機動武闘伝Gガンダム(漫画版)の最終回

ドモン「われら新生シャッフル同盟の名にかけて!デビル(ガンダム)を倒すぞっ!!」
新生シャッフル同盟がネオジャパンコロニーと一体化したデビルガンダムと戦う。

Final Round VSデビルガンダム~Gファイターよ永遠に~

ドモン「でぇぇぇいっ!!」
ゴッドガンダムが触手を切り裂くも、触手は再生する。
チボデー「だめだ、キリがねェぜ」
ドモン「くそっ」
ジョルジュ「DG細胞ですぐに修復してしまいます」
ウルベ「みたか、デビルGの力を。全宇宙はデビルGの前にひれふすのだ!!」
ドモン「ウルベ!!これがキサマの本性かーーーーウルベ!!」
ウルベ「礼をいうよ、ドモンくん。わたしのためにデビルGを手にいれてくれて。わたしの計算どおり、きみの家族を思う心がファイターとしての能力を十分ひきだしてくれたようだ」
ドモン「よくもオレを利用したな」
ウルベ「そう怒るな。きみにいいものをみせてやろうーーーーフフフ・・・さあどうだ」
ドモン「!!」

ウルベが見せたのは、デビルガンダムの生体ユニットとして取り込まれたレインだった。
ドモン「レイン!!」
ウルベ「女性を生体ユニットにするというウォンのレポートは正しかった。デビルGの三大機能はきわめて順調に動いている」
ドモン「レイン!レイン!こたえろ」
ウルベ「きみの声だろうとも彼女にとどかん。かわりにわたしが丁重におもてなししようーーーーデビルGのいけにえとしてなっ!!」

ウルベが触手の巻き付いた右腕を上げると、腕の形をした巨大な触手がシャッフル同盟を吹き飛ばした。
ドモン「ぐわっ」
ウルベ「世界最強のGファイターがまるで虫ケラだ、Gファイトなで茶番にすぎぬということだ」

ナスターシャ「いかん!このままではあぶない!援護射撃だ、ミサイル発射!!」
ナスターシャ達シャッフル同盟のサポートクルーの乗るゴルピーⅡがデビルコロニーにミサイルを撃つも、全く効かなかった。
ナスターシャ「だめだ!歯がたたん」

ドモンの元へミカムラ博士からの通信が来た。
ミカムラ「ドモンくん、きこえるか」
ドモン「ミカムラ!!キサマまだーーー」
ミカムラ「わたしが突入口をひらく。内部にはいり動力炉を破壊するんだ。同時にカッシュのカプセルを放出する、あとは博士にきいてくれ」
ドモン「!!、なに?」
ミカムラ「きみたち親子に申しわけなく思っているーーーすべてわたしの責任だ。だがレインには罪はないーーーレインをたすけてやってくれ」
ドモン「・・・ミカムラのおじさん・・・」
ミカムラ「わたしはもうだめだ、ウルベに撃たれた・・・ドモンくん、レインを・・・レイン・・・たの・・・む」
(とうとうおまえには、かなわなかった・・・・カッシュよーーーーー)
ミカムラがスイッチを押すと、そのブロックが爆発し、カッシュ博士の眠るカプセルが射出された。

ドモン「父さんっ」
ゴッドガンダムがカッシュ博士のカプセルを受け止めた。
アルゴ「ドモン、博士はナスターシャにまかせるんだ」
サイシー「はやく内部に突入しないと、穴がふさがっちゃうよ」
ドモン「そうだな!いくぞ!!」
ジョルジュ「レインさんをまたせてはいけませんよ」
チボデー「さっさとカタをつけようぜ」
ドモン「デボルGの体内に突入だ」

シャッフル同盟がミカムラの開けた穴から、デビルコロニーの内部に突入した。

ウルベ「コロニー動力炉にむかったかーーーバカめ!そこをキサマらの墓場にしてやる、フフフ・・・・」

ドモン「ここだ、コロニー動力炉」
シャッフル同盟はコロニー動力炉に着いた。
ドモン「なにぃ!?こ・・・こいつは!!」
デビルコロニーの動力炉は、デビル四天王を合体させた様な姿の巨大MFだった。
ドモン「デビル四天王合体MF!?」
ウルベ「そのとおりだ、シャッフル同盟の諸君!!このグランドマスターガンダムこそ、DGの動力炉であり、最強の守護神なのだ!!」
合体MF、グランドマスターガンダムにはウルベが乗っていた。
ドモン「ウルベか!ならばキサマを倒し、DGをとめてやるっ!!」

