ちたストレイジ基地の光景。
ハルキが、呆けた様子のヨウコと対峙している。

ハルキ「ヨウコ先輩!?」
ヨウコ「──どなたですか?」
ハルキ「俺ですよ、ハルキです!」
ヨウコ「ハル……キ……?」
ハルキ「……あ、腕相撲でもしませんか?」
ヨウコ「腕相撲……」
ハルキ「好きっすよね、腕相撲」
ヨウコ「まぁ…… いいですけど」

ハルキがヨウコと、腕相撲で対決する。

ハルキ「レディ・ゴー!」

互いの力の応酬の末、徐々にヨウコの力が勝ってゆく。

ハルキ「先輩、勝ち逃げは無しっすよ。俺、負けっぱなしで悔しくて、ここんとこ、ずっと特訓してたんスから!」

ヨウコの脳裏に、これまでのハルキとの腕相撲勝負の記憶が甦り、徐々にもとの表情が戻ってゆく。
ハルキが力をこめて、ヨウコの腕を押し返し、ついに腕相撲で勝利する。

ハルキ「よっしゃあ…… よっしゃあ!! やっと勝ったぁ…… あ、あれか…… だったら、俺、ヨウコ先輩と結婚しなきゃいけないのか…… マジか……」

ハルキが涙ぐみ、ヨウコも泣き笑いしている。

ヨウコ「あんた、なんで泣いてんのよ……」
ハルキ「先輩こそ……」


ヨウコがデストルドスの中で、我に返る。

セレブロが、ヨウコから分離して実体を現す。
ヨウコが慌ててセレブロを振りほどき、セレブロはデストルドスの中に消え去る。
セレブロがハルキから奪ったベリアルのメダルが、こぼれ落ちる。

デストルドスからコクピット部分が分離し、ヨウコが空中に投げ出される。
ハルキは意を決して、キングジョーから宙へ飛び降りる。

沈黙したウィンダムとセブンガーから、ヘビクラとイナバが、ストレイジ一同により救出される。

一同「ハルキ!?」「ヨウコさん!?」

ヨウコがなすすべもなく落下してゆく。
ハルキが空中で、必死にヨウコを追う。

ハルキ「ヨウコ先輩──!!」
ヨウコ「ハルキぃ──!!」

そのとき──
ヨウコの手にしていたベリアルのメダルが、[[ベリアルアトロシアス>ウルトラマンジードの最終回]]のライズメダルとなる。

ヨウコ「え……!?」
ハルキ「ゼットさん! もう一度、一緒に戦おう! 俺の体はどうなっても構わない! 皆を守りたいんだぁぁ!!」

ハルキはゼットライザーを手にし、アクセスカード、[[ウルトラマンゼロ>ウルトラマンジードの第24話]]と[[ジード>ウルトラマンジードの第1話]]のメダルを装填する。

ライザー&i(){『Haruki ! Access granted !』}
ハルキ「ゼロ師匠、ジード先輩! ヨウコ先輩、そのメダルをここに!」
ヨウコ「わかったぁ!」

ハルキとヨウコが空中で、必死に手を伸ばし合う。
ヨウコがベリアルのメダルを、ハルキの持つライザーに装填する。

ヨウコ「ハルキ──! 頼んだぁ!!」
ハルキ「押──忍!!」

ライザー&i(){『Zero beyond !』『Geed !』『Belial Atrocious !』}

ゼット「ご唱和ください、我の名を!!」
ハルキ「&bold(){ウルトラマ──ン!!}」
一同「&bold(){ゼ──ット!!}」

ライザー&i(){『Ultraman Z Delta Rise Claw !』}

ハルキがウルトラマンゼット・デルタライズクローに変身し、ヨウコを救い、無事に地上に降ろす。
ストレイジ一同が駆けよる。

一同「ヨウコ!」「ヨウコ!」
ユカ「ハルキがウルトラマンゼット……!?」
ヘビクラ「行け! 終わらせて来い、ハルキぃ!!」
ハルキ「行こう、ゼットさん!! 俺たちの覚悟を、見せてやろう!!」
ゼット「よっしゃぁ! ウルトラ暴れるぞ、ハルキ!!」
ハルキ「押忍!!」

