ソラリスの意思は止まり、過去・現在・未来全てに集まった意志はそれぞれ飛び散り、全員はそれに歓喜すると、スーパー化したソニック、シャドウ、シルバーの3人が戻ると同時にソラリスは元の種火へと戻り、とある空間でエリスとソニックは漂っていた。 エリス「終わった……の?」 ソニック「……いや」 ソニックは眩い光に気づく。 ソニック「ソラリスの種火だ」 2人はソラリスの種火の元へ向かうと、そこにはソラリスを見ているソレアナ国王と少女時代のエリスがいた。 ソレアナ国王「ごらん エリス、これが私たちの希望の炎 ソラリスだよ」 少女エリス「とってもきれい……」 ソレアナ国王「この炎が力を発揮するようになったら、世界はきっと変わる、ソラリスは時間を操り 歴史をも動かす、人は過去の過ちを正し 悲しい運命を避けて進むことができるようになる」 少女エリス「お母様にも会える?」 ソレアナ国王「そうだよ エリス、お母様が私たちの元に帰って来るんだ」 2人は振り向き、ソラリスの元を立ち去ると、ソニックとエリスはソラリスの種火を見る。 エリス「すべてはここから始まった、最初はこんなにちっぽけな炎だったのに」 エリスが触れると結界は消え、ソラリスの種火を持つ。 エリス「この炎を消してしまえば、ソラリスは世界に生まれず、『炎の災厄』も起こらずに済むのですね。そして……、私とあなたの出会いも、存在しなかったことになる。私は……本当は……、たとえ世界がどうなったとしても……!」 ソニック「エリス、Smile」 ソニックの言葉にエリスは笑顔になり、ソラリスの種火を吹き消す。 夜のソレアナ王国。 最初とは変わらずソレアナの祭典が行われていた。 夜空に花火…街中の人々は大喜びにはしゃいでいた。 そんな明るい祭典の中、川に浮いている船に乗る人物がいた。 彼女はソレアナのプリンセス、『エリス』。 彼女は喜ぶ人々に笑顔で手を振るなか、ソニックが音速で走り、船に乗ってるエリスを見て再び走ると、エリスは大きな風に気づき、1つの白い羽根が飛ぶ。 神官A「エリス様?」 エリス「今 だれかがわたしを呼んだような」 神官B「きっと 風のせいでございます」 エリス「そうね。でもなんだか、懐かしい感じがしたの」 何も大きな事が起きないかのように祭典が行われてる中、建物の屋根の上でエリスを見守ってるソニックがおり、白い羽根が月に向かった所で終わる。 スタッフロール。 #center(){ (終) }