ドモン「爆熱ゴッドフィンガー!」
サイ=サイシー「真流星胡蝶剣!」
チボデー「マシンガンパーンチ!」
ジョルジュ「ローゼスハリケーン!」
アルゴ「ガイアクラッシャー!」
シャッフル同盟の必殺技がグランドマスターガンダムに炸裂した。

ドモン「やったか?」
だが、グランドマスターガンダムは健在だった。
ウルベ「クックックッ、ひさしぶりのGファイトだ。そう簡単に終わってじゃつまらない」
サイ=サイシー「!!」
ドモン「そんなーーー、オレたちの技が通用しないのか」
ウルベ「しってるか?四年前、わたしもNJのGファイターとして決勝戦までいったのだ。そのとき、わたしは思いしった。世界を支配するのはGファイトなどではなく、絶対的な力だとな」
「だからデビルGにであったあのとき、わたしは全身がふるえたよ」
グランドマスターガンダムが両手から電撃を放ち、シャッフル同盟を攻撃する。
シャッフル同盟「「「「うわあああっ」」」」」
ウルベ「この仮面の下の傷とともに、わたしに野望をうえつけた」
ウルベが顔の右半分を覆っていた仮面を外すと、その下はDG細胞が広がっていて、更に触手が巻き付いていく、
ウルベ「デビルGこそ最強の力!!人類など滅びて・・・滅ビテシマエバヨイノダ!!」
ドモン「なんてこった、やつはもうウルベじゃないーーーーデビルGそのものになっている!!」
ウルベが完全にDG細胞に覆われ、胸にデビルガンダムのガンダムヘッドの顔が浮かんだ。
ウルベ「カカカカ・・・人類抹殺!!地球モ吸収シテヤル!!」
デビルコロニーから巨大な触手が伸び、リングロープを張っていた人工衛星を破壊しながら、地球に向かっていく。

ナスターシャ「デビルGの触手が地球に!!あの触手が地上にとどいたら、地球がデビルGになってしまう」

ドモン「ぐおお、体が!」
チボデー「だめだ、うごけねェ」

カラト「カッシュくん、はやくめざめてくれ!!」

デビルコロニーの触手が地球の空まで来た。
マリアルイゼ「もうだめですわ」

アレンビー「クレッセントフープショーットッ!!」
一本の触手が切断された。その攻撃を放ったのはーーー
アレンビー「高機動(スーパー)ノーベルガンダム参上!!地球はアンタなんかにわたさないよっ」

ナスターシャ「アレンビー=ビアズリー!?」
バニー「アレンビーだけじゃないわ」
「ランバーG、マンデルG、マーメイドG、ネーデルG。―――いいえ、これは!!」
「世界中のガンダムがたちあがったのよ!!」
世界各地のガンダムがデビルコロニーの触手の迎撃に向かっていた。

ウルベ「クズドモメ、昨日マデノ敵同士ガ突然アツマッテ何ガデキルノカ」

カッシュ「いいや!!人類が力をあわせれば、デビルGとて倒せる!!」
カッシュが目覚めた。
ナスターシャ「カッシュ博士!!」
カッシュ「今こそみんなで巨大な敵にたちむかうのだ。ドモンよ、がんばれ!!」
ドモン「父さん・・・」
アレンビー「ドモンがんばって!拳をまじえた仲間のきずな、みせてやろうよ」
ドモン「アレンビー・・・オレだって、オレだってこんなことぐらいで」
?「そうだドモンよ、キンブ・オブ・ハートの力、そんなものではないはず」
ドモン「!!」

ドモンは、死んでいった師、東方不敗と兄、キョウジ、母、ミキノの幻を見た。
東方不敗「流派東方不敗を継ぐものがあきらめるな。たちあがれドモンよ」
ドモン「支障」
キョウジ「デビルGの暴走をとめるんだ!レインをたすけろドモン!!」
ドモン「兄さん、母さん」
レイン(ドモン!)
ドモン「レイン!!オレはもう失いたくない、かけがえのない人々をーーーみんなとともに生きたこの世界をーーー!!」
ゴッドガンダムが立ち上がり、ハイパーモードを発動させる。