幻界魔剣ベリアロクが飛来し、ゼットの手に収まる。

ゼット「あ、危ねぇ!」
ベリアロク「また面白い奴と戦ってるな。俺にも斬らせろ」

ゼットはベリアロクの剣撃で、そして徒手空拳でデストルドスに挑む。
デストルドスが、D4レイ発射の構えをとる。

ゼット「まずい!」

異次元破壊光線、D4レイが発射される。
ゼットはベリアロクでD4レイを防御する。

ベリアロク「フン、お前らこんなもんか」
ハルキ・ゼット「んなわけ、無いだろぉ!!」

ゼットとハルキは、強烈な光線の威力を必死に堪える。

ベリアロク「色々と面白いものを斬った…… 楽しかったぜ」
ハルキ「え……!?」

ベリアロクが自ら、デストルドスの体に深々と突き刺さり、粉々に砕け散る。

ハルキ「ベリアロクさぁ──ん!?」

ゼットは、メダルの力を持たないオリジナルの姿に戻ってしまい、そばのビルに痛烈に叩きつけられる。
デストルドスはなおも、D4レイ発射の構えをとる。

ユカ「あいつ、またD4レイを撃とうとしてる!?」
ヨウコ「ハルキぃ!! 立ってぇ!!」
一同「立てぇ!」「ハルキぃ!!」

ハルキは、ゼットの体内のインナースペースで、気を失っている。

ヨウコ「立ってぇ──!!」
一同「ウルトラマンゼット──!!」

皆の声援がゼットのカラータイマーに集まり、ゼットとハルキに、これまでにない新たな力が漲ってゆく。

ハルキ「うぅおお──!! まだまだいけますね、ゼットさん!!」
ゼット「もちろんでございますよ! ハルキぃ!!」

ゼットがオリジナルの姿のままで、果敢にデストルドスに挑む。

ゼット「これが最後だ、ハルキ! ウルトラ気合い入れていくぞぉ!!」
ハルキ「押ぉ──っ忍!!」

またもD4レイの破壊光線が放たれる。

ハルキ「&bold(){ゼスティウム光──線──!!}」

ゼットのゼスティウム光線と、デストルドスのD4レイが、空中で激突する。

ヨウコ「ゼット様、ハルキぃ!!」
ハルキ「&bold(){うぉおおぉぉ──!! チェストぉぉ──!!}」

渾身の気合いと共に、ゼットの体にハルキの姿がだぶる。
ゼスティウム光線の軌道が「Z」の字を描き、D4レイを力技で押し戻す。
デストルドスが爆発四散、ゼットは最強の敵を相手に、ついに勝利をおさめる。

一同「やったぁ!」「ハルキぃ!!」

皆が沸き返り、ヘビクラとイナバが固く握手を交わす。

勝利をおさめたゼットが、空の彼方へと飛び去る。
──と思いきや、ゼットが姿勢を崩し、地上に墜落する。
ストレイジ一同が慌てて、駆けつける。

変身の解けたハルキが倒れている。

一同「ハルキ!」「大丈夫か!?」
ヨウコ「ハルキ、ハルキ!」
ハルキ「恰好よく決めるつもりだったのに、ちょっと無理した…… ハハ」
ヨウコ「馬鹿ぁ!! よくやったぞ、ハルキ!!」

ヨウコがハルキに抱きつく。

ハルキ「お、押忍……」

ハルキがストレイジ一同にもみくちゃにされ、手荒い歓迎を受ける。


無人の街角。
黒焦げになったセレブロが、コソコソと動いている。
ヘビクラが、剣を突き付ける。

ヘビクラ「ゲームオーバーだ、セレブロ。コンティニューは無しだ」

そこへ、ユカとカブラギが、虫取り網でセレブロをとらえる。

カブラギ「やったぁ!!」
ユカ「捕ったぞ──!!」
カブラギ「間違いありません、こいつです! こいつが犯人ですよ!」
ユカ「隊長、こいつと戦ってたんですね!」
ヘビクラ「ハハ……」

ヘビクラが背を向ける。

ユカ「隊長! ……また、逢えますよね」

ヘビクラは答えをはぐらかすかのように、視線を反らしつつ、意味深に笑む。

ヘビクラ「じゃあな」

ヘビクラが立ち去る。

ユカ「フフ、さぁ、解剖の時間だよ──!!」
カブラギ「よっしゃぁ!! 姐さん、手伝いますよ!!」


後日。

旅荷物をまとめたハルキを、ストレイジ一同が見送る。

隊員たち「やっぱ、行っちゃうんだな……」「淋しくなりますね……」
ハルキ「宇宙では、まだまだいろんな人が困ったり、苦しんだりしてる。俺、ゼットさんと一緒に、そういう人たちも救いたいんです」
ヨウコ「ハルキらしいね。私たちも宇宙用ロボット出来たら、手伝いに行くから」
ユカ「頑張りますか! 私たちも」
イナバ「簡単に言うな……」
一同「ハハハハハ!」

ヨウコが進み出て、手を差し出す。

ヨウコ「じゃあね」

ハルキはその手を、力強く握り返す。

ハルキ「じゃ…… 皆さん、お元気で! あ、盆と正月には帰ってきますね」
ヨウコ「フフ…… 実家みたいに言うな!」
ハルキ「それじゃ」

ハルキが変身し、ウルトラマンゼットの巨体が地上に降り立つ。
ヨウコたちストレイジ一同が姿勢を正し、敬礼を決める。
ゼットも姿勢を正して、一礼し、空へと飛び立つ。


どこからかベリアロクが飛来し、ゼットの手に収まる。

ゼット「わぁ、危ねぇって!」
ハルキ「ベリアロクさん!?」
ゼット「生きたのか!?」
ベリアロク「俺様は不死身だ。それにお前らといれば、まだまだ面白いものが斬れそうだからな」
ハルキ「押忍! この手が届く限り、皆の命、守るぜ!!」
ゼット「よぉし!! それじゃ行くぞ!! ハルキ!!」
ハルキ「シュワッチ!!」

ウルトラマンゼットがベリアロクを手に、「Z」の字を描きつつ、宇宙の彼方へと飛び去る。


#center(){|BGCOLOR(blue):COLOR(white):CENTER:&big(){&bold(){&color(yellow){平和}を守るため&color(red){ゼット}と&color(cyan){ハルキ}は旅立つ&br()ゼットの&color(cyan){地球}での日々を&color(pink){忘れないでね}}}|}