チボデー「オレたちもやるぜ!!」
アルゴ「たとえこの体くだけようとも」
ジョルジュ「同じときをわけあった友とならば」
サイ=サイシー「悔いはのこらないさっ」

シャッフル同盟に支えられたゴッドガンダムが石破天驚拳の構えをとる。
ドモン「オレの拳が真っ赤に燃える。勝利をつかめと轟きさけぶ!」
ウルベ「ナンダコノ輝キハ・・・」
ドモン「母なる大地よ、オレたちに力を。爆熱石破天驚拳」
シャッフル同盟「「「「「シャッフルアタークッ!!」」」」」
ウルベ「グアアアァァアアッ!!」
シャッフル同盟が放った一撃が、グランドマスターガンダムを粉砕した。

ナスターシャ「やっか!?」

デビルコロニーで爆発が起きた。

アレンビー「動きがとまった」

カッシュ「いやまてっ。まだだ!!」

グランドマスターガンダムが再生し始めた。
ドモン「!!、再生をはじめた!?」
チボデー「これほど破壊されてもか!?」
ドモン「父さん、これは」
カッシュ「生体ユニットだ。あれをとりのぞかねば再生がはじまる。レインさんを救出するのだ。それしか方法はない、いそげ!ドモン。チボデーくんは動力炉が再生しないように攻撃をつづけるんだ!たのむぞ!!」
チボデー「わかった、いけーっ、ドモン。ここはオレたちにまかせろ」

ドモン「レイーーーーンッ!!」
ゴッドガンダムは単身、デビルコロニーの中央に向かった。
ドモン「デビルGのコア中枢だ・・」
「!、デビルガンダム!?」
そこにはもう一つのデビルガンダムがあり、そのその胸部にレインが囚われていた。
ドモン「レイン!!」
デビルガンダムが胸部のハッチを閉め、直立した。

ドモン「変形した!!戦う気か」
デビルガンダムのパンチがゴッドガンダムを吹き飛ばす。
ドモン「がはっ」
デビルガンダムは更に肩から触手を伸ばし、ゴッドガンダムを攻撃する。
ドモン「中にはレインがいる!脱出してくれレイン!攻撃ができない」
デビルガンダムは尚も攻撃を続ける。
ドモン「レイーーーンッ」

カッシュ「ドモン!レインさんの心をひらかねばDGから開放されない」
ドモン「父さん、どういうこと?」
カッシュ「どうもレインさんの心に罪の意識があるようだーーーミカムラ博士の行動に責任を感じているのだろう。DGに完全支配される前におまえが目覚めさせるのだ」
ドモン「――――しかし、どうすれば」
ゴッドガンダムがデビルガンダムのパンチを喰らった。
チボデー「なにいってんだ。男らしく告白すりゃあ、いんだよ」
アレンビー「レインはドモンをまっているのよ。傷ついた心を会いでつつむのよ」
ドモン「おぅ!!!」
ドモンがゴッドガンダムから出た。
ドモン「レイン!!オレの話をきいてくれ。きみの今の気持ちはよくわかるーーーが、オレはきみがいたから勝ちすすめたんだ!オレにはきみが必要なんだ!だからここまでむかえにきた。レイン!オレはきみが好きだっ!!これからもずっとオレのパートナーでいてくれ!!」
レイン「あぁ、ドモーンッ」
レインがデビルガンダムから飛び出して、ドモンの元に飛び込んだ。
レイン「ドモン、ごめんなさいーーーーわたし・・・」
ドモン「もういい、何もいうな。さあ二人でデビルガンダムを倒すぞ!!」
レイン「ハイッ」

ドモン・レイン「「愛と友情と美しい地球と人類の未来のために、爆熱!!石破天驚拳!!!」
ドモンとレインとゴッドガンダムが放った石破天驚拳は、デビルガンダムを完全に粉砕し、
デビルコロニーも大爆発した。
ドモン「デビルGの最期だっ!!!」

チボデー「ドモンとレインは?」
ジョルジュ「無事なのですか?」
サイ=サイシー「あ!あれは!ゴッドガンダムだ」
アレンビー「あぁ・・・ドモォーンッ!!」
風雲再起に乗ったゴッドガンダムが爆発の中から出てきた。
ドモン「さぁ帰ろう・・・兄さんや師匠が愛した地球へ」
レイン「えぇ」

機動武道伝Gガンダム おわり

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最終更新:2020年03月08日 19